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【旧裏デッキ解説】トレーナーふういんデッキver2.1 Sudowoodoを添えて

今回は、2019年11月30日に行われた、
シークレットメガバトル(SMB)敗者復活戦の使用デッキについて紹介します。

【レシピ】
新殿堂環境

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ポケモン18枚
ナゾノクサ(R)×3
わるいクサイハナ×1
わるいラフレシア×1★★★★★★★★
ゴース(化石)×4
ゴースト(拡張緑)×3
ウソッキー(PF3)×1
ヤミカラス(neo1)×1
ミュウツー(コロコロ)×2
タケシのマンキー(タケシデッキ)×1
コラッタ×1(R)

トレーナー33枚
オーキドはかせ×4
クルミ×4
マサキ×4
エリカ×4
スパイ作戦×2
ポケモン交換おじさん×4
ポケモン育て屋さん×3
リサイクル×3
夜の廃品回収×2
ふうせんのみ×1
ロケット団参上×1
抵抗力低下ジム×1

エネルギー9枚
虹エネルギー×3
超エネルギー×6

前回からの変更点
out
わるいゴースト×1
わるいゲンガー×1
学習装置×1

in
ウソッキー×1
ヤミカラス×1
虹エネ×1

【経緯】
前回の大会でも3位だった私は、3回連続でわるラフを握るか当日まで考えていました。

敗者復活戦はトーナメントで行なわれる予定であったため、参加人数4人では確実にメタられる要素がありました。

そのためギリギリまで、わるいヘルガーハンデス(後日公開)で挑もうと思っていました。
ただわるラフほど回すことができていないことと、
よしのんくんが水デッキを握ってくる可能性と、
敗者復活戦の人数が少なくて総当たり戦になったことで、

新しく作ったデッキでぼろ負けするよりは、研究を重ねたわるラフでどこまで行けるのかを試したく、
最終決定としました。

当日はポケモンカードGB2ふういんのとりで、トレーナーふういんデッキの使い手トシロンを意識して、
黒のキャップを被っていったのに、誰も気づいてくれなくて悲しかったです。
(GB2のファッションチェックを怠らないか◯たさんくらいしか気付いてくれなさそう…笑)

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【結果】

よしのんさん グドラベトン ×
まくらぎくん わるいヘルガー ×
人生あまくんさん わるいオニドリル ×

全敗の4位
本戦出場ならず。

【個別解説】
ウソッキー(PF3)
英語名:Sudowoodo

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鋼ラッキーやベロリンガ(ジャングル)への解答がなかったため採用し打点を確保。レインボーエネルギーを採用していることで、1エネ程度であれば相手の技をコピーできます。

今回SMB2019優勝者の人生あまくん相手にププリンの展開を許してしまいますが、相手のヤミカラスの技をコピーすることで、ププリンを倒すことにも寄与しました。

ヤミカラス(neo1)

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主にベトン、ププリンへの役割を持っています。
ププリンへの攻撃を通すのに2ターンかかるため、相手のバトル場に大型ポケモンがいると1回しか攻撃できないのが惜しいです。
ゲンガー(化石)を1枚挿しておくと楽になるかもしれません。
タケシのマンキーと協力して置物系ポケモン(ベトベトンやフーディン)をカモにすることもできます。

これらの対策カードで、ププリンとベトベトンを厚く見ているつもりでしたが、プレイングが伴わず、
惨敗という結果になってしまいました。

【総括】
2019年後半はわるラフの人と呼ばれることを目指しを研究し続けてきましたが、5位、3位、3位と勝ちきれない結果となってしまいました。

チャンピオンを目指す主人公に立ちはだかり、見送るライバルとしての役割を果たす結果に、、。

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一方で、SMB2019年2位のB3さんもわるラフを使っていて結果を出していました。
大会終了後にレシピを見せて頂きながら、色々話を聞いてみると前回の私の記事を読んで頂きながら、再構築されたそうです。

細かな部分はこれから書かれるであろうご本人の記事を読んでいただければと思いますが、
①ブラッキー(neo2)
②アンノーンE
③マダツボミのとう
の採用に感銘を受けました。

同じ種類の別のデッキを使っているプレーヤーとして思ったこともあった少しだけ書かせて頂きます。

①ブラッキー(neo2)

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・憎きププリンを一撃で沈めるベンチ狙撃
・悪エネを貼ることで対面でも鋼エネルギーを貫通し50〜60点を出せる
・ミュウツーと違いゴーストと色被りしないサブアタッカー(超はコラッタやデルビル程度でも苦戦する)
・安心のHP80
・わるラフに依存しないアタッカー
・進化前のイーブイ(ファンクラブ)がにげる0
・れんさしんかできるためサーチを必要としない
・イラストが美しい

等のミュウツー(コロコロ)やミュウツー(WHF)にはないメリットがあります。

ププリン対策として頭をよぎった事はありましたが、わるラフ下で悪エネルギーを3枚貼れる自信がなく、検証しないまま見送っていました。(後述のアンノーンEのサポートがないとエネが貼りきれなさそう)
ベンチ狙撃の選択肢を作る事でデッキの幅が広がり、不慮のメタに対するデッキの柔軟性が増強されていました。

②アンノーンE

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emptyさんのお家芸、Eターボ。
ポケモン交換おじさんがドロソに生まれ変わります。
実戦でもこの動きをかなり使われていたとのことです。ドロソの枚数が多いため、リフレッシュした4枚の中に1枚でもドロソがあればそこから再展開できるとのこと。

特殊能力下でのドローができるため、前述のわるラフ下でブラッキーを育てることに寄与します。
私のデッキでは、コラッタとリサイクルでトップ操作をしてから、わるラフを立てることしかできませんでした。

また手札を戻す行為は終盤の山切れのケアもできるとのことです。
この点は、山を掘り進めてしまい、いざ相手の手札にトレーナーが10枚以上あっても、山切れで負けてしまうことは練習でも多々あったので、素晴らしい解決策でした。

③マダツボミのとう

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鋼ラッキー、ベロリンガに対する解答。
ダメージがなければほとんど怖くないため、スタジアムを展開した後にわるラフを展開すれば、貼り替えされることもありません。
またヤミカラスとのシナジーがあり、とりあえず出したコラッタやドードリオなどを縛りつけることができます。

やはり数年にわたって旧裏界(だけでなくポケモンカード界)でプレイされている方の幅広い知識と構築力で痒いところに手の届くデッキになっていました。

わるラフラインやドロソの配分はほぼ同じだったので、現代環境のわるラフ採用デッキで2ターンでわるラフを立てることに重きをおくと同じような配分にはなりそうです。

半年研究してきましたが、勝つためには、戦略に幅があるデッキがいいんだろうなというのが、SMB2019他の方のデッキを見ても思った点でした。
(特にあさりのみそしるさんのデッキあたりはそう見えました。)

ゴーストとミュウツーでひたすら前を殴るデッキでは本戦に出場出来なかったのも頷けました。

ただ、同じデッキを使い続けたことで、トラブルの対処方や山札やサイドの状況を常に把握するプレイングも少し身についたのでよかったです。

来年はわるラフ以外にもう一つ、二つ研究して自分のものにしていきたいと思います。

最後になりますが、ロックデッキをお使いの皆様、ププリンを流行らせてしまいごめんなさい。

これで来年は殿堂ランクを7までしか使えない環境を作ることに成功しました。

戦いは既に始まっている…
早くも来年のSMBが楽しみです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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