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第11回幻想パワプロ 反省会

結果振り返り


結果順位表。拡大してどうぞ

結論から言うと、我が軍は今大会は2位という結果に終わった。G1G2組み分け以降の初の連覇を目標に挑んだが惜しい結果となってしまった。悪くてもプレーオフ免除、もしくは表彰台に上がれたら…とは思っていたのでそこの目標には着地出来て良かったなあというのが素直な感想。

とは言うものの、毎回優勝してこれを言えるようになりたい(無理)

結果としては、10年間のうち7年で3位以内着地。自チームをメインに据えたペナントレースでは全て4位以下に沈んだことによって、ポストシーズンのオート高速試合を見れなかったことが悔やまれる。

それでは、以下今大会の分析を行っていく。
前回同様に、やがては自分の首を絞めることにはなるのだが、これからの大会のレベル向上を祈りつつ、色々な作戦を公開していきたいと思う。

全体分析

リーグ別得点
リーグ別失点
リーグ別 防御率
偏差値表
得失点差

※2年目の結果のみ主催のミスにより集計が不可に、ご了承を。
結果としては、得失点差が一番少ないあきにゃん軍が上に来た。先発5人を上位指名した上で、平均以下ながらも最低限の得点を重ねられる打線を組めたということが勝因だろう。

我が軍はそのあきにゃん軍に対して、平均得点と平均失点両方で微差ながらも両方負けてしまっていた。たった10年間のうちだから多少の上振れ下振れはあるにせよ、負けは負け。微差は大差と第9回終わりのあきにゃん氏もそう言っていた。

こうやって見ると、やはり失点が少ないチームが安定して上位に来ている(勝率が安定している)という印象を受けるので、やはり野球は投手ということなのだろう。だが、投手を固めすぎても打撃が完全に疎かにもなってはならない。その絶妙なラインを攻められた者がこの戦いで勝てた、ということになる。
また、防御率と失点に目を向けると、セカンドに仲居(捕球F)を置いたささみ軍と、ショートに中野を置いた中二軍は大きく差が開いている形となった。やはり捕球は大事ということだ。

中でも、G2優勝者のミニゴジ氏の巧みな戦略には驚愕した。前回大会のnoteで私がキャッチャーCによる投手のコントロール+2の恩恵で、ローテ投手4人がランクアップ出来る投手で固められたことを勝因と語ったが、今回のミニゴジ軍もそのような投手で固めていた。しかしそれだけではなく、本拠地がpaypayドームという狭い球場ということで、ローテ4人を特殊能力「逃げ球」を持つ選手で固めたことが眉唾だった。これは言われるまで気付かなかっただし、こうやって結果が出たからこそ実にアッパレな戦略家だったと感じる。

本人も語っていたが、だんだんと指名巧者が増えていく中で、ただいい選手を指名するのではなく、どういったチームを作るかというビジョンを考えて選手を獲得するのかが大事なのだと痛感させられた。(聞いてるか、ビジョンが未だに分からない球団)
事実、私も今大会は先発投手の価値が高まると感じて、ウェーバー1位の特性を生かし、投手指名で勝ちに来ようとする他チームを「降ろしに行く」(他チームを野手指名で勝ちにいかせようとさせる)という作戦を取っていた。
この作戦の有効さとしては、自分と指名傾向が被る者が減るので、価値の高い選手がスリップしてきやすいなどといったメリットがあったなと、全てが終わった今では感じている。
結果として、私が仕掛けた作戦に対して真っ向から降りず巧みな指名をしたあきにゃん氏が唯一自分より上の順位となった。敵ながらお見事。
(ただどうしても3位の実がそこに転がってなければなあ…とは思う)

自軍 投手陣分析

10年間 各投手防御率
先発投手 各年度勝ち星
先発投手 合計勝ち星

とにもかくにも種市と山下舜平大の両エースがよく頑張ってくれた。これに尽きる。2番手山下舜平大は当然だが、相手エースとの戦いが多く、自軍からの援護はやや難しい打線だったのでその中でしっかり貯金を作った種市にもアッパレだ。
アンダーソンは自軍の打線の自力、他軍が4,5番手にそこそこ抑える投手を持ってくることも想定し、かなりの借金を叩くのも織り込み済みではあったので、これは仕方ない。
逆に言えば、今井も借金こそ10年間では相当重ねてはいたが、彼が勝ち越した年度は無事優勝している。これが調子極端の魅力でもあろう。

