【ポケモン剣盾乱数調整】Xoroshiro-inverseの使い方

対象…Xoroshiro-inverse v1.2を想定。

https://note.com/sub_827/n/nc320ee1837cf V固定2箇所以上で特定したい場合はまずこちらをお読みください。

注意 この記事は2V以上の乱数調整が確立されて間もない時期の記事なので、情報が古い可能性があります。

追記 さびたコイル氏がGUI(ボタンクリックすれば計算してくれるやつ)のツールを公開しているので、使える環境の人はそっちを使ったほうが楽かと思います。なのでこの記事はWindows 64bitが動く環境じゃない人や、コマンドラインを叩くほうが好きな方向けです。

追記 さびたコイル氏のツールでは対応していない部分があるので(2Vを使わない場合とか)Xoroshiro-inverseを使う必要があるけど、コマンドラインよくわからないって方は、ぼんじりさんの作ってくださった入力補助ツールをお使いください。

入手

上のリンクからgithubのページに飛び、Clone or downloadからZIPでDL。

キャプチャ

Javaがインストールされてないと動かないので、調べてインストールし、Pathを通しておいてください。(ここでは解説しないので、「Java インストール」「Path 通し方」とかで調べてください)

起動

コマンドプロンプト等からxoroshiroinverse.jarを置いてあるディレクトリを開いてコマンドを叩く…と言っても多分伝わらないので。。。

Windowsならメニューの「Windows システムツール」から「コマンドプロンプト」を起動、MacならTerminalを起動(私はMacを持っていないのでちゃんと確認はしてません。動かなかったら「mac コマンドライン」とかで調べてください)。Linux使用者には説明は不要だと思うのでLinuxは割愛。

xoroshiroinverse.jarの右クリックメニューから「プロパティ」を選び、場所をコピー(Macでも同様にできるのかは知らん)。【追記:Shift押しながら右クリックすると「パスをコピー」って欄があるのでそれのほうが楽です】【追記2:「Powershellをここで開く」で一発でできるみたいです】

キャプチャ

「cd [コピーした文字列]」と入力してEnter。(cdと[コピーした文字列]の間は半角スペース)

キャプチャ

「java -jar xoroshiroinverse.jar」と入力してEnterを叩くとXoroshiro-inverseが起動します。起動しなかったらコマンドの打ち間違いや、対象のバージョンのJavaがインストールされているかを確認しましょう。


入力

「this program supports ONLY the cases that the pokemons have no 31 IV in chance」とあるように、自然発生したVを含む個体からは逆算できません。

- enter precise IVs of the 1st raid pokemon

1日目(星3~5のレイドで計算する場合は4日目の1星3(3V固定)個体)の個体値を, H A B C D Sの順に半角スペース区切りで「31 31 31 8 1 0」のように入力。

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- enter rest of consecutive IVs

星3~5レイドから計算する場合のみ出てきます。4日目の星5(4V固定)レイドの31以外の個体値を前から順に半角スペース区切りで入力。

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- enter number of stars of 2nd raid pokemon

- enter lower bounds of IVs of the 2nd raid pokemon

- enter upper bounds of IVs of the 2nd raid pokemon

2日目(星3~5レイドの場合は5日目)のポケモンの星の数を入力し、その個体の個体値の下限と上限(完全に特定できた場合は同じ入力を2回する)を入力。

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- enter number of stars of 3rd raid pokemon

- enter lower bounds of IVs of the 3rd raid pokemon

- enter upper bounds of IVs of the 3rd raid pokemon

同様に3日目(星3~5なら6日目)の個体の情報を入力。

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- enter index of ability of the 1st raid pokemon / type "ignore" not to take account of ability.

最初に入力したポケモン(星3~5レイドの場合は星3のほう)の特性を入力。夢特性が出た場合や、特性1と特性2が同じ場合はignoreと入力。

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- Dose the 1st raid pokemon require gender evaluation?

最初に入力したポケモン(星3~5レイドの場合は星3のほう)が性別固定で無いかを入力。性別固定のポケモンの場合はn、性別固定じゃないポケモンの場合はy。(Doesのtypo?)

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- enter nature of the 1st raid pokemon

最初に入力したポケモン(星3~5レイドの場合は星3のほう)の性格を日本語(ひらがな)か英語で入力。

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- enter index of ability of the 2nd raid pokemon / type "ignore" not to take account of ability.

- Dose the 2nd raid pokemon require gender evaluation?

- enter nature of the 2nd raid pokemon

2日目(星3~5レイドの場合は5日目)のポケモンについて同様に入力。

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- enter index of ability of the 3rd raid pokemon / type "ignore" not to take account of ability.

- Dose the 3rd raid pokemon require gender evaluation?

- enter nature of the 3rd raid pokemon

3日目(星3~5レイドの場合は6日目)のポケモンについて同様に入力。

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あとは待つだけ。並列計算してるのでなるべくCPUを空けてあげましょう。

出なかった場合

入力ミスでなければ、3V固定の時点で再計算が多すぎるとツールが対応してないので結果が出ないです。ツールが対応するまで待つか、あきらめて日付を進めましょう。

【追記】公開当初は一部「星3~5の場合は星5のほう」と書いていましたが、「星3のほう」の間違いでした。

【追記 12/26】

v1.3で夢特性や特性1,2が同じポケモンに対応されたようです。

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1段目は夢特性が出る可能性があるときはy、出ないときはn。2段目は特性1種類のポケモンはignore(1段目でyを入力した場合はordinary)、夢特性が出たらhiddenを入力してください。

また、暗号化定数(EC)の最下位bitから絞り込みを行う機能も追加されました。ECの最下位bitは個性から観測できます(5世代で徘徊乱数してた方は性格値から求めた記憶があるはず、あれと同じ要領です)が、ignoreで問題はないです。

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