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【ハレツー殿堂デッキ解説】わるラフバクフーン


今回は2024年4月13日に行われたハレツー殿堂の店舗大会で使用した構築を解説します。

最終順位は12人中4位でした。

プレイジム編に続きバクフーン殿堂0点に警鐘を鳴らしていくタイプのデッキです。

レシピ

ハレツー殿堂環境を想定

ナゾノクサ(ジャングル)×1
ナゾノクサ(R)×2
わるいクサイハナ×1
わるいラフレシア×1★★★★★★★★
ヒノアラシ(neo1)×2
ヒノアラシ(neo4)×2
マグマラシ(neo1)×2
マグマラシ(イントロ)×1
バクフーン(neo1)×4
R団のファイヤー×1
エンテイ(PF3)×2
リザード×1
ポポッコ(neo1)×1
アンノーンE×1

マサキ×4
マサキの転送装置×4
エリカ×4
スパイ作戦×4
カツラのクイズその3×3
ポケモン育て屋さん×3
にせオーキドはかせ×1
ボスのやりかた×1
超エネルギー回収×2
夜の廃品回収×1

炎エネルギー×11


カツラのクイズその3について

食わず嫌いでなかなか使う機会がなかったカード

最近研究が進んでいる山掘り切り+ハンデスと似たような切り口でわるいラフレシアによるトレーナーロックとバクフーンを組み合わせてみました。

専用のカードを入れることでデッキ構築を歪めることに少し苦手な感じを抱いていましたが、わるいラフレシアを立てる前になるべく手札増強したかったので、カツラのクイズその3を採用することに。

事前に構築がバレてなければ、ヒノアラシを含む炎ポケモンでスタートして、どくのこなやしびれごなを宣言することでドローできることも

このカードを使う上で重要だと思ったことは、あえてクイズ専用カードを採用するということです。

相手に「この人は進化ラインに関係ないクイズ専用カードを入れる人だ」と認識させることです。

一度専用カードを見せることで、相手の想像の選択肢が広がり、こちらの構築とは関係ないところまで選択肢を考えてくれます。

今回はポポッコ(neo1)がその役割を担っています。

また、リザバクミスリードを誘うリザードもなかなかいい仕事をしてました。

その上でこのデッキの主なクイズ対象は以下の通りです。
※下段は実際には入ってないけど入りそうなカード

・えんまく
ヒノアラシ(neo4)、マグマラシ(neo1)
※ブーバー(化石)、カスミのタッツー(カスミデッキ)

・でんこうせっか
ヒノアラシ(neo1)
※コラッタ(R)、ブースター

・どくのこな
ナゾノクサ(R)、わるいクサイハナ、ポポッコ(neo1)

・しびれごな
ナゾノクサ(ジャングル)、ポポッコ

・ねむりごな
ナゾノクサ(R)
→ベイリーフ(イントロ)

・たいあたり
マグマラシ(イントロ)
※カスミのタッツー(カスミデッキ)、ベイリーフ(イントロ)

・きりさく
リザード
※ストライク(ジャングル)、グライガー(neo1)

・かえんほうしゃ
マグマラシ(イントロ)、リザード
※ブースター

正解してもにせオーキドはかせによるリセットと、ドローしすぎた後にわるいラフレシアでトレーナーロックをすることでLOに持ち込むことも可能です。


わるいラフレシアについて




このカードを語るにあたってはゴーストと組み合わせた伝統工芸品のわるラフポルター(トレーナーふういんデッキ)は欠かせません。

わるいラフレシアのトレーナーロックが強いのもはいうまでもないのですが、このデッキのすごいところはゴーストという優良な1進化ポケモンがポルターガイストを1エネで打てるというところなのです。


わるいラフレシアを展開すると当然のように自分も戦線を維持するのは難しくなってきます。

そのためわるいラフレシアの相方としては、トレーナーカードを介さないで盤面を作れる必要があります。

今回はハレツーでは殿堂が0点であることを活かして、ロック成立後にバクフーン(neo1)を使ってエネルギーを補給していくデッキとしました。

ハレツーではププリン(neo2)の殿堂が0点で比較的遭遇確率は高いですが、このデッキの場合、わるいラフレシアを立てなくてもバクフーンのパワーで押し切れるので、あまり気にしなくても大丈夫です。

