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普段はブログで文章を書いています。noteとの兼ね合いを考え中です。 https://sube4.hatenadiary.jp/

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記事一覧

フィンガーノート

アイドルグループ「Finger Runs」(以下フィンズ)が楽しい。 五人のメンバーがギュンギュンな音に乗って縦横無尽に駆け巡り、フロアもそれに呼応(対抗?)して沸き上がる…

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4か月前
6

「クレしん」で流れるCMの話

いつからだろうか。「クレヨンしんちゃん」(テレ朝)を観てて、合間のCMでやたらアニメやゲームが出てくるな、と感じるようになった。 「進撃の巨人」や「鬼滅の刃」はま…

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3年前
2

特定の誰かに宛てた文章を書くこと

※特定の誰かに向けた文章を書くのが苦手だったオタクが生メの返信にハマった話です。 生メとは ドルオタ活動楽しい。 ライブ楽しい。特典会楽しい。オンファイも楽しい…

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3年前
5

「ビバラバ」感想にかこつけてサンリオキャラの「らしさ」を考える

サンリオキャラの「らしさ」についてぐだぐだと考えてます。 サンリオ×劇団ノーミーツの舞台「ビバラバ」とは 閉園後のピューロランドには何回か居合わせている。という…

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3年前
4

キャラAからキャラBへの固定された呼称について

二次創作でやってはいけない「呼称間違い」 二次創作でやってはいけないことに「キャラAからキャラBへの呼称を間違える」がある。 どんなに絵柄が原作からかけ離れてよう…

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3年前
3

二〇二〇年下半期のオタ活

三月発令の緊急事態宣言が解除されたのが五月下旬。で、七月になってから現在に至るまで、何回かアイドルのライブに足を運んだ。ワンマン、フェス、対バンなど。いずれも国…

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3年前

視聴者から見た通年アニメwithコロナ 「ミュークルドリーミー」「クレしん」の場合

2020年、コロナによるアニメの放送休止・延期が相次いだ。これを書いている間にも人気声優の感染が発覚したり、状況はまだまだ予断を許さない。 通年アニメならではのコロ…

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3年前
4

NHK産ASMR「365日の献立日記」の話をします

春頃からNHKの5分番組「365日の献立日記」を欠かさず観ている。コロナ禍で気持ちが落ち着かない中、自分の【観る精神安定剤】の位置にすっぽり収まってしまった。 これは…

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4年前
5

サンリオのピカレスク映画「ユニコ 魔法の島へ」 魔法使いククルックの強烈なインパクトとみじめな末路

サンリオのアニメ映画「ユニコ 魔法の島へ」に登場する悪の魔法使いククルックの魅力と、彼に共感してしまった話です。 このnoteは最後まで全文無料で読めます。 最初は…

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4年前
15

スケベVRではセットの作り物感が強調されて没入を邪魔する話

※このnoteは全文無料で読めます。 森田(漫画「スナックバス江」の登場人物)にそそのかされてOculusを導入してから半年。DMMの観放題プランに加入して人気のスケベVR動…

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4年前
5

私はカラオケで初めて好きな曲の歌詞と向き合う

※このnoteは全文無料で読めます。 近所のカラオケ屋が営業再開したので、久しぶりにヒトカラしに行く。 この二ヶ月はずっとマスクしてて、無意識に口の動きが縮こまって…

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4年前
1

原作ファン、アニメファン、そしてアニメから入った原作ファン

※このnoteは全文無料で読めます。 原作つきアニメに対して、原作が好きという立場から感想を述べる人がいる。原作を知らず、ただアニメが好きという立場から感想を述べる…

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4年前
3

wikipediaで漫画やラノベの登場人物一覧にアニメのキャストを書き添えるやつ

許容できない。というのは、ずっと主張してきたことではある。 ※このnoteは全文無料で読めます。 漫画やラノベには、原作の段階では「声帯」はついてない アニメ・ゲー…

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4年前
1

昔流行ったコンテンツを再び盛り上げるのは難しいんじゃないか

※タイトルの「難しい」は「無理」「不可能」を意味しません。 ※このnoteは全文無料で読めます。 昔流行ったコンテンツの「掘り返し」がブームである、と言われて久しい…

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4年前
8

アフレコレポ漫画という声優を擬人化するジャンルに救われてた話

(画像はアニメディア2017年1月号) ※このnoteは全文無料で読めます。 誰かを本気で好きになったことがない。こう書くと個人間の色恋の話に聞こえてしまうだろうか。違…

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5年前
3

Vtuberは「おカネほしい」と言った。するとこの世にアイドルポップが生まれた。

※このnoteは全文無料で読めます。 響木アオの新曲「ユメスクリーム」は、「おカネ」をテーマとして制作された。 これを聞いて「アオちゃんらしいよなあ」と思った人。あ…

