冷蔵庫感謝デー

冷たい飲み物が好き。
冷蔵庫の製氷機能が壊れた。
素手で割ることができないほど硬くて巨大な氷しか作られなくなってしまった。
正面に備え付けてあるランプが点滅してる。
点滅にはパターンがあって、取説を見ると製氷機能が故障していることを示しているらしい。
冷蔵庫は自分の異常を示すランプがひとつしかないけど、発光パターンで意外と細かく状態を伝えることができる。
7セグが無いコンピュータがビープ音のパターンで異常を伝えていたことを思い出した。
冷蔵庫を直そうとあらゆることを試した。
ランプが消えて喜んだのも束の間、15分後にはまた点滅しだした。
手は尽くした。

それからは氷を作るために製氷皿を氷の引き出しに入れてる。
水を入れておけば氷を作ってくれるというのは今までと何ら変わりないけど、氷が完成して次の水を入れる間隔が最適化されていないからやっぱり不便だ。
どれくらいの時間で製氷皿の水が氷になるのか明らかにするのも億劫で、日頃の冷蔵庫のありがたみを感じる。
これからは製氷皿の水がこぼれないよう引き出しをそっと閉める度に、冷蔵庫に感謝することにする。

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