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SUDA COFFEEライブラリー新着蔵書「奥那須と共に」

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こんにちは那須のSUDA COFFEEです。
今日の那須は昨日の雨も上がり、晴れて良いお天気となりました。
新緑や花で覆われた那須山歩きに良い季節になって来ました。

その自然豊かな那須山を支えてきた三斗小屋温泉「大黒屋」さんの150周年を記念して、昨年2020年3月29日に黒磯駅前の「割烹 石山」さんで「三斗小屋温泉150周年記念シンポジウム」が開催されました。大黒屋五代目の高根沢大蔵さんを初め、三斗小屋温泉の歴史や自然を研究してきた方、大黒屋さん働いた方や通った方々などが一堂に集まり、講演会とパネルディスカッションが行われたました。その内容がまとまられているのが今回紹介する「奥那須と共に」という本です。

那須温泉の奥ということで「奥那須」と呼ばれた秘境の地で、かつて三斗小屋は会津と江戸を結ぶ会津中街道の宿場町、白湯山信仰登山の拠点として栄えましたが、戊辰戦争で戦場となり焼かれてしまいました。その後、現在の場所を移して三斗小屋温泉として再開され、歩いてしか行けない温泉宿として、今でも多くの方に愛されています。

以前、三斗小屋温泉再建120周年記念に作成された復刻版「三斗小屋温泉誌」でも那須の山の歴史・自然についての記述がありましたが、今回こちらの本で、よりリアルな声を聞くことが出来ました。

特に、かつて那須会津線という山岳観光道路の計画があったことを機に「奥那須の自然を守る会」を発足し、奥那須の自然保護活動をしてきたことには頭が下がります。

周りの方のお話を読んでいて、三斗小屋温泉の大黒屋山は、多くの方に愛されてきた宿なんだと思いました。昨年から6代目が継いで、温泉宿は続けられるようなので、益々愛される奥那須の名物宿になりそうですね(相変わらず、歩いてしか行けませんが)

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奥那須の自然や歴史を学ぶのに、とても良い本に出会いました。
こちらの本はSUDA COFFEEライブラリーにもありますが、欲しい方は直接発行元か、那須ブックセンターにお問い合わせ下さい。

奥那須の自然を愛する旅の途中のカフェ。那須SUDA COFFEE


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