日経新春杯2024 全頭診断・予想(ネット予想)

○収支
マイナス1700円
全外し

○振り返り
・馬選び
4歳馬のレベルが低いという先入観があり、フラットに4歳馬を見れていなかった。また、見方も雑であった。
地力では、コース適性もあり7や6とつけていたにも関わらず、評価していなかったのはサヴォーナ・サトノグランツは問題であり、また明らかに適性が変わる菊花賞で評価をつけたのも問題。
適性はあくまで同一舞台と同じ、ないしは近い距離で判断すべし。

また、古馬に強そうなメンバーがいたのもあり、4歳馬を除いた穴狙いといった形で狙ってしまい、全頭の中から強い馬を選ぶという根底のコンセプトを忘れていた。
その中で、穴を狙って中途半端に4歳のシンリョクカを狙ったのも問題。

以上は、技術的な予想の中で4歳馬をレベルが低いという先入観でちゃんと見れていなかった。

また、メンタル面ではブローザホーンと心中できなかったのも良くなかった。
メンバーの中で一番強いとわかっていたブローザホーンを心房細動の反動を懸念して軸で買えなかった。
反動があったらあったで割り切るメンタリティが大事。

・馬券
ブローザホーンがワンチャン飛ぶと予想した中では最善でミスはない。
ただ、3連複の点数は多かった。
ベストは3頭選んでワイド2点と3連複1点

・学び
心房細動での競争中止明けのレースでは基本影響はない。ただし、追い切りは変わったところがないかよく見る。
フラットに見て、コース適性・馬場・展開も考慮に入れつつ、強いと思う馬を2頭ないしは3頭選ぶ。
4歳馬に関しては、今回の出走馬のレベルをG3レベルと見ていたが少なくともサヴォーナ・サトノグランツ・ハーツコンチェルトはG2レベルの力はあるとわかった。
事実と妄想を区別して、事実で考える。
推せる馬とは馬券的に心中する覚悟が必要。

○買い目
1700円
・レッドバリエンテ軸、ワイド流し1点500円 合計1000円
相手
ブローザホーン
ハーツイストワール

・3連複フォーメーション 1点100円 合計700円
1列目
レッドバリエンテ

2列目
ブローザホーン
ハーツイストワール

3列目
ブローザホーン
ハーツイストワール
ヒンドゥタイムズ
ディアスティマ
シンリョクカ


○買い目候補
1700円
・レッドバリエンテ軸、ワイド流し1点500円 合計1000円
相手
ブローザホーン
ハーツイストワール

・3連複フォーメーション 1点100円 合計700円
1列目
レッドバリエンテ

2列目
ブローザホーン
ハーツイストワール

3列目
ブローザホーン
ハーツイストワール
ヒンドゥタイムズ
ディアスティマ
シンリョクカ

○予想
昨年のターコイズステークスや中山金杯から、2023年のクラシック戦線でG1で実績をあげれなかった馬は軽視。
京都金杯の結果から昨年クラシック戦線にはあまり出ず、古馬と交ざって順調にクラスを上げていった馬は評価していきたい。
今回は2023年のクラシック戦線で結果が出なかった馬ばかりなのと、古馬はG2級の馬もきちんといるため、4歳馬は総じて軽視して買わない。
リビアングラスのグレイトフルSを見るに、菊花賞で競っていた馬は、今いまはG2クラスの馬とやり合うには厳しいか。


レッドバリエンテ


ブローザホーン


ハーツイストワール

ヒンドゥタイムズ
ディアスティマ

シンリョクカ

○コース
開幕初週だが、時計のかかるタフな馬場。
シンザン記念を見ると、外差しも効く馬場ではあり、内外はフラットと見るのがよしか。
コースとしては第一コーナーまでかなり距離があり、そこまでにポジション取りが終わるためスローで流れる可能性が高い。

