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かみ様のお告げ

うさぎますく氏が面白い記事を書かれていた。

拙などは、一流大学を出て頭の良いビジネスを続けてきた男が、今回は恐怖を煽って、安心安全を看板にPCR検査を売ろうと企んだと思っていたが、そんな理解は甘い様だ。

さて、下記に書いた様に、PCRは抗原という感染性汚染物を扱うので、多くの人の負担になる。

特に、昨年の時点では、SARSなどを教訓にしなかった日本は、PCRは研究用が殆どで、精度は高いが、一度に検査できる数は少なく、臨床検査技師の技量に頼る面の多い検査機器中心で、大型機器が足りないと、当の上様も指摘していた。というより、新しい疾患にすぐに臨床検査をおこなえるのは、国立感染研究所1カ所。大型機器を増やし、それまでも不足してた臨床検査技師をかき集めて新型コロナに廻し、検査できる民間検査機関を増やす、そんなことが数ヶ月で出来る訳がない。厚労省が陰謀を巡らす余地などないくらいの危機だったんだが、執拗にかみ様はテレビや雑誌にお告げをさずける。検査が足りない、検査を増やせばコロナはすぐにおさまるぞ。医学史で学んだ筈のパンデミックの歴史に知らぬふりを決め込む。パンデミックは1度おさまっても繰り返しどこかで爆発しては地球を巡るんで、収束には数年かかるからパンデミックなんだというのに。

”過労死か疲労による免疫低下による感染で、検査現場に死者の山が築かれても、雲の上のかみ様には、地を這い回る虫が減った位にしかみえないだろう”そんな嫌みを昨年からツイートしていたが、そんな話レベルではないのだろう。世田谷モデルに対し、地元医師会がすぐに批判をあげたが、規模を小さくしても結局、いつでもどこでも何度でもは実行出来なかった。

という最初のぶちあげが、徐々に小さくなってゆき、最後はパンデミック収束前だというのに終了する。

ご本人は悪いのは自分じゃない、検査には効果があったと仰っているが、じゃぁ、他区より発生が抑えられたのかは云わない。第一、検証は新型コロナが終わってからでしょう。それか区長を辞めて現場を離れてから。まだコロナは現在進行形。

世田谷では失敗しても、横浜市は”いつでも云々”を掲げてるし、立憲も下げていない。今でも、twitterの世界では、検査不足を責めるツイートが絶えない。今後も注目。


付け足しとして、拙の書いたコロナ関連をあげる

他人への思いやりを、医療従事者やそのバックヤードにいる人々にも拡げる。運不運はあるものとして、みんなで助かるにはどうするかを考える。とても大事なことで、それが失われた時に、かみ様や立憲民主党の暗躍する世界がある。自分と周辺だけを見て安心安全を高いレベルで要求するのは、金の卵を産む鶏を1日1個じゃ足りないと責めて腹を裂く行為、どれだけ危険な事か。中国の古典である孫子を読めば、理解は更に深まるだろう。

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