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5年前
11
フィンガーノート

フィンガーノート

アイドルグループ「Finger Runs」(以下フィンズ)が楽しい。
五人のメンバーがギュンギュンな音に乗って縦横無尽に駆け巡り、フロアもそれに呼応(対抗?)して沸き上がる。あの空間が好きで足を運んでる。

お披露目から一年半。継続して通えてるのは、彼女らがその時々で全く違う姿を見せてくれるからだ。

生誕に呼ばれればお祝いムード全開で、

アウェイならまず自分たちが楽しんでみようとメンバー間でわ

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「クレしん」で流れるCMの話

「クレしん」で流れるCMの話

いつからだろうか。「クレヨンしんちゃん」(テレ朝)を観てて、合間のCMでやたらアニメやゲームが出てくるな、と感じるようになった。

「進撃の巨人」や「鬼滅の刃」はまだアリとして、「ラブライブ」やら「ゾンビランドサガ」やら「アイドルマスターシンデレラガールズ」やらホロライブのキャラをフィーチャーしたカードゲームやら。色んなコンテンツが毎週宣伝されている。ブシロード関連が多いのは枠買ってるのかな?

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特定の誰かに宛てた文章を書くこと

特定の誰かに宛てた文章を書くこと

※特定の誰かに向けた文章を書くのが苦手だったオタクが生メの返信にハマった話です。

生メとは
ドルオタ活動楽しい。

ライブ楽しい。特典会楽しい。オンファイも楽しい(オンリーファイブの略。先着で限定五枚の個別メッセージ付き写メをゲットできる。あんまり買えてない)。

そして意外なことに……と言ったらアレだけど、【生メ】がかなり楽しい。

生メール通称生メは、アイドルの書いた文章がユーザーのメルアド

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「ビバラバ」感想にかこつけてサンリオキャラの「らしさ」を考える

「ビバラバ」感想にかこつけてサンリオキャラの「らしさ」を考える

サンリオキャラの「らしさ」についてぐだぐだと考えてます。

サンリオ×劇団ノーミーツの舞台「ビバラバ」とは
閉園後のピューロランドには何回か居合わせている。というのも、アイドルや声優を呼んで行うイベントの夜の部はしばしば終演が営業終了後になる。客は自分たち以外が捌けた園内、メインストリートであるピューロビレッジを通って退場してくわけだ。元来が屋内で薄暗いピューロビレッジは、ひとけがなくなると途端に

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キャラAからキャラBへの固定された呼称について

キャラAからキャラBへの固定された呼称について


二次創作でやってはいけない「呼称間違い」
二次創作でやってはいけないことに「キャラAからキャラBへの呼称を間違える」がある。

どんなに絵柄が原作からかけ離れてようとキャラがひどい目に遭おうと受け攻めが解釈違いだろうと許容する人が、呼び方を間違えた途端般若と化し、「原作エアプかよ」と侮蔑を露わにする(誇張表現)。

実際には何かの意図があってのことなのかも。でもそんなの書いた人以外には分からない

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二〇二〇年下半期のオタ活

二〇二〇年下半期のオタ活

三月発令の緊急事態宣言が解除されたのが五月下旬。で、七月になってから現在に至るまで、何回かアイドルのライブに足を運んだ。ワンマン、フェス、対バンなど。いずれも国が規制するような大規模イベントに含まれないやつだ。

もちろんイベントごとに感染症対策は成されていた。大体以下のような感じ。

■ソーシャルディスタンス確保のため、キャパ大幅減
■普段はスタンディングの現場でも椅子アリの指定席制。もしくは床

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視聴者から見た通年アニメwithコロナ 「ミュークルドリーミー」「クレしん」の場合

視聴者から見た通年アニメwithコロナ 「ミュークルドリーミー」「クレしん」の場合

2020年、コロナによるアニメの放送休止・延期が相次いだ。これを書いている間にも人気声優の感染が発覚したり、状況はまだまだ予断を許さない。

通年アニメならではのコロナ禍とは「プリキュア」や「サザエ」、「ドラえもん」といった通年アニメはそれでも各々放送を再開。界隈のアニオタの日常は戻ってきたように見える。……が、こうしたアニメを観ていても、事態は現在進行形だと事あるごとに実感させられる。

通年ア

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NHK産ASMR「365日の献立日記」の話をします

NHK産ASMR「365日の献立日記」の話をします

春頃からNHKの5分番組「365日の献立日記」を欠かさず観ている。コロナ禍で気持ちが落ち着かない中、自分の【観る精神安定剤】の位置にすっぽり収まってしまった。

これは料理番組だけど、プロがレシピを披露する実践的なものじゃない。タレントが食レポするバラエティでもない。ただ、料理をしている風景を、その手元を5分間流す。……環境映像といったほうが近いだろうか。

まず何より音がいい。とんとんとんとん…

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サンリオのピカレスク映画「ユニコ 魔法の島へ」 魔法使いククルックの強烈なインパクトとみじめな末路

