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【BG3】バルダーズゲート3のMOD「Origin Classes - Complete」の紹介【MOD紹介】
Origin Classシリーズとして紹介していましたが、
ついにオリジン6人分が完成してひとまとめのMODとなったようなので、
改めて紹介したいと思います。
Origin Class以外のMODも紹介していますので、
こちらもよろしくお願いします。
この記事の最終更新日時:2025年1月30日
Origin Class - Complateについて
このMODは各キャラクターに専用のクラスを与えます。
以前のOrigin Classはそれぞれの初期職の性能と
Lv1からLv12までのシナリオの流れを汲み取った構成で
非常に手間暇がかかるものとなっていました。
全員分を用意するためには膨大な作業が必要であり、
現実的に考えて規模を縮小する必要があったようです。
このComplate版では全体の構成が変更されて、
マルチクラスが前提となります。
具体的には、Lv1で一通りの性能が手に入ります。
その後、好みのクラスでマルチクラスをして
各自で仕上げる形になります。
このMODクラスはLv2~12ではHPが上昇するのみで
何も用意されていません。
例えば、Lv11ウィザード+Lv1クレリック(嵐)といったような。
「ちょい足しすると
特技が1個減るけど良い組み合わせになる程度の強さ」
を想定して作られたそうです。
現時点では翻訳MODなどはなく英語のみです。
一度クリアしてれば文章の雰囲気などで大体わかると思います。
この紹介について
・私見が入ることがあります。☆で表記。
・細かいところが省略されているかもしれません。
・そもそも読み違えからの誤情報も存在する可能性があります。
簡単まとめ
Daughter of Darkness
・短剣や槍が強い
・戦士職向け
Orb Bearer
・呪文スロットへの制限とウォーロックの呪文スロット
・呪文職や呪文戦士向け。完全な戦士だと無意味になる。
Blade of Frontiers
・ボーナスアクションを余らせがちな近接戦士職向け
・或いは魅力職(パラディン・バード・ソーサラー)
Heart of the Party
・追加攻撃を得られる。追加攻撃がない職向け
・激怒を得られる。バーバリアン以外のアタッカー向け
Astral Soldier
・追加攻撃を得られる。追加攻撃がない職向け
・耐久性が上がる。タンク向け
Nightstalker
・説得が得意になる。会話担当向け。
シャドウハート Daughter of Darkness
・闇の娘
☆短剣や槍が得意という特徴がある。
判断力で戦えるためクレリック運用なら槍がお手頃。
☆短剣は戦士系クラスを採用した方が活かしやすい、
その場合はBind Weaponを使わずそのまま敏捷力で殴る。
戦士育成でも導きや癒しの言葉など最低限は用意できて便利。
☆判断力を高める利点がある戦士職がモンクくらいなのが惜しい。
基本性能
クレリックと同等
習得技能
・クレリックの初級呪文を3つ選択して習得する
・Dagger Expert
ダガーによる攻撃で、
敏捷力修正値をダメージロールに加算する。
☆基本性能に劣るダガーの攻撃力を補える。
・Bind Shadowheart's Weapon
メイン武器のスピアかダガーを魔法の武器にし、
攻撃ロールやダメージロールで判断力修正値を使用する。
さらに投げても戻ってくるようにする。
一度に一つの武器のみ適用できる。
10ラウンドの間、1.5m以上離れていると自動解除される。
☆筋力や敏捷力の方が高くても判断力修正値を使用する。
☆投擲した場合の攻撃ロールは
通常通りに筋力修正値を使用する。
・Shadow Step
ボーナスアクションを使用して
影から影へ転移する。次の攻撃を有利にする。
・クレリックのLv1呪文を5つ習得する。内容は以下の5つ。
聖域・命令・導きの矢・癒しの言葉・変装
ゲイル Orb Bearer
・オーブを背負う者
☆6人分の中で唯一、非常に強いデメリットを持つクラス。
小休憩込みでLv6呪文を6回使えると考えるとむしろ強い?
Lv3までの呪文スロットはあるからちょっとした場面でも困らない。
☆大技をたくさん撃てるためウィザードはもちろん、
嵐の領域クレリックやソーサラーなども向く。
☆デメリットを気にするなら
Lv4以上の呪文が元から少ない魔法戦士職を候補にする。
基本性能
ウィザードと同等
ウィザードと同じように巻物から呪文を習得できる
(呪文スロットがあるLv3までに限られる。)
習得技能
・ウィザードの初級呪文を3つ選択して習得する。
・ウィザードのLv1呪文を6つ選択して習得する。
・Karsite Caster
ウォーロックの呪文スロットを2つ得る。
その代わりに通常の呪文スロットはLv3までしか使用できない。
☆ウィザードなど呪文職で育てると通常の呪文スロットが成長する。
「Lv4呪文スロットを習得」と表示はされるが実際は使用不可。
戦士系のクラスだと通常の呪文スロットの回数は増えない。
Lv1 Orb BearerのLv1呪文スロットが2つのみとなる。
☆ウォーロックの呪文スロットはレベルに応じて成長し、
Lv11時点でLv6で最大となる。回数は増えない。
戦士系のクラスでも成長する。
☆サブクラスをウォーロックにした場合、
ウォーロックの呪文スロットがさらに増える。
Lv1 Orb Bearer + Lv11ウォーロックの場合、
Lv5呪文スロット3つとLv6呪文スロット2つとなる。
★ただし、Orb Bearerは知力キャスターで
ウォーロックは魅力キャスターである。
挙動が複雑になる可能性があるため
作者さんは非推奨の組み合わせとしている。
ウィル Blade of Frontiers
・辺境の刃
☆非二刀流でもボーナスアクションを無駄なく使えるのが利点。
さらに通常ならLv2が必要な苦悶の怪光線をLv1で揃えられる。
☆剣ウォーロックを採用したレイピア使いとして
辺境の刃らしい戦いを満喫できる。チクリとやろう。
☆怪光線の方を活かすならパラディンやソーサラーが候補。
たぶんこっちの方が強い。
基本性能
ウォーロックと同等
習得技能
・Blade's Flourish
ボーナスアクションを使用して、武器攻撃を行う。
対象に2ターンの不安定を与える可能性がある。
☆実行可能な武器は限定的。
ショートソード・シミター・レイピアのみ
☆ダメージ量は通常攻撃よりも減る。
具体的には武器自体のダメージや強化値、能力修正値が半分。
属性追加ダメージや追加効果はそのまま。
・ウォーロックの初級呪文を2つ習得する。内容は以下の2つ。
防刃・怪光線
・命知らずの接近
遠隔攻撃呪文を近距離攻撃呪文として使用可能にする。
・苦悶の怪光線
怪光線のダメージに魅力修正値を加算する。
カーラック Heart of the Party
・仲間達の心臓
☆火属性の激怒と1回限りの最強激怒を持ち、
悪路踏破やイニシアチブに驚き無効と細かいユーティリティも揃う。
☆同時に複数の激怒ができないという点から
バーバリアンにはあんまり向いていない。
3回攻撃狙いでファイターが手頃。
☆Lv5で追加攻撃を習得する点から
ローグなど追加攻撃を持たない戦士クラスも向く。
☆バーバリアンと同等の装備習熟があるのも利点。
基本性能
バーバリアンと同等
呪文で使用する能力値が耐久力。
習得技能
・Ten Years of Fury
10ターンの間、激怒状態になる。
この激怒はLv10以上で使用できる。
この激怒はゲーム中に1度しか使用できない。
近接武器攻撃に地獄の業火の爆発が追加され、
4m以内のクリーチャーに6d8の火属性ダメージを与える。
精神属性を除くすべての属性に抵抗を得る。
腕力の能力判定とセーブスロー判定に有利を得る。
・Infernal Heart Rage
10ターンの間、激怒状態になる。
近接武器攻撃か素手攻撃に1d4の火ダメージが追加される。
この火ダメージは抵抗や無効を無視する。
斬撃・殴打・刺突攻撃に対して抵抗を得る。
腕力の能力判定とセーブスロー判定に有利を得る。
・Soldier of the Blood War
イニシアチブ+2、さらに驚き状態にならない。