その他個別解説

R団のファイヤー

わるいラフレシアのトレーナーロック下でも何度でもアタッカーとして蘇るカード
バクフーンがいれば倒されても何度もでも蘇りワザを繰り返すことができます
ユミルテミルさんと雑談してた中で構築に加わったカード

エンテイ(PF3)×2

たねポケモンで確定50ダメージを出せてなおかつにげ0

上記のファイヤーを再展開する際にベンチに1枚いるといいなというカード

エネ効率は悪いですが、ファイヤーリチャージがあればエネが、追いつくこともあるし、最悪逃げて別のアタッカーを出せば問題ないです。


超エネルギー回収×2

スパイ作戦で捨てたエネルギーを回収し手札を増やし次のスパイ作戦に繋げる、orわるいラフレシアを展開する前に手札にもエネルギーを確保する手段としての採用

2枚は入れすぎだったので、1枚はエネルギー回収で良かったかも

不採用になった候補

ファイヤー(化石)
相手がナゾノクサを見て、高速でデッキを回して始めたら、トレーナーロックで蓋をしてLOに持っていくカード

エリカ、カツラのクイズその3というドローさせるカードを使った後に、えんまくやわるいクサイハナのくさいかふんで粘りながらファイヤーリチャージでエネルギーを貯めていく算段です。

ただにせオーキドはかせやアンノーンEと相性が悪く、相手の行動次第で使うか使わないか決まるので1人回しでの再現性が低かったので今回は不採用

カツラのファイヤー、エンテイ(PF2)
殴りながら山札を回復するカードたち
前者は能動的だけど必要エネが多すぎる、後者はエネは少ないけど受動的

デッキを戻した後に手札に持ってくる手段がないこと、トラッシュにおいておきたいエネルギーを山札に戻してしまうのはアド損ということで、最終的にデッキ回復手段はアンノーンEに集約することに見送りました


使用感

プテラひかるバンギラス 後攻◯

後攻スタート マリガンで4回くらい引かせてもらいましたが、プテラが見えて先攻取られた時点で諦めモードでしたが、幸運にも初手たまごの化石を回避し、お相手の2ターン目にもプテラを立てられなかったので、わるいラフレシアを展開してやりたいことを通して勝ち

やさしいランターンGS 後攻 ×

ププリン(neo2)入りなのがわかっていたので立ち回りが難しい相手でした。
後攻2ターン目に相手がププリンを握っていることをスパイ作戦で確認したので、エリカ後にせオーキドはかせで流し、わるいラフレシアを展開。

その後2枚のマグマラシをバクフーンにさせますが、ファイヤーリチャージの成功確率が12.5%程度となり、無事やさしいランターンで6回わるいラフレシアを落とされ、その後せんすいしたランターン(neo3)でバクフーンも取られ負け

ファイヤーブーストの自傷20がほんとに痛かったので、基本バクフーンで殴ることはしない方がいいということを改めて感じた試合でした
(これくらいコイン裏なら殿堂0点も妥当です)

ナツメのモルフォンカスミのゴルダック 後攻◯

ブビィ(neo1)入りなので警戒していたお相手

カスミのゴルダックのエクストラビームに気をつけたいので、バクフーンやエンテイでなくR団のファイヤーをメインにエクストラビームの裏を願い戦う流れに

基本的にわるいラフレシアは立てないプランでしたが、相手がエネルギーを引けていなさそうなタイミングをスパイ作戦で確認し、ドロソとブビィ(neo1)に貼るエネルギーがないことを確認した上で、わるラフを展開。

あとは厄介もののブビィとピチューをファイヤーで殴りつつサイドを取り切って勝ち

ファイヤーは合計3回くらい復活しました。

ファイヤーは滅びぬ、何度でも蘇るさ!


所感

3戦やって全て後攻でしたが、わるいラフレシアへの依存度が低いので、ププリンへの耐性を含め、ゴーストとはだいぶ差別化できたのではないかと思います。(多分ベトンは無理)

わるいラフレシアを研究の流れから、今後ますますププリン(neo2)の採用が見込まれそうなので使うかどうかはわかりませんが、なかなか気に入ったデッキが作れたので満足です。


参考にしたデッキ

ハシダム氏
いかりエンテイファイヤー


ねねし氏
ハンデスタケキュウエンテイ

あさりのみそしる氏
わるラフゴーストやさしいランターン

マコマート氏
わるラフブラッキー(URLなし)

ユミルテミル氏
わるラフメガニウム


最後までお読みいただきありがとうございます。

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