○展開予想
スローからの坂の下りからベースが上がる展開。
ディアスティマとリビアングラスが逃げ候補だが、リビアングラスが行き足つかず、ディアスティマが逃げると予想。
リビアングラスは番手予想だが、最悪前走の感じから中団くらいになる可能性もあると予想。
枠・ジョッキー的にも先行してポジションが取れるレッドバリエンテが3番手くらいの内で足を使わずに先行。
ハーツコンチェルトとブローザホーンだが、前でも競馬できるブローザホーンがスロー展開になるところから中団の前につけると予想。ブローザホーンの外に外枠から先行してきたヒンドゥタイムズがつける。
サヴォーナ、サトノグランツはポジションが取れても大外からだブローザホーンの後ろか外あたりが限界か。
ハーツイストワール、ハーツコンチェルト、シンリョクカは後ろから足を溜める展開。

向正面でサヴォーナ、サトノグランツあたりは押し上げてくる可能性はあるが、基本この隊列で最終直線に向かう。
下りからペースを上げたディアスティマを最後に、レッドバリエンテがかわして先頭に立つ。
ハーツイストワール、シンリョクカが後ろから猛烈な足で追い込んでくる。
前で、レッドバリエンテ、ブローザホーン、ヒンドゥタイムズ、ディアスティマが粘り、この6頭で3着までの大混戦の中、レッドバリエンテは内で残した足を使い、1着で入線。
2着は、ブローザホーンの想定だが、前走競争中止と同部隊で精神的にNGであれば、ハーツイストワールが入ってくる。
3着は、ヒンドゥタイムズ、ディアスティマ、シンリョクカの混戦。

○隊列予想
・先頭
ディアスティマ
リビアングラス
レッドバリエンテ

・中団
ブローザホーン、ヒンドゥタイムズ

サヴォーナ、サトノグランツ
リレーションシップ

・後方
ハーツイストワール
ハーツコンチェルト、シンリョクカ
カレンルシェルブル
ナイママ
インプレス

○短評
・サトノグランツ 牡4 57.5 川田 先行・差し 地力6 距離○ コース適性○
中団好位につければ、最後差せる足はある。ただし、後ろからになるとその後全く行き足がつかず凡走してしまう。
同舞台での勝ち鞍はあるも、菊花賞で見せたズブさがあるのと、今回はG2でも上位の地力を持つ馬が多く、軽視したい。
また、4歳にしては斤量が厳しく、それを跳ね除ける地力はまだないように思うに感じる。

・サヴォーナ 牡4 56.0 池添 先行・差し(逃げ・追い込み) 地力6 距離○ コース適性○
脚質の自在性の高さは魅力。また、大型馬のパワー型なので、舞台としても合うように見えるが、3歳時のクラシック戦線で勝ちきれていない点は、まだ成長の見込みを感じる。
調子は良さそうだが、枠並び的にポジションが取れるようには見えず、ここでは軽視したい。

・ハーツコンチェルト 牡4 55.0 松山 地力7 距離○ コース適性△
地力は3歳馬上位だが、良馬場で高速馬場、かつ東京コースが合うように見える。そのため、現在の京都のタフな馬場は合わないように見える。
また、精神的な面を陣営に指摘されており、今回の好走は厳しいか。

・リビアングラス 牡4 54.0  田口 逃げ・先行 地力6 距離○ コース○
前走3勝クラスのグレイトフルステークスでは行き足がつかず逃げれず。そのまま中団から差すことはできず凡走。
調子としては上がらず。グレイトフルステークスと同様の出方になると、馬券内は厳しいか。
もし逃げれたとしても今の時点ではそのまま粘り込めるイメージはあまり湧かない。

・シンリョクカ 牝4 53.0 木幡 差し 地力6 距離○ コース?
ポテンシャル自体は感じる1頭。
また、調子はかなり良く、成長分はありそう。
実績面で重く信頼はできないが、軽斤量もあり、穴的には抑えておいても面白い1頭。

・ブローザホーン 牡5 57.0 菅原 先行・差し 地力7 距離◎ コース適正◎
2200~2600mはベストな舞台。馬場が渋っても対応可能。札幌・函館の洋芝適性もある。
先行して、長くいい足が使えるパワータイプに見えて、中山の舞台は合いそう。
今回の京都のタフな馬場は合う。
函館記念ではローシャムパークに敗れているものの、3着でマイネルウィルトスには先着しており、G2,G3の重賞級の力はあるように見えるが、前走が心房細動で競走中止からの初戦なのが不安要素。
またまだG1の上位陣相手には厳しい。
札幌記念などが今年の目標として出てくるなら買いたい。
今回は相手関係を見ても4歳馬を除いて実績的には函館記念よりも緩い相手が多く、4歳馬に関しては、一線級が出て来るわけではないので、故障明けの部分は心配ではあるが地力的には十分に勝てる舞台に見える。
追い切りでの調子次第では軸筆頭。

