【活動報告】100人にスタンダップコメディを披露して学んだこと。
「9月末までに100人にスタンダップコメディを披露する!」という目標を立て、全国を津々浦々していました。
そして遂に先日、100人を達成しました!
なので今回は、その活動報告と振り返り、最後に目標宣言です。
活動報告
◇宮城(気仙沼)
宿泊体験制度「ふるさとワーキングホリデー」を利用して、宮城県気仙沼市にあるゲストハウス「架け橋」に10日間ほど宿泊しました。
最終日に披露したネタはつるっと滑りましたが、あの滑ってもいかにも滑ってないような微笑のカバーリングは、その10日間で培った関係性のおかげでしょう。
写真が趣味の友達に撮ってもらったこの写真が大のお気に入りです。マッチングアプリにも活用しています。
◇長崎(長崎)
旅のサブスク「HafH」×共同運営型コミュニティ「LivingAnywhere Commons」(※以下LACと省略)のコラボ企画で、長崎県長崎市にあるHafH Nagasaki SAIを訪れました。
新世界三大夜景の1つ、稲佐山の夜景をバックにスタンダップコメディを披露しました。夜、暗がりの中での長尺ネタは聞くに堪えないようでしたが、その時の僕の焦り顔を暗闇が優しくかき消してくれました。
◇岡山(津山)
中小企業のマーケティングパートナーを標榜するレプタイル株式会社でワーケーション体験をしに、岡山県津山市にあるLACの提携拠点のゲストハウス「INN-SECT」訪れました。
レプタイル株式会社の社長さんと副社長さんに加え、LAC津山の会員の方や地元の方の前で披露させて頂きましたが、ここでの舞台が一番滑りました。ただ応援の意味合いを込めた初めての投げ銭を頂きました。
50円と寛永通宝です。未だに50何円なのかは分かってません。
お笑い好きの副社長・白石さんから頂いたフィードバックを踏まえ、12月にもう一度この舞台でリベンジを果たすことを誓いました。
◇山梨(八ヶ岳)
山梨県北杜市にある「LivingAnywhere Commons」の直営拠点・LAC八ヶ岳を訪れました。
人前で話すことにも滑ることにもすっかり慣れ始めたのか、落ち着いて話せるようになりました。ここから追い鰹のように笑いを足していこうと思えました。
◇神奈川(平塚)
大学の先輩が住んでいる神奈川県平塚市を訪れました。
先輩の知り合いのお宅へ訪問し、数人の前でネタを披露しました。「堂々と人前で話せるのがすごい!」との褒め言葉は嬉しいのですが、そのもう一つ上の「笑い」のハードルを越えるにはまだまだ力不足だと痛感しました。
◇東京(浅草)
今回の旅の最終目的こそ、浅草の舞台でスタンダップコメディを披露することでした。
コメディアンめしだにmessengerで直接連絡を取り、ライブに招待して頂きました。参加者の方々も優しく迎え入れてくださったので、思い切ってネタを披露することが出来ました。また台湾の方や韓国の方、フィリピンの方も日本語でネタを披露していたのですが、どのネタも本当に面白く、身振り手振りや声の強弱はとても勉強になりました。
◇東京(練馬)
お世話になっている先輩にお会いするために練馬を訪れました。
2年ぶりにお会いした先輩にスタンダップコメディの活動を報告するやいなや、「駅前で披露しちゃおう!」という流れになり、急遽スタンダップコメディを披露。その姿を見た先輩の「ネタはさておき、面白い!」というこの激励は、僕に複雑な嬉しさを授けてくれました。
振り返り
100人に披露した際の反応やフィードバックからネタの改善点を考察すると、「インプット」「分かり易さ」「オリジナリティ」の3つに集約されました。
・インプット
ネタの構成の軸となる「政治・時事ニュース」のインプットと、笑ってもらう「手法」のインプットの2つです。
以前までステレオタイプ的な社会風刺とロジックの笑いにフォーカスしていたため、まず対象とする政治・時事ニュースの全体像を把握した上で自分ならどの部分をどう物申すか、そしてそれをあらゆる手法を用いてどう笑いでコーティングするか、を考えていく必要があります。
・分かり易さ
滑る理由は「面白くないから」だと思っていましたが、それだけでなく「分かりづらいから」という理由も挙げられました。年齢、性別、職業、知識等によって笑いのポイントがそれぞれ異なりますし、ネタのフリオチの理解をオーディエンスに委ねすぎている部分もあると分かったので、言葉の足し算引き算やジェスチャーを意識していこうと思います。
・オリジナリティ
「なぜ自分がこれを話すのか」という自分の個性を活かすべきだと感じました。若者視点や一人っ子視点等、自分なりの角度からあらゆる物事を見て、そのときの清濁併せた素直な感情の発露こそ、自分だから話せることだと思うので、その感情を見つめていきたいと思います。
目標宣言
次は「下北沢の舞台に立つこと」です。
先日、1年半ぶり開催された日本スタンダップコメディ協会のライブを観に行きました。
出演者4名のスタンダップコメディはどれも面白く、そしてかっこよく、公演後もこうなんというか心がすごくざわざわしまして、「ああ、かっこいい、僕もこの舞台に立ってみたい!」という気持ちが芽生えました。
ただその道何十年と努力されてきた出演者の方には到底力も及ぶわけがないので、いつしか舞台に立てるよう、コツコツと地道な努力を重ねて行こうと思います!
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