演歌バッグとの出会い
こんにちは。すづけです。
あきや先生の演歌バッグ記事を読んで、買わないだろうけど、心の支えにしたいな〜と思っていくつかブランドを見ていたところ、グッチのダイアナ（レディース）が目に止まりました。
美しい……素敵だな、と思って値段を見て、そっと心にしまいました。
また、私はA4が入るような大きいバッグを持ちたいなと思っているのですが、大きいとこの美しさが少し半減するような気がするので、うーん悩ましいな〜（買わない）などと思いながら見ていました。
あきや先生はグッチの素敵なバッグをお持ちですが、それがメンズのバッグと知り、メンズならハンドバッグじゃなくてA4入るような大きいサイズが基本のサイズになってるやつあるかな？それなら妙にでかい感じじゃなくてしっくりくるサイズ感になってるかも！と軽くグッチのサイトを見に行ったのです。そこにあったのが
メンズのダイアナでした。そう、一目惚れです。
ブラックの美しさ、スタッズのかっこよさ、何をとっても最高でした。そして憧れ価格だったレディースよりもさらに憧れのお値段です。
しかし私はこれを演歌バッグにしたい。
中高生の時にKERA!を読み、原宿が聖地だったすづけにとって、スタッズは大好物です。ダイアナはさりげなく上品にGマークついてるのに、ショルダーにはスタッズでGUCCIって入ってる！バンブーを留めるやつにまでスタッズついてる！最高！！！脳汁が出ます。
男性が持ってこの大きさなのでイメージとしてはもっと大きいのだと思いますが、しかしとても美しいサイズ感だと思いました。
隙あらば自分語りなのですが、私は今日、大好きなソシャゲがサービス終了しました。7年近く毎日のようにやっていたゲームで、たくさん課金もしました。グッチのバッグがいくつも買えるような金額です。でも、終わりました。
私は今諦念の境地にいるので、ファッションで語られるような「一生物」はきっとないと思っています。これを買っても、いつかは終わりが来る。でも、このバッグが放った美しさは永遠かもしれない。アレッサンドロ・ミケーレは本当に天才だと思いました。
ダイアナはおととしに出た割と新しいバッグだそうですが、デザインソースは1947年に出たバンブーシリーズです。終わってしまったソシャゲですが、同タイトルの音ゲーのソシャゲは配信中です。古いものを新しく生まれ変わらせられるファッションの力。私の好きなあのゲームも、こうやって新しいゲームに引き継がれてゆくんだ、ということがぱっと浮かび、本当に感動してしまったのです。
私がダイアナを購入する日はきっと来ないでしょう。しかし、この美しさによって、心にあかりが灯ったことは確かです。もしいつか手に入れる日が来たら、私はサービス終了のことを思い出し、演歌を歌うのだと思います。
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