・Excaped from the Hells
困難な地形で減速しない。
・Extra Attack: Level 5
Lv5で必ず追加攻撃を習得できる。
☆この追加攻撃は戦士職で追加攻撃を得ると効果を失う。
ドルイドの自然の打撃でも効果を失う。
・Ten Years of Fury
最後にもう一度だけTen Years of Furyを使用可能になる。
レイゼル Astral Soldier
・アストラル界の戦士
☆比較的シンプルな戦士クラスとなっている。
ギスヤンキパリィがほぼ常時効くため耐久性が高い。
☆Lv5の追加攻撃を活かすなら戦の領域のクレリックが向いている。
☆ファイターと同等の装備習熟だからすべての装備に習熟できる。
重装備魔法使いもできる。
基本性能
ファイターと同等
習得技能
・Extra Attack: Level 5
Lv5で必ず追加攻撃を習得できる。
☆この追加攻撃は戦士職で追加攻撃を得ると効果を失う。
ドルイドの自然の打撃でも効果を失う。
・Greatsword Fighting
グレートソードを使用する時、
アタックロールの最低値が6になる。
・Longsword Fighting
ロングソードを使用する時、
敏捷力の方が高い場合は敏捷力修正値を用いる。
☆この二つの戦闘スタイルはどちらか片方の選択制。
・Lesser Githyanki Parry
リアクションポイントが使用可能な時、
殴打・刺突・斬撃ダメージを1d4軽減する。
この行動はリアクションポイントを消費しない。
・回避即反撃
近接攻撃を回避した時、近接武器で反撃ができる。
アスタリオン Nightstalker
・闇夜に忍ぶ者
☆急所攻撃と似たような運用ができる死霊術を習得する。
ただし追加攻撃の対象になるか否かが異なり、
呪文発動能力値も魅力で固定。使い勝手は悪めか。
☆ローグと重複する部分が多く、ローグになる利点は薄い。
☆呪文職になることで
高めの移動力や隠れ身を活かすことができそうだ。
基本性能
ローグと同等
呪文で使用する能力値が魅力。
習得技能
・巧妙なアクション:隠れ身
ボーナスアクションで隠れ身状態になれる。
・Vampiric Charm
説得とペテンに習熟強化を得る。
・Supernatural Speed
移動距離+1.5m
・Desperate Vampire
吸血の手の呪文が使用可能になる。
・吸血の手
呪文の分類はレベル3の死霊術
1d10の死霊ダメージを与え、与えたダメージの半分を回復する。
有利状態かつ、不利状態がない場合は
追加で1d6の死霊ダメージを与える。
ダメージ量はレベルに応じて増加する。
最大でLv11で3d10+追加ダメージ6d6となる。
この呪文は近接武器が必要となる。
この呪文は呪文スロットを使用しない。
この呪文は追加攻撃の対象にならない。
呪文発動能力値について
カーラックとアスタリオンのクラスは
呪文発動能力値が設定されている。
カーラックは耐久力で呪文を使う、
アスタリオンは魅力で呪文を使うとなっている。
それでこれはいつ適用されるの?というと
カーラックはほとんど適用されない。
カーラックのクラスでは呪文を習得しないため、
呪文は巻物を使った時に限定される。
Lv1の状態で巻物を使うと耐久力を使う。
しかしそのカーラックがLv2以降にウィザードを採用した場合、
それ以降は巻物でも知力を使うようになる。
アスタリオンは吸血の手が影響を受ける。
アスタリオンのクラス内で修得するため、
吸血の手だけはずっと魅力で固定。
Lv2以降にウィザードを採用した場合でも
魅力修正値が攻撃ロールに使用される。
メモ
・Extra Attack: Level 5
リリース直後はカーラックとレイゼルのExtra Attack: Level 5は
ドルイドの自然の打撃と重複し4回攻撃を行えた。
アプデで修正されていまは重複しない。
・Nightstalkerのマルチクラス先
別MODではあるが
Blood Sorcery - A Sorcerer subclassと組み合わせるととても強い。