クロニクルモルトを悪用したかったデッキ
※注意※
この記事のデッキは超欠陥構築になっており序盤の回し方は絶対にできません。序盤の回し方はあくまで「やりたかったこと」として流してください。最後の方にしっかりちゃんと回る回し方を載せてありますのでそちらを参考にしてください。
令和2年6月10日、ついにクロニクル最終決戦デッキのドラグハートの方の主役カードがコロコロにて公開されましたね。
最終龍覇(ファイナルりゅうは)グレンモルト
光と闇の要素がどこにあるのか・・・
知り合いによると「グレンと仲間関係にある文明が闇と光だから」説があるとのこと、普通に納得です。
能力としては
・デイガ(赤黒白)カラーのコスト7のコマンド・ドラゴンもちのヒューマノイド爆のドラグナーのクリーチャー
・SAでパワードブレイカー持ちで場のドラグハート1枚につきパワー+3000でこいつが離れるときに自分のドラグハートを任意で1枚超次元に戻して良い(置換効果のためレオザワルドの除去体制を貫通します。)
・出た時と自分のターン開始時にマナの文明と一色でも同じコス5以下のドラグハートウェポンを1つ装備できる(オウギンガ君さようなら・・・)
壊れちゃった・・・私の除去体制・・・
こんな感じの能力で目立つ点としては
・色さえ合えば大体のウェポンは装備できる
・7コストなのでほとんどのサイン系呪文で出せる(イメンは別)
・ドラゴンでありコマンド
・多色(強い組み合わせかは別)
ですね。
で今回はこいつを使ったデッキを作ったのでその紹介です。
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※ファンクラプソディ=新規モルトでお願いします
「貴様はまた何のデッキを組んだんだ」世間一般の99割の方はそう思うかもしれません、僕はそうは思いませんけど。
デッキ名は「4C∞ターンモルトロック」です
∞ターン?どうやるんだ・・・?
そう思う方も多いと思うのでまず∞ターンをする方法を紹介します。
・(やりたかった)∞ターンの行い方
この∞ターンの取り方は割と知名度の高い方かもしれませんが一応わからない方のために紹介します。
まず盤面に《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》《禁断機関 VV-8》《Dの禁断 ドキンダムエリア》があること(封印がついてるついてないはどっちでもいいですが今回はわかりやすくするためについてない体で行きます。)
そして青含めた5マナがあり手札に《天命龍装 ネバー・エンド/ナウ・オア・ネバー》《龍素記号 Sr スペルサイクリカ》そして何か呪文(今回は《ジェラシー・ベル》とします)があり、墓地になんかの呪文(今回は手札と同じ《ジェラシーベル》とします)がある状態であること
これが初期盤面です。
まず5コス支払って《ナウ・オア・ネバー》を打ってサイクリカを出し戻します。その後《サイクリカ》効果で《ナウ・オア・ネバー》でまた《サイクリカ》を出し戻します。最後に《ジェラシー・ベル》を打って手札の《ジェラシー・ベル》を捨てます。そうするとこの行動だけで水の呪文を2回打ったので《リンシャンカイホ》の効果が発動します。
水の呪文を打つたびに場のカードを1枚持ち主の手札に戻せるのでここで《VV-8》を指定します。そうすると《VV-8》が離れるときに《ドキンダムエリア》の効果で《VV-8》の上に封印が付きます。次に《リンシャンカイホ》の効果2回目でここで《VV-8》の封印を指定して手札に加えます。
そうすると封印が外れるのでEXターンを獲得します。
これを毎ターン繰り返すことで自分のターンを繰り返せます。
ちなみにフィニッシュ方法は
・《単騎連射 マグナム》と《瞬封の使途 サグラダ・ファミリア》での疑似単騎ラフルル
・《英知と追撃の宝剣》と《リアリティ・ヴォイド》と《ジェラシー・ベル》による手札、マナ、場を空にして何もさせずにLOさせる完全ロックLOプラン
の2種類です。下の完全ロックLOプランの動きに関してはカードショップHEROさんのチャンネルのこの動画を参考(という名のパクリ)にさせていただきました↓
ここまでくると疑問に思う方もいると思います。
あれ?モルトどこ行った?