サンリオのピカレスク映画「ユニコ 魔法の島へ」 魔法使いククルックの強烈なインパクトとみじめな末路

サンリオのアニメ映画「ユニコ 魔法の島へ」に登場する悪の魔法使いククルックの魅力と、彼に共感してしまった話です。
このnoteは最後まで全文無料で読めます。

最初はいわゆる「サンリオアニメ」のお勉強のつもりだった

アニメ「おねがいマイメロディ」(2005-)はブラックジョークを多分に含んだ内容で、それまでのサンリオのイメージを大きく変えた。以降アニメオタクの間ではサンリオアニメ=「女児アニメの

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スケベVRではセットの作り物感が強調されて没入を邪魔する話

スケベVRではセットの作り物感が強調されて没入を邪魔する話

※このnoteは全文無料で読めます。

森田(漫画「スナックバス江」の登場人物)にそそのかされてOculusを導入してから半年。DMMの観放題プランに加入して人気のスケベVR動画を色々観た結果、自分なりの評価基準が確立しつつある。

女優の演技力やVRであることを活かした密着プレイ、バイノーラル録音による耳元での囁き。そんなものも大切だけど、自分にとって欠かせない要素としてはセットの現実感が挙げら

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私はカラオケで初めて好きな曲の歌詞と向き合う

私はカラオケで初めて好きな曲の歌詞と向き合う

※このnoteは全文無料で読めます。

近所のカラオケ屋が営業再開したので、久しぶりにヒトカラしに行く。
この二ヶ月はずっとマスクしてて、無意識に口の動きが縮こまってるようなところがあったので、めいっぱい口を開いて大きな声を出せるのはめちゃ爽快。約二時間。溜まりに溜まっていた鬱屈した気持ちが少し晴れた。

と同時に、自分が音楽を楽しむにあたりカラオケでその曲を歌うのは欠かせない過程なのだと改めて認

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原作ファン、アニメファン、そしてアニメから入った原作ファン

原作ファン、アニメファン、そしてアニメから入った原作ファン

※このnoteは全文無料で読めます。

原作つきアニメに対して、原作が好きという立場から感想を述べる人がいる。原作を知らず、ただアニメが好きという立場から感想を述べる人もいる。インターネットでお互いを容易に観測できるようになった昨今、両者は対立したりしなかったりする。

さらには数としては結構多いはずなのに、意外に話にのぼらない第三勢力も存在する。それは「アニメがきっかけで原作にハマったファン」だ

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wikipediaで漫画やラノベの登場人物一覧にアニメのキャストを書き添えるやつ

wikipediaで漫画やラノベの登場人物一覧にアニメのキャストを書き添えるやつ

許容できない。というのは、ずっと主張してきたことではある。

※このnoteは全文無料で読めます。

漫画やラノベには、原作の段階では「声帯」はついてない
アニメ・ゲーム・ドラマCD……なんでもいいけど、声がつくこと前提のメディアで展開されて、初めて声帯が付与される(最近では1巻発売段階で声優が声つけるCM打つこともあるけど)。

そしてアニメ化されたからといっていきなり、原作を読んでる時キャラが

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昔流行ったコンテンツを再び盛り上げるのは難しいんじゃないか

昔流行ったコンテンツを再び盛り上げるのは難しいんじゃないか

※タイトルの「難しい」は「無理」「不可能」を意味しません。

※このnoteは全文無料で読めます。

昔流行ったコンテンツの「掘り返し」がブームである、と言われて久しい。
ここでの「昔流行った」とは、ひとまず現在三十代~四十代序盤の人たちが思春期に触れた九〇、ゼロ年代半ばくらいまで発のコンテンツを指すことにする。筆者がその世代だから。

そういう時に理由としてよく挙げられるのが、ユーザーが大人にな

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アフレコレポ漫画という声優を擬人化するジャンルに救われてた話

アフレコレポ漫画という声優を擬人化するジャンルに救われてた話

(画像はアニメディア2017年1月号)

※このnoteは全文無料で読めます。

誰かを本気で好きになったことがない。こう書くと個人間の色恋の話に聞こえてしまうだろうか。違う。一対多、ファンと有名人という関係においてだ。昔からずっと、「推し」を作ることに失敗してきた。

中高生の頃にオタクとしての自我を持ってから、本格的に色んなアニメを観始めた。そこから、当たり前のように制作サイドにも興味を持つよ

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Vtuberは「おカネほしい」と言った。するとこの世にアイドルポップが生まれた。

Vtuberは「おカネほしい」と言った。するとこの世にアイドルポップが生まれた。

※このnoteは全文無料で読めます。

響木アオの新曲「ユメスクリーム」は、「おカネ」をテーマとして制作された。

これを聞いて「アオちゃんらしいよなあ」と思った人。あなたは彼女のファンなのだろう、おそらく。
響木アオには拝金主義なところある。インタビューでほしいものを尋ねられたらとりあえず「おカネ」と答えるなど、事あるごとに現ナマラヴを公言してやまない。

そうしたキャラクターは、自身のアイドル

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