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鹿の角で雑貨を作る②輪切りのボタン

一番シンプルなやつです。
使う道具は
■ノコギリ:木材用の普通のノコギリ。「硬い木用」がおすすめ。

■電動ルーター:(キリとヤスリでも頑張ったらいけます)
■バイス(万力)

①バイスではさんでわ切りにします。

鹿角は置いたときあまり安定しないので、バイスではさんで切ります。
バイスはしっかりしめる。
厚みは5㎜以上はほしいところです。角の模様が分かりやすくなります。

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②ルーターで穴をあけます。穴は2 つか4 つ。
 先端ビットは2㎜のドリル。

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※鹿角は少し繊維質なのでドリルが引っかかる場合があるので、穴はゆっくりあけましょう。
輪切りがドリルに引っかかったまま回転して危ないので、引っかかったらすぐ輪切りを持っているほうの手を離して下さい。


③通した糸が安定するようにルーターで穴と穴の間にみぞを彫ります。(なくても大丈夫です)
先端ビットは2㎜くらいの球状のハイスカッターが彫りやすかったです。

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④かどを削って丸っこくして完成です。


鹿角はペーパーナイフが作れるくらいには硬度があり、凹凸のある鹿角だととくに、かどを丸めないと布や糸が引っかかりやすくなります。
鹿角の模様は白黒ではなく全体的に茶色がかっていることが多いので、側面の模様がはっきりするように少し削って白くしたりもしています。

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