7月

夏真っ盛り。
誰かのお願い、チラ見してしまうのよくない癖なんですけどやめられない。というか止まりません。書きたてのやつとかでも読んじゃう。
夏が好きです。っていうのも短パンが履けるし、草履で良いし、派手なシャツとかも着ちゃうから。
でも今年は本当に暑すぎて、例年以上に水シャワーばかり浴びていた。
なんでも節度が大切ということでしょうか。

松葉杖でスタジオ入りした谷が汗だくだった。
頑張り屋さんなその姿を見て、自分にこのシチェーションが来たらガンガンにタクシー乗ろうと思った。タンテのベーシックのラストのタームです。
約１年がかりだったけど、なんとか無事に今回も終えれました。
まだ先はあるけど、とにかくふたりはお疲れ様でした。

音を録ること。
テクノロジーも人の耳も進んでいく。
その進化はすごくて、終わりがないように見える。
はっきりした答えはないし、趣向や価値観の違いやらのいろんなことでバラバラだからこそ、プラスもマイナスもそこら中に転がっているし、修正出来ることも出来ないこともたくさんある。
いろいろ努力した、考えた人間にしか見えないモノがあるのも事実で、ある種の過酷な答え合わせみたいな側面もある。
良い音、良い音楽を録るためにしてるんだけど、それってなんなんだろうと思う。
録音するのは空気の波動だけど、それと一緒にある、その日の空気や感情も一緒に録音しているのだ。
雨だったらジメジメ、汗かいて爽快とか、緊張でぶるぶるとか、まぁ適当な何かが。

今回はいつもに増して『ハテナの感情』がたくさん録音されていると思う。
いろんなハテナだらけで、どんなアルバムになるのか自分でもよくわからないけど、ひまわりみたいにすくすく育ちますように。