安心してください、それ含めてこれから採用理由に移っていきます。
それぞれの採用理由
deck makerの順番で紹介していきます
メインデッキ
・《セイレーン・コンチェルト》
序盤にマナに埋めたパーツ回収要員兼エビデンス龍解要員その1です。
殿堂なので1枚。こいつを使ったコンボデッキは大抵悪いことしかしない。
・《ルソー・モンテス/法と契約の秤》
序盤は上でハンデスしながら墓地に呪文やモルトを落とす、そして下面はモルトを蘇生する用です。一応3枚ですが足りなかったら4枚にしていいかも。
・《瞬風の使途 サグラダ・ファミリア》
タップしてる間、相手の呪文のStTを封じるとんでも呪文メタです。
呪文主体のカウンターデッキはこいつでビートすると詰む可能性が高いです。殿堂なので1枚。赤白メタビ許さん。
・《リアリティ・ヴォイド》
黒入りランデスデッキのお供。次のターン、相手は手札からのマナブーストができません。緑がないデッキはこいつ撃ち続けるだけで動きが止まるレベルです。またフィニッシュのカードでもあるので4枚ですが3枚にしていいカードでもあります、そこは自分で調整してください。
・《U・S・A・BREELA》
GR絶対殺すマン。このデッキの序盤のメタカードです。こいつ立てとけばデイヤーとバーンメアの動きは鈍ります、鈍るだけです。そこまで重要なカードではないので2枚。個人的に自由枠なのでミクセルやプーンギでもありです。
・《単騎連射 マグナム》
STクリーチャーを絶対に許さないとんでもロックカード。一時期単騎ラフルルという有名なコンビもあったほど有名なカードです。(相方はプレ殿)
殿堂なので1枚。ちなみにこいつとタップ状態のサグラダを立てて殴りに行くと人が死にます。
・《ジェラシー・ベル》
1枚捨てれば2枚ハンデスできるアドの塊。こいつで手札の呪文を捨ててリンシャンカイホを早出しできるようにする、また完全ロックLOプランのハンデス担当。一応2枚だけど個人的に足りない気がする。
・《Dの禁断 ドキンダムエリア》
このデッキの主軸カードその1です。自分のクリーチャーが離れるときに封印を付けます。またターン開始時にD2スイッチで自分の封印を6枚まで取れますが正直使うかどうかは微妙です。主軸カードの一つなので4枚。
・《インフェルノ・サイン》
トリガー持ちの蘇生呪文、4枚目の《法と契約の秤》のような立ち位置、差別点としてはトリガー持ちなので相手のターンにモルトを立てれるギミック付き、殿堂なので1枚。こいつもう解除していいんじゃない、ダメ?
・《ドラゴンズ・サイン》
モルト出撃カード兼受け札。トリガーでモルトをブロッカーにして立てることも可能。その際、ターンが返ってきたときにはすでにウェポンが2枚もある状態にできる。ホーリーエンド出して1発で止めるのもあり。とりあえず3枚で様子見。ロージアどこ・・・ここ?
・《機術師 ディール/「本日のラッキーナンバー!」》
ツインパクト発の殿堂入りカード。主に下をつかいます。ネバーサイクリカのプランでロックをかけながらエビデンスを龍解させたり、相手の痛い数字宣言して相手の動きを阻害したりできる万能札。上は《ナウ・オア・ネバー》で出し戻しで相手をバウンスさせるという芸当もできる。殿堂なので1枚。カリヤドネを許すな。
・《禁断機関 VV-8》
このデッキの主軸カードその2。出た時にデッキトップ5枚から2枚を手札、3枚をデッキトップに戻してから3枚封印をつける。このデッキでは《聖剣ナ・ベイベー》の効果で落としたこいつをサイン系呪文で蘇生するなんてこともできる。(てかそっちの方がよくやる説まである)動きに関しては上の∞ターンの行い方参照。殿堂なので1枚。こいつを殿堂に追いやったデッドダムドは全VV-8使いに謝罪しろ(テコ〇ダー朴)
・《最終龍覇 グレンモルト》(ファンクラップソディの枠)
ここまで読んだ人は「こいついる?」と思ってる人が大半だと思います。はい、めっちゃいります。なぜならこのデッキを掘り進める役割、QEDを出すためのドラグナー、盾落ちケアの3役を兼ね備えたカードです。また後程紹介しますがこのデッキのドラグハートはこいつで出せるのであればこれから紹介する3枠を除いてすべてフリーです。ガイオウバーンなり入れてあげてください。一応3枚。クロニクルデッキはリュウセイ派です。
・《天命龍装 ホーリー・エンド/ナウ・オア・ネバー》
運営が生み出した可能性と恐怖のパワーカードです。主に受けにもなり、今回の主軸カードその3でもあります。ちなみにこのデッキの場合、事前にドラグハート付きモルトを出しておかないとこれでモルトを出しても無駄にネバーを使うだけで終わりになります。主軸カードなので4枚。
・《龍素記号 Sr スペル・サイクリカ》
このデッキのバグパワーカードその2、常に殿堂候補に入るやべーやつ。
このデッキの主軸カードその4。こいつと《ナウ・オア・ネバー》で呪文を使いまわしてQEDへ龍解するサポートをしたり、相手のマナと手札を削ったり、マナを増やさないようにしたりと悪いことしかしません。主軸カードなので4枚
・《英知と追撃の宝剣》
盤面とマナを2枚ずつ処理できる便利屋さん。やってることがあたおか。このデッキのランデスカード。人によっては発作も起きるかもしれない。殿堂なので1枚。
・《龍素記号 Mj リンシャンカイホ》
墓地の呪文をシャッフルデッキに加えてシャッフルすることで軽減して出せる大型クリーチャー。水の呪文を唱えたら場のカードを戻せるこのデッキの主軸カードその5。主軸なので4枚。
ドラグハート
・《聖剣ナ・ベイベー/六剣ロール》
主にウェポン側を使います。攻撃時に墓地を6枚肥やせるのでリンシャンカイホの軽減や山を掘る用に使えます。本当に龍解するくらいなら超次元に戻すレベルです。1枚あればOK
・《百獣槍 ジャベレオン/百獣聖堂 レオサイユ/頂天聖 レオザワルド》
画像がちっせえ!