リリーフに目を向けると、戦前一番のポイントだと思っていた勝野はそれなりによくやってくれたと思う。彼が4点台を叩きだした年度は80敗しているので、彼の調子がこのチームのバロメーターだった。
ただ、今回の反省点として1つあげなければならないこととして、この勝野は年間平均して110イニングほどしか投げないのだ。でもその110イニングが大きく試合の勝敗を左右していた。勝つための策として、種市も山下舜平大も、なんなら3番手藤井もイニングを多く投げる投手ではない。だから7~8回のショートイニングの接戦時を任せられる投手が必要だったのだが、起用法の関係上とはいえ、年間110イニングしか投げない投手を上位指名せざるを得ないチーム状態にしてしまったことは今後の糧にしていきたい。
例えば、3位だった達一軍は勝野ほどではないせよある程度接戦時を任されて約200イニング近くを投げても抑えていた益田はかなり後ろの指名で確保することが出来ている。通常無駄のない指名をしていけば、貯金は更に殖やせたはずだ。

自軍 野手陣分析

スタメン OPS表 (2年目一部抜けアリ)

稲田が派手に下振れを引いた年があったとはいえ、10位指名した万波がチームトップのOPSを叩きだした。これこそ先述した、自分と指名傾向が被る者が減り、価値の高い選手がスリップしてきた、ということなのだと思う。
因みにあきにゃん氏は大きくチームを浮上させる糧となったセデーニョをここの巡目で指名していた。

私の反省としては、六本木の指名である。結論から言うと、今回の軍曹軍には六本木はさほど必要ではなかった。
遊撃手の指名としては間違いないし、防御率低下にも一役買ったのだが、チームの打線の穴になったことも事実だ。何よりも、我が軍の投手陣はプラスワンで獲得した嘉弥真を除いて、先発とリリーフ全員「奪三振」持ちであり、捕殺も他チームは1000以上の中で、大体1000を切っていた。早い話、六本木の守備の良さを最大限生かしきれるチーム作りを出来てはいなかった。
狙ってゴロピッチャー持ちを狙ってはいたのだが、なかなかタイミングは訪れることはなく、強いて言えばプラスワンで佐々木健にいくことだったくらいだ(結果的に投手の左右バランスの関係で対左Aの嘉弥真を優先したのだが…)。達一軍の躍進に一役買ってしまってはいたので、自軍のメリットも大事だが同時に他軍に対するダメージも多少は考えるべきだなとも感じた。六本木の話に戻るが、ここで六本木の指名を見逃し、もう少し打撃面走塁面に期待できる選手(例:ブラック)を保有し、もう少し守備能力を落として選手を下位でピックするのが吉だったと思う。

指名を振り返って

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今回の反省点は六本木。結果的にもっと打撃力をあげられたとは思う。また、勝野と森原はそれなりの順位で指名しておきながらイニングを投げることが少ない起用法になった(勝つための策ではあるのだが)ことが、チーム作りとしては少々無駄になった。

あと男・矢部のピックも終わってみればオーバーだったと思う。そもそも同じくチャンスGの納見やチャンスFの石上がアンダーピック出来ていた時点で、チャンスに弱い選手は敬遠されていたことが伺えるし、何よりも男・矢部は検証していない者がそれなりに居たらしい(選手開放が面倒だからね)。

少しの余剰、無駄になるものがやがては蓄積していき、順位として反映される。それが幻想パワプロというものなのだと痛感させられた。

とはいえ、当初の目標でもあった、色々なシュワーバー枠の1人でもあった宇渡を最後の野手のピースとしてアンダーピック。チーム2位のOPSを叩きだしたので大成功だろう。ある程度の指名傾向を読めた結果が順位に繋がったとは思うので、そこは今後も自信に繋げていきたい。

他参加者の指名講評

G1は言わずともなところがあるので、割愛させていただく。

リン/マサト氏
初参加お疲れ様でした。
各巡目でピックしているