自動車と僕
今日は普段僕がちゅきちゅきアピールしている車について語ろうかなと思います。
本当に趣味の話なので興味なければお酒飲んでアニメでも見ててください。
僕と車との出会いは小学生の頃に遡ります。
当時、マンションに住んでいた僕は、小学校に集団登校していました。
そのときに仲の良かった一つ上の友達にあるゲームを貸してもらいます。
それがコチラ、
グランツーリスモ3
PS2用ソフトのレースゲームです。
当時クラッシュ・バンディクーやラチェットアンドクランクにハマっていた僕は、レースゲームというものに馴染みはありませんでしたが、とにかくゲームが好きだったのですぐにハマりました。
それから続編を次々と購入、プレイし、小学校を卒業するまでほぼレースゲーム一辺倒の生活をしていました。
中学生になると、流行りや好みの変化からFPSなどに手を出すようになり、一旦は車好きが落ち着きます。
そして、年月は流れ、高校生を卒業し、無事に浪人生という名のニートになります。
浪人生の時期は、本当に勉強以外することがなくて、とにかく時間を持て余していました。
家で死んだように呼吸とうんちだけをする僕を見かねた親が、免許でも取ってこいといいます。
親が金を出してくれるとのことで、僕は二つ返事で了承しました。
そして、浪人2年目の春に教習所に通い始めることになります。
最初は面倒だった教習所も、慣れてくるととても楽しく、毎日が灰色だった当時の僕には十分すぎる刺激でした。
そして、一度も試験に落ちることなく卒業、無事免許を手に入れます。
自分の手で車が運転できるようになってからは、車に対する愛が急激に増大していきます。
大学に進学し、アルバイトもレンタカー屋を選択。
数少ない友達との旅行でも車を運転することになります。
なぜここまで車が好きになったか、父親の影響もあると思いますが、大きな理由としては
①機械を動かすのが好き
②時間や場所に囚われず自由に移動できる
③独りもしくは友人とだけの限られた空間
この3つが大きな要因としてあると思います。
①はそのまんまで、昔から機械を動かすのが好きでした。自転車もそうですが、自分が意図したとおりに動いてくれる機械と言うものは、まるで手足が増えたかのような万能感を与えてくれます。
マニュアル車が好きなのも、自分の意図した通りの動きをしてくれるというのが大きいです。
オートマ車は、細かい話をするとトルクコンバータの伝達ロスだったりキックダウンの制御だったり機械と意思疎通が取りにくい部分が多くあるので…。
あと、マニュアル車が好きな理由として、適度な疲労感もあります。
最近のオートマ車は、片手片足で楽に操作ができ、正直何も考えなくても前に進みます。
それ自体はいいことなのですが、どうしても単調で飽きやすく、眠気に襲われたり、旅路が長く感じたりします。
その点、マニュアル車は、両手両足をフルに使う必要があり、ラフな操作ではぎこちない動きをし、車種によっては発進すらままならないものもあります。
しかし、これらは決してネガな方向に働くだけでなく、運転が上達していく達成感、適度な操作量で眠気を誘発しにくい、慣れるのに必死で気づいたら目的地についているなど、長距離移動の多い旅行などではプラスに働く面が多くあります。
僕がマニュアル車が好き理由は、これらの操作のダイレクト感と適度な刺激にあります。
②もそのままで、電車だと決まった時間に線路のある場所へしか行けませんが、車なら道路さえあればいつでもどこへでもいけます。
もちろん終電を気にする必要もありませんし、目的地のすぐ近くまで直接乗り込むこともできます。
旅行や遠出ではこれらの要素がとても重要だと感じていて、渋滞などによる時間の不確定さなどはありますが、夜中に移動できたり、電車が乗り入れないような土地にまで直接行けるのは大きなメリットだと感じます。
③は最近特に思うことなのですが、電車だと不特定多数の人間と空間を共にし、周りに気を遣い、行動も制限されます。
しかし、車なら好きな音楽を大音量で流すも良し、友人と大声で会話するも良し、(度を越さなければ)何をしても咎められません。
これも、旅行にとっては重要な要素で、移動も旅行の一部ですから、そこでも存分に楽しめる環境が一番だと考えています。
もちろん電車でも車窓からの眺めなど楽しめる要素は沢山ありますが、気遣いな僕からすれば車のほうが幾分居心地がいいです。
他にもいろいろありますが、以上の事から僕は車が好きです。
もちろんいい事ばかりではなく、費用の問題から事故のリスク、駐車場の問題など、様々なデメリットもありますが、それでも僕は車との付き合いをやめることはないと思います。
フォロワーの中には嫌々教習所に通っている人や、車が嫌いな人が散見されますが、一度でいいので車でどこか遠いところへ旅に行ってみてほしいです。
強いて言えばマニュアル車のオープンカー、天気のいい日に自分の思い通りに動いてくれるあの感覚は、人間が本能で求める開放感そのものであると思います。
長くなりましたが、毎度のことですが、乱文にお付き合いいただきありがとうございます。
ではまた。
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