芦原さんの件について思うこと

私はドラマより本のほうが好きなのですが
映画やテレビで見て興味を持ったものは本を買って消費します
映画やドラマイッキ見までまとまった時間は取れないけどちょっとした空き時間で自分のペースで楽しめるのは本や漫画の良いところですよね
映画やドラマは存在するだけで原作の広告になってるというのは否めないところだなと思います

海猿の原作者様のnoteを拝見しましたが、
原作者ではないのに原作者のツラ下げてメディアに出る輩がいることには驚愕しました

出版社は出版社だけの利益の為に行動するから、原作者は守られない
その体制は改善されるべき事案ですよね

一方でテレビマン側は原作者はタイトル貸すだけで何百万も貰って偉そうだな、原作の本が相乗効果で売れてもその利益はテレビ側に入ってこないのに、とボヤいてるのもよく聞く話ではあります

原作者としては多く人に届くからこそ原作との齟齬ないようにしたいんだと思います

消費者は、原作中に見せかけたミーハー層が多数派です

エンタメとして消費して原作は知らない人が居たとしても、原作者が別物だと言ってしまえばそれは原作とは別物の何かになります
そういう意味では原作者は法をはずれたところで厄介な影響力を有してるのではないでしょうか
それに呼応して脚本家に過度な批判を集めてしまい、罪悪感を募らせたが故に自死をえらばれたのではないでしょうか

原作を原作者が渡すことに権利がないわけではないが、現状事後報告である体制もおかしいです

完結していない物語を人に渡して、描きたいものが邪魔されるとなるとそりゃ原作者も手を加えたくなるのは当然のことです

出版社は本来原作者を守る立場であるはずなのに、出版社は出版社の利益を優先する、この体制は今後も続いていくのでしょうか

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