『日の名残り』は講談口調だったのか!

翻訳本も出しておられる方が、カズオ・イシグロなどの翻訳で知られる土屋氏の講義ノートをツイッターにアップされていた。翻訳とはいかなるものか、ためになったのでメモしたい。

【バラツキを出さないために】
推敲しかない
読み直し。作品の最初から昨日までやった分をすべて読み直す
毎日最初から読み直すのが理想
少なくとも章の最初から読み直すといい

【推敲の方法】
内容書き終わったら、原文見ずに日本語の文章として見る
(私の文章として、世に出してよいか)
最初の段階で、内容が正確かどうかは終わっている

【『日の名残り』を40代で訳された。日本語をどう培ったのか?】
幼少期の講談本体験 講談口調

【生活、健康】
朝型(4時頃起きる)
水泳週3~4回、散歩など

【日本語と英語は構造が違うが】
パラグラフ単位の翻訳。センテンスではなく、段落で言われていることの意味が写せれば良い。順番ぜんぜん気にしない。語順・センテンス気にせず、段落全体で同じ意味であれば良い。

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