抑えられないエネルギー

朝から晩まで気が立ってる日だった。
たまにこういう日がある。
月に1日もないときもあれば、数日続くときもある。
身の回りで起こる全てのことに気が立ってしまうので全てが上手くいかなくなって余計に状況が悪化する。
心の余裕がなくなって、全てにいちゃもんをつけたくなってしまう。

朝上手く起きれなかったり、ミーティングをすっぽかされたり、仕事に集中できなかったり、気持ちに合った音楽が見つからなかったり、雨が降って散歩に行けなかったり、夜しかできない面倒な仕事があったり、さらにその後に問い合わせや調査が生じたり、いつもならなんとなしにスルーできることが今日はスルー出来なかった。
全てに悪態をついて、立ったり座ったりした。
幸い引きこもりなので、そうして発散することができる。

もしも引きこもりじゃなかったら、日中をオフィスなどパブリックな場で過ごさなければならなかったら、この溢れ出すエネルギーを飲み込んで、爆発しそうなまま家に辿り着くまで耐えなきゃならない。
考えただけでも気が滅入るけど、そういう人たちの方がきっと多くて、どういう仕組みで彼らにそれが可能なのか本当に分からない。
社会でやっていくにはそういう溢れ出すエネルギーへの耐性みたいなものが自分にも必要なのかもしれない。

気が立ってると買い物がしたくなる。
こればかりは発散できない。

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