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大企業からスタートアップに転職して感じた3つのこと

新卒で入社した大手人材会社を丸2年で退職し、FindyというHRtechスタートアップに転職しました。まだ働き始めて2週間しか経ってないですが、前職との大きなギャップを感じています。

大企業からスタートアップに転職するときには、
・会社の看板を外す怖さ
・周りの目線
など、気になることも多く、「スタートアップに転職するという選択を、『正解』にしていくための『意志』」が無いと、いろんなものにがんじがらめになり、決断できない状況になってしまうのでは無いかと思います。
(そんな、自分も安定志向であるので、決断するまでに大きな葛藤がありました。)

ここまでで、
「あー。よくある自己満の退職エントリか、、」
「大企業のことをディスってスタートアップ称賛ね。。はいはい」

って思った人も多いのではないでしょうか?

世の中には
「○○の内定を蹴って、起業しました」
「大手○○を辞めて、スタートアップに飛び込みました」という記事が溢れ返っており、個人的にもお腹いっぱいであると、感じています。

でも、、、、




もしかしたら自分の経験や感情を共有することで、どこかの誰か1人でも、影響を与えることができるかもしれない。そんな想いで、noteを書いてみることにしました。スタートアップに転職しようと考えている方にとって少しでも参考になれば幸いです。


毎日、毎分「知らないこと」に出会う

FindyではハイスキルなIT/Webエンジニア向けの転職、フリーランス向けの案件紹介を行っています。前職では、同じ人材業界とはいえど、大手製造業向けに求人広告の提案営業をしておりました。したがって、プログラミングに関する知識がほぼ0。※入社前には会社負担でプログラミングスクールに1ヶ月通って基礎知識は学びました。

「PythonやGoなどの言語は新しい部類の言語だからGitHubでのOSS活動が盛んである。」
「企業側の開発ニーズとしてはiOSよりもAndroidの方があり、エンジニアで見るとAndroidエンジニアはiOSエンジニアより市場価値が高そう。」など

社内での会話やお客様との会話では、常に頭の中にクエスチョンマーク。
わからないことが出て来れば、すぐに調べてインプット。そしてすぐに次の場でアウトプット。

その他には、「○○についてやっておいてね!」
「え?○○についてやったこと無いし、社内でやったことある人いないし、誰に聞けばいいの?」などなど

インプットとアウトプットを同時に行うケースがほとんど
そして未経験のものと毎日出会うし、なんとかしないといけない環境になる。

『ああ。自分マジで何もできねえ。。井の中の蛙だったわ。。』


社内価値≠市場価値、タスクが目の前にある幸せ

ここだけの話、前職では2年目ながら難易度の高いお仕事をお任せしていただき、期待値を込めて社内価値は高かったと思います。(たぶん。。)
だけど、転職して思うのは、あくまで大企業に所属している会社の看板や商品力、仕組みの上にのって、成果をあげているだけでしかない。「社内価値と市場価値は違う」と転職前から意識していたものの、現実はさらに残酷であると感じています。涙

そして、一番スタートアップにきて感じるのは、「目の前にタスクがある幸せ」です。大企業では仕組みが十分に出来上がっているので、新卒でも中途でも入社したての人にでも、できるタスクがあり、それを手助けするマニュアルや制度(ブラザー制度など)があります。しかし、スタートアップはそこまでの制度はなく、自分でタスクを作り出し、行動しないとマジで何も価値貢献できません。。

『ああ。会社に対して何も価値貢献できてない。。。申し訳ない。。』


共通の価値観、組織が成長しているという実感、そして当事者意識

Findyでは何よりもユーザーの方のキャリアのサクセスを最優先に事業を行っています。そのためにも3F(fact、fair、俯瞰)を意識して面談を行っています。人材会社は転職していただくと成功報酬で売上が立つことになるので、売上という誘惑に負けて、ユーザーに嫌な思いをさせてしまうケースをよく目にします。。しかし、Findyではユーザーの方のキャリアサクセスが判断基準になっており、すべての社員が共通の価値観として持っています。共通の価値観を持って、同じ目標に向かって仕事をする。青臭いですが、本当に素晴らしい会社だと思います。

また、社員数も増えて、オフィスが狭く感じたり、売上という定量的な部分が増えたり、組織が成長している。そして自分もその構成メンバーの1人であるという実感が半端ないです。

共通の価値観を持って、同じ目標に向かって日々仕事をする。
そして組織の成長を感じながら、日々頭に汗をかきながら成長する。

『大変なこと多いけど、マジで楽しい。』


まとめ

大企業からスタートアップに転職してまだ2週間しか経ってませんが、今感じているギャップについて書いてみました。(後半に会社の宣伝が入っちゃいましたが。。)

自分の今まで築きあげた「錯覚資産」を身ぐるみ剥がされてしまう。
ここが一番痛感している部分です。転職する前にある程度理解していた気になっていましたが、恐ろしいほどに残酷です。。。涙

それでも、共通の価値観を持って、同じ目標に向かって日々仕事をする。
そして組織の成長を感じながら、日々頭に汗をかきながら成長する。
ここが大変でもあり、一番のスタートアップに飛び込むメリットなのでは?とも思います。

あとは、自分のこの選択を将来振り替えた時点で、「正解」だったなと思えるように、日々努力するだけです。(自戒を込めて)

最後に、Findyは急激に伸びてきており、働く仲間を募集しています。
会社としては10名から30名になろうとするタイミングで、一番カオスだけれども一番楽しく、成長できる環境だと思います。


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