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人見知りがなぜかスタバ店員になっていたっていうエッセイ1

超有名企業であるスターバックスコーヒーの店舗では、いつも明るい店員さんが私たちを出迎えてくれる。
そんな店員さんに憧れたとてつもなく人見知りの私は、大学入学をきっかけに半分冗談くらいの気持ちでスターバックスコーヒーのアルバイトに応募した。ちなみにこれはマジであった話で、なんなら僕のです。


「長所と短所について教えてください。」
そんな就職試験のような厳しい面接は40分くらい続いた。面接前に席に着くと1杯のコーヒーをもらったが、飲むタイミングも全く分からない。今思うと自分の顔は強張りまくって、店長からすると接客業に向いていない印象だったろう。あれ以来、ゆっくりとコーヒーが飲めるありがたみを知った。猫舌だからなおさらだね。
数日後に合格発表のメールが来たときは、うれしすぎてとりあえず家の中を4往復くらい走ってみた。そして冷静になった私は、なんで合格したのか分からず、間違いメールかもと少し怖くなった。ついでに足も少しつった。
初出勤の日。合格発表のメールは間違いなく自分宛であったと確信し、一安心。そして、周りにいる人は当たり前だけど知らない人ばかりで人見知り大爆発。もし「こんなスタバ店員は嫌だ。どんなの?」というお題が出たら、確実に自分の姿に該当した面白い回答が出ていたと思う。
もう一人の合格者は少し年上で超明るい人。より自分の陰キャラさが際立つ。とりあえず明るい返事と笑うことは忘れない。そして今助かっている。基本のキで言われることはやっぱり重要なんだなあって。
そんなハイパー人見知りの大学生は3カ月後に店頭にて独り立ちして働くことになる。「とりあえずマニュアル(ルーティン)通りにやってたら良いよ」っていう先輩の言葉を完全に信じ、何かあったらすべてを先輩に任せる最悪のスタイルでなんとかやり抜いた。いつの間にか業務に慣れて、働くの怖いなって気持ちは消えていた。マニュアル最高!
きっと何かの手違いでスタバ店員になっちゃった僕は、完全に最年少という立場に甘え、周りに支えられまくってなんやかんや耐えた。きっともっと人生の後半とかで学ぶであろう、「人に支えられて生きる」を実感していた。

当時の自分じゃ考えられないくらい、今の自分はいろいろとスタババイトで克服した。今回はこのへんで1章を終わろうかな。長く書いちゃうと文章力無いのががばれるんで、、、、


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