みちのくひとり旅〜那須から義経街道を通って白河へ

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こんにちは那須のSUDA COFFEEです。
今日から7月ですが、那須のお天気は雨、雨、雨

昨日の水曜定休日は曇り。朝起きると雨が降っていなかったので、これはチャンスとばかり自転車で白河方面に行ってみました。

とうことで今回は、8月22日(日)に開催決定した「那須高原ロングライド2021」の新設コース「白河ラーメン65」を辿ってみました。


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まずは、「那須高原ロングライド2021」のスタート地点となる「余笹川ふれあい公園」へ

那須町役場、文化センターやスポーツセンターなどがある黒田原地区余笹川沿いの公園、とても広々していて、プールもあり、九尾まつりなど多くのイベント会場で使用されています。


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余笹川ふれあい公園をスタートして、広域農道りんどうラインで伊王野方面へ

まもなく、自転車横断注意の標識とシマウマ柄のコートをまとった馬が出てきます。ここから、2015年全日本選手権ロード那須大会のコースとなった通称ブルーラインとなります。

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農耕機に気をつけながら田園風景の中、アップダウンの丘陵コースを駆け抜けると国道294号線に突き当たります。ここを左折すると大きな水車が目印の道の駅東山道伊王野が出てきます。この巨大水車で挽いたそば粉を使ったお蕎麦は地元でも人気で、美味しいんです。

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ここから伊王野の町中を抜けて、県道28→60→76号線で白河方面へ
この道は、東北と関東を結ぶ旧道で、沿道には江戸時代の三森家住宅などの古い建物が残っていたり、源義経が鎌倉にいる兄頼朝のもとへ向かう際に使われたということで「義経街道」と呼ばれています。沿道のあちらこちらに義経伝説の痕跡が残っています。

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そんな古(いにしえ)に思いを馳せながら、里山の中を進んでいくと今も昔も東北と関東の境、栃木県と福島県の県境にある「追分の明神」に到着。
*ちなみに国道294号線の県境にあるのは「境の明神」と呼ばれています。

ここを下るとほどなく、奈良時代〜平安時代に人や物資の往来を取り締まっていたと言われている「白河の関」が出てきます。

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周辺には、いろいろな歴史的史跡があります。
ちなみに、お迎えの白河ラーメン「やたべ」もオススメです。

このまま白河市街方面へ進むと、晴れていれば那須連山を望むことが出来る「南湖公園」に到着。12代白河藩主・松平定信が作った公園で、庭園や神社、湖沿いには老舗の団子屋さんもあります。この日は湖に浮かぶハスの花が綺麗でした。

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そして、ここのも渋沢栄一の功績が!
(定信を崇拝しており、南湖神社の創建に尽力を果たしたそうです)

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城下町独特の迷路のような道を通り抜けて白河駅へ
古い駅舎の残る白河駅は、ダイハツキャンバスのCMでも使われましたね。

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そして白河駅からちょこんと見える小峰城に到着。
歴史的な価値から国指定の史跡になっていますが、今は近くの保育園児たちが遊ぶ、ほのぼのとした公園です。

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さて、ここから白河ラーメン巡りをと思っていましたが…
ここから雨が降ってきて、ずぶ濡れになってしまったので、早々に国道294号線経由で那須へ帰りました。

白河ラーメンは残念でしたが、那須〜白河までの歴史を感じながら里山を走る旧道ライド楽しかったです。地元のサイクリストにも人気のコースです。
ぜひ、那須高原ロングライドで走ってみてくださいね。

次回は白河ラーメンライドリベンジしたい旅の途中のカフェ。那須SUDA COFFEE


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