・ディアスティマ 牡7 57.5 北村友 逃げ(ただし、前に行けないときあり) 地力7 距離○ コース適正○
G2の一線級、逃げ・先行ができれば、春天やステイヤーズステークスなど距離が合わない舞台以外では基本的に好走している。2400mは適性距離。前に行くことができれば、十分勝ち負けできる相手関係ではあるが、逃げか番手につけないと基本的に勝負にならないので、1列目や軸にするのは勇気がいる。
中山や札幌でも走れており、時計がかかる展開でも対応可能であるので今回のタフな馬場には対応できると見る。
相手か2列目想定。

・レッドバリエンテ 牡5 55.0 西村 先行 地力6 距離○ コース適正○
2200〜2400mがベスト。
タフな馬場も合いそうで、川田騎手・西村騎手であれば後ろからになっても中盤で前の方のポジションをとりにいけるので安定感はある。
前走アルゼンチン共和国杯では永井騎手で最後方で競馬を行い最後追い込んでくるも、最後直線で前が壁になり抜け出しが遅れるも、最後に伸びてハーツイストワールに次いで7着。不利を受けなかったり、位置取りが掲示板の可能性を感じる伸びを見せた。
今回西村騎手のため、中団には位置を取るため、地力は出せそう。
斤量的にはおいしく見える。
2勝クラスではあるが重馬場で4馬身差をつける圧勝をしており、タフな馬場でも問題はなさそう

・カレンルシェルブル 牡6 57.0 武豊 差し・追込 地力4 距離△〜○ コース適正○
2000mがベスト。2400mは若干距離が長いがこなせそうではある。
地力的にはG3で馬券に絡むかどうかというもので、前走の中日新聞杯などG3の上位やG2で好走するレベルの馬が相手だと厳しい。
Lでは勝ち負けできる馬である。

・ハーツイストワール 牡8 田辺 57.0 先行・差し・追込 地力7 距離○ コース適正○
2000~2500mがベスト。2022年はアルゼンチン共和国杯で2着の実績あり。
2022年のJCから脚部不安のため11ヶ月休み望んだアルゼンチン共和国杯で6着なので、そこからさらに調整して調子を上げて来ていれば実力上位の怖さがある一頭。
鞍上の田辺騎手も数回騎乗経験があり結果を出しており、また前走からの継続騎乗でもありプラス。
決してG1級ではないが、レース感が戻っていればG2級上位の地力は秘めている。
調子自体は上げて来ており、今回怖い存在。実績は、出走馬の中では一番ある。

・ヒンドゥタイムズ 牡8 58.0 Aルメートル差し・追込 地力6 距離○ コース適正◎
2000mが主戦だが、実績を見るに小倉・京都2400mと相性が良い。小倉以外のG3では好走できていないが、同一舞台の京都大賞典ではG2の一線級を相手に2年連続で4着。稍重・重馬場でのレースだったので、タフで上がりがかかる展開でも対応可能。
相手関係は京都大賞典よりもだいぶ楽になる。

・インプレス  牡5 56.0 角田 差し・追込 地力4.5 距離○ コース適正△
早い上がりが使えるが、上がりがかかるタフなレースよりは高速馬場の方が適性が高いように見える。
そのため、今回は軽視したい。

・リレーションシップ  牡7 54.0 高田 先行 地力2 距離✖︎ コース適正△
1400~1600mがベストの馬。OP入りしてからは掲示板に入る程度には走っていたが、それも2桁着順が近走続いており、地力的にも今回相手が厳しい上にピークも過ぎているように見える。また距離も合わないか。

・ナイママ  牡8 53.0 高田 先行 地力2 距離△ コース適正△
2000mくらいがベストの馬。OPでは馬券に絡むこともたまにあったが、それも昨年から2桁着順が続いている。地力的に重賞は厳しいのと、ピークも過ぎているように見える。

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