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包装紙、11年め

包装紙が出来上がって喜びもひとしお。娘の絵を使った理由に、まずデザインがパッと浮かんでこれはぜったい可愛いくなる!という予感があった、というのと、自分の作ったもの、書いたものが、実際かたちになり皆に喜んでもらえる幸せを娘にも知って欲しかったという思いもありました。長女はとても真面目なタイプで4歳という小さな世界の中にも彼女なりの善悪やルールを決め日々一生懸命生きている。はみ出した塗り絵に涙したり、、その一方で茶色いはずのクッキーを七色に塗る自由さ、正解は一つではないし人の性格ってすごく多面的で一方向からみてもわからない、、という事を彼女から学びました。年齢と共に色々変化しているけれど3歳だったあの時にしか描けなかったであろうあの絵をなんとか形にして娘に見せたかった。そして商品として世に出ている姿を見せてあげたかった。4歳の彼女にはまだよくわからないかもしれないけれど、もう少し大きくなってその事を誇りに思ってくれたらいいなと思っています。そのためにも私は菓子を作り続けて皆に喜んでもらわなければ!この包装紙はいずれ新しいお菓子を拵えてそちらのパッケージ用にしていくつもりです。11年めの目標は新しいクッキー缶をつくること!それを末永く愛してもらうこと!包装紙を作り始めたこの秋にようやく私の尻に火がつき菓子製造へのやる気がみなぎっています。皆様にいつも求めてもらっているのが改めてありがたく感じます。11年目もどうぞよろしくお願いします。