見出し画像

自由登校受け入れた、その先。

週2、3回の自由登校の陽ちゃん。
登校しぶり、学校に行けないからの母子登校を経て今は自由登校中。(ハイブリッド登校)

3年生の1学期も終わり、この娘の生活も一年が過ぎた。
わたしの気持ちも落ち着き、おたがいの需要と供給がうまく回り始めたのか、時が解決してくれたのかわからないけど、 落ち着いたのかなと思っている。

母子登校も苦戦していたけど、ドクターから

もう離れられるんじゃないかな?
お母さんがいないとダメって誤作動を元に戻すために、お母さんも腹を決めて離れてみたらどう?


そんな後押しもあって、学校に送って行ったら5分以内に帰るようになった。はじめは大泣き。先生にも助けてもらい徐々に、ママは送ったら帰る人とインプットできたようだ。そのかわり、帰ってきたら我慢が爆発する日もあるけど、わたしも今日は頑張ったんだなと受け入れるようにしている。


この前陽ちゃんの同じクラスの男の子のお父さんと話す機会があった。
話すと言ってもお父さんはもうすでに酔っ払っていたが。

そのお父さんは息子の優しさは長所だけどもっと強くなってほしいと話していた。優しさを利用されるようになってほしくないと。いろんな父親の思い。わたしは母親だからあんまり強さみたいなことはこだわってこなかったけど、主人も時々口にする。男って大変な社会で生きてるんだな。改めて感じた。

ふと、思った。自由登校を我が家は受け入れた。学校には時間割通りじゃない時だけお手紙くださいとお願いしている。月にして3、4回だろうか。
その手紙を持ってきてくれるのが、近所の優しい男の子だ。たまの休みだったらありがとうでいいのかもしれない。でも我が家は、みんなと違う登校を受け入れたとなった時、優しい男の子に月数回の手紙をありがとうで受け取っていいのかなーとふとその子のお父さんの話しから思うようになった。
 

 主人も、

反対やったら嫌やな。ずっとやで。たまたま近くに住んでるだけで。


わたしも同感。長い夏休み。もう少し考えて先生と我が家で完結できる方法を考えようかなーと思っている。

みんなと同じ生活ができることを信じて悩んできたから、人に頼ってることさえ思考回路に存在しなかった問題。少し視野が広くなったことでまた気づくこともあるけど、それは悪いことではなく、一歩進んだ結果だと思いたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?