このデッキの盾落ちケアカードです。これもウェポンを主に使いますがクリーチャー面も優秀です。ウェポン面は装備クリーチャーが離れる時代わりに盾を1枚回収する、フォートレスは光のクリーチャーが離れるときかわりに盾を回収、クリーチャー面はブロッカーのTブレイカーで自分のシールドがなければ場にとどまり、相手がゲームに勝つ、もしくは自分がゲームに負けるとき代わりに自分のドラグハートでないクリーチャーを破壊することでゲームを続行します。ちなみに表向きの盾が3枚ある状態でこいつと《サッヴァーク✟》がいるとゲームに負けない状況を生み出せるというのは有名な話。一応1枚あればOK
・《真理銃 エビデンス/龍素王 Q.E.D.》
こいつは他の2枚と違って龍解させて使います。まず龍解させる主な手順としては《ナウ・オア・ネバー》→《サイクリカ》出し戻し→墓地から《ナウオアネバー》→《サイクリカ》出し戻し→墓地から水の呪文を唱える。これだけで龍解条件達成です。
そして龍解したらこのデッキはより回り安くなります。各ターン水の呪文を1度だけタダで唱えられるのでそこでネバーサイクリカをしてロックをかけていくのが理想です。1体いれば十分ですが2体入れるのもありかもしれません。
採用価値のあるドラグハート
・《覇闘将龍剣 ガイオウバーン/勝利の覇闘 ガイラオウ》
《ドラゴンズ・サイン》でモルトを出したときに装備すればブロッカーを持っているので簡単に2回バトルできるので龍解しやすいです。またクリーチャー面も実質相手のクリーチャーを止められることができるので採用価値は全然あります。
・《伝説の救世主 ワタル/龍神丸》
こいつもモルトがサインで出た時に強いドラグハートです。まず単色もしくは零文明のクリーチャーであればブロッカーを得たままパワー77000でバトルに入り、バトルに勝ったら1ドロー、1ブースト、クリーチャーをバウンスし、盾追加とアドを稼ぎまくることができます。入れて損はないです。
一応この2枚のドラグハートはカウンター性能も高いのでお勧めです。
また今回グレンモルトを採用した理由は《ドラゴンズ・サイン》から出せてこれらのドラグハートを使えるという点が優秀だったからです。またサイン系呪文は主にメインデッキのカードに作用しますので選択の幅が広がります。これがメタルアベンジャーやサイキックにはない利点です。
謝罪
すまんかった。冒頭にも言いましたがこのデッキは最初に書いた回し方では絶対に回りません。なぜなら《ドキンダムエリア》の封印をつける機能が強制なせいでネバーサイクリカが不発します。また《レオザワルド》を出した状態でも同じようなことが言えます。これに関してはこの記事を書いてる途中に気づきました、本当に申し訳ないので即興で考えた回し方を下に書いときます。
現実を直視した回し方
まず盤面に《Q.E.D.》《リンシャンカイホ》《ドキンダムエリア》封印の付いた《VV-8》
手札に《ナウ・オア・ネバー》《サイクリカ》×2
墓地に水の呪文《英知と追撃の宝剣》もしくは《「本日のラッキーナンバー!」》もしくは《セイレーン・コンチェルト》
手順1
《Q.E.D.》効果で手札から《ナウ・オア・ネバー》を無料詠唱→サイクリカを出して封印→《リンシャンカイホ》効果で《ドキンダムエリア》をバウンス→サイクリカ効果で《ナウ・オア・ネバー》から《サイクリカ》を出し戻してコマンドが出たので《サイクリカ》の封印を剥がす→水の呪文詠唱して効果解決→《リンシャンカイホ》の効果で《VV- 8》の封印を剥がす(禁断機動)→《リンシャンカイホ》の効果で《サイクリカ》を手札に戻す→《ドキンダムエリア》展開→《セイレーン・コンチェルト》などの低コスト呪文を手打ち→《リンシャンカイホ》の効果で《VV-8》を指定して《ドキンダムエリア》効果で封印をつける。
これで盤面が戻ったのでエクストラターンを毎ターン取ることができます。残ったマナで相手の盤面を壊して遊んでください。
騒がせてしまいすまんかった。
最後に
ここまで記事を読んでくれてありがとうございます。
これじゃあ悪用できてないと思うかもしれませんが《Q.E.D.》が今回のモルトのおかげで出しやすい、それでいて受けも固くなると考えるとしっかりモルトを非正攻法で使えたのではないでしょうか。
といいましたが個人的にも悪用できたかというと個人的にも微妙に感じます。なので次もクロニクルモルトを、今度は正攻法(個人差あり)で使ったデッキを紹介したいと思います。
これに関してはもうこっちのミスなのでいいね求めないです()
とりあえず∞ターンを得るというコンセプトだけは守れてよかったです。それでは次回
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