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No.5/初期設定から画像制作の流れ

こんにちは、すだちです🍊

さて、前回はテイストを揃える必要性を語りましたが、そもそもその前に準備すべきものがあります。

それが初期設定です。

「サービスは癒しがテーマだから、その方向性で行こう!」は勿論大事です。ですが、もっと詳細に決めていかねばなりません。

まず基本情報として、下記の4つを決めます。


①カラー
②書 体
③写 真
④素 材

やみくもにサービスのイメージ先行でパーツ諸々を決めてしまったり、自分の好きなもので埋めてしまうと、整うものも整わず、見た人からはサービスの内容がイメージしにくくなってしまします。

これはとても残念ですよね。

ビジネス系のサービスで
×パステルカラー
×やさしい丸ゴシック体
×花の素材

違和感しかありません。

悩み相談系のサービスでタロットの写真を使うと、占い系のサービスだと勘違いさせてしまいます。

そういったことを防ぐために、また、届けたい人にしっかりと訴求できるように、上記4つはしっかりと固める必要があります。

また最初に決めていることで、作成の中で迷うことが無くなり
目標の画像までブレずに作りこんでいくことが出来ます。


こんなことございませんか?

✅作り始めたものの、終着点が分からなくなってきた。
✅イメージしていたものと違うものが出来てしまった。
✅訳が分からなくなってきた。

一度このスパイラルに入ってしまうと、ここからの軌道修正は困難を極めます。なぜなら、最初に決めておかねばならない事を決めていないから、
どう着手すればいいかも見えてこないのです。


そういった時間、勿体なくないですか?


そうならないよに、すだち流の手順を紹介します^^


▼step.01「初期設定を決める」


大まかでOK!

①カラー:癒しのグリーンを基調・くすませる
②書 体:すこし高級感を持たせたいので明朝体
③写 真:満々の笑みではなく、やさしく迎え入れてくれそうな女性
④素 材:お部屋の中をイメージする、水彩NGでリアルな感じ

それだけでいいのです。

「え?それだけでいいの?」と思われた方もいらっしゃると思います。

勿論それから細かく掘り下げていけると良いのですが
これは頭で考えるとなかなかに大変な作業になります。

ですがここまで決まったら、
あとはこの段階で「違うもの」は選ばなければいいのです。

グリーンを基調にすると決まったら、海の写真は選ばなくなります。
女性の表情が決まったらさみしそうなお顔は選ばなくなります。
お部屋のイメージと決まったら、動物の素材は選ばなくなります。

難しく考える必要はありません。


決まったテーマに添わないものは選ばなければいいのです。


なのに↑の画像を見てみると、デスクの散らかりが気になりませんか?これでは癒されない。。。
また書体にもおしゃれさが感じられません。。。
たしかに文字はグリーンですが、はたしてこの「グリーン」なのでしょうか?

これを回避するために初期設定は大事にしましょう。


▼step.02「配置してみる」


カラーは一旦置いておいて、取り敢えず配置します。

・グリーン味をどこにいれようか?
・もっと相談者に寄り添えるような対話をするようなイメージにしたい。
・癒しというより、さみしい。。。

▼step.03「なぜ?」を考える


〇「対話」って何だろう?→お店で友人とお茶するイメージ
〇グリーンは何のために必要?→癒しを感じてもらいたい

このような感じで「なぜ?」を突き詰めていくと詳細が徐々に見えてきます。

▼step.04「ブレずに進む」


詳細が見えてきたら、それを目指して進んでください。
ここまで出来たら、何度も言いますが、初期設定から反れるものは選ばなく(選べなく)なります。

いかがでしょうか?

補足ですが、この女性をどう選ぶかによってもイメージが違ってきます。

今回は「癒し」「少し高級感」がテーマだったので
女性の髪の色が黒いと暗いイメージになるため茶髪を選び。
襟付きのシャツも硬いためNGに。
ボーダー柄もカジュアルさが増すので選びませんでした。

また、Canva無料版での作業の方は背景の切り抜きが出来ないので、背景の色も気にして女性をチョイスして下さいね。


「テイストを揃えた方がいいですよ」なんて一言でざっくりアドバイスをしがちですが、その奥は、こういった初期設定をして、初めて「整う」「揃う」物なのです。

是非、本日からあなたの画像制作にお役立て下さい。
お読みいただきありがとうございます🍊


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