見出し画像

2月の前編

今年は2月29日がある年だった。1日多いということは例年よりも実りが多くなる可能性が高くなる。
そんなこんなで、2月は例年になくいろんな出会いがあって、夢のように目紛しく過ぎ去っていった。だから前編と後編でわけてしまう。

Eric Chenauxと(マフラーと帽子を借りた)

Eric Chenauxは僕の憧れる3大ギタリスト(現代編)の一人であり、すごく影響を受けた人だ。そのプレイスタイルはなんとも言葉で表現しがたいのだけど、すごい!っていうのが一番しっくり来る。アホみたいやけど。
もっとうまく音楽的に表現したいが、思い入れが強すぎてうまく出来る気がしない。
とにかく本当にすごいアーティストで、カナダに住んでいた時に彼の音楽に出会い、僕はとてつもなく感動して、そしてすごく影響を受けた。

そんな人と日本で共演出来る日が2月にやって来た。
あの頃の自分にはそんなことは想像できなかったし、音楽を続けてきたことへの神様からのプレゼントであるように思えたほど素晴らしい経験になった。そんな機会を作ってくれたcoolmineの佐藤さん(日本で初めて出会ったカナダのインディー話が出来る人)には感謝してもしきれないほどです。。

実際にあったEricは見た目のとおりのジェントルマンであり、もの静かで優しく、とても素敵な人だった。
名古屋でソロでの共演もさせてもらったので、その道中にいろんな話が出来た。ギターや音楽のことなどを質問しまくったけど、嫌な顔もせず答えをたくさんくれた。
京都で出会ってすぐに僕が"Love Don't Change"という曲がほんとに好きで、、、と伝えていたら名古屋公演のアンコールで一緒にセッションしようと言ってもらえて演奏した。セッションといいながら、僕はギターを弾きながらEricのギターの手元ばっかり見てたが(笑)
あの時間は僕にとって特別すぎて、もう言葉にできない。

彼の音楽は毎夜、素晴らしかった。
4時間は余裕で聴いてられると思うほどに。というかそれくらい聴きたいなぁ。。。と思って見ていた。

大好きで本物だと感じる音楽に生で触れられること。
それは、こんなにも幸せなことだったなぁってことを思い出した。
少しのノスタルジアと多くのインスピレーションをもらえた。
本当に夢のような2月の前半だった。

Eric Chenaux:http://cstrecords.com/eric-chenaux/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?