カヤック実習

自然環境リテラシー学Dチーム第一回 6月26~27日

初めまして!三重大学生物資源学部のすばるです。
今回は6月26~27日の自然環境リテラシー学に参加したことについて記したいと思います。自然環境リテラシー学とは自然の中での現地実習を通して、知識や技能を習得する講義のことです。私は一昨年、自然環境リテラシー学に受講生で参加して、去年と今年は学生スタッフとして教える側で参加しました。

第1回ではカヤック実習をしました。まずは、PFD(ライフジャケット)のつけ方講習から始めました。カヤックに乗る上で一番大切なことです。カヤックに初めて乗るときはよく転覆をして、海に投げだされます。その時に、浮くために必要になります。PFDは他にも、衝撃から身を守ったり、体を温めるための保温性や海の上でも見つけやくするための視認性の機能もあります。

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次は、カヤックの乗り方の説明です。カヤックに乗るときは写真のようにまたぐように乗ります。この時またがずカヤックのコックピットに足を入れて乗ろうとすると沈没します。今の夏の時期なら大丈夫ですが冬に沈没すると体が凍えてまともに漕ぐことが出来なくなるので要注意です。


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1日目は本来4kmくらいしか漕がない予定でしたが、27日に台風が来る予定でカヤック実習がなくなる可能性があったので、26日に行けるだけ行こうとなり今回は8kmも漕ぐことになりました。予定を早めたのでしっかりと前進や回転の動きに基礎練習をすることができなかったので、行きはカヤック同士がぶつかったりして大変でした。このフィールドは船の往来が激しいのでカヤックの統制がとれていないと危険なのでもっと基礎練習をすればよかったなと思います。

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目的地の座左の浜に到着しました。上陸するときにも気をつけることがあります。磯波がいったと同時にカヤックを垂直にして上陸する必要があります。上陸に失敗するとカヤックに体が引き込まれたりして、外傷を負う可能性があるのでいつも緊張しながらやっています。

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座左の浜を出発してロッジさらくわにもどります。この時には受講生も漕ぐのになれてきて、カヤック同士でぶつかることもなくなってきました。自分が受講生の時は基礎練習だけで疲れていたので、第1回目から8kmも漕げて今年の受講生はすごいなと思いました。

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 ロッジさらくわに戻った後は、テントを設営しました。

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夕食を食べた後はレクチャーを受けて就寝しました。

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二日目は予報がずれていって雨が降らないうちにカヤックを漕ぐことができました。。ルートは昨日と同じで座左の浜まで漕ぎました。学生はカヤックのペダルの位置の調節加減やパドルの扱い方を理解し始め、グングンと前に進むことができるようになり、「後ろから先頭まで一気に漕いできたんですよ」と楽しそうに言う子までいました。カヤックを漕ぐのに慣れてきた子が増えたので、会話をして楽しませることを意識しながらツーリングをしました。

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昼の座左の浜に到着し、昼ご飯にインスタントラーメンを食べました。運動をした後で、大自然の中で仲間達と食べる料理は絶品でした。ご飯も食べ元気いっぱいの状態でロッジさらくわに戻りました。


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ロッジさらくわの手前でスタッフが転覆した際のレスキューのお手本を見せて終了しました。無事受講生に怪我をさせることなく終了することができてよかったです。

まとめ

まだまだ未熟なことはたくさんありますが私なりにがんばった2日間だと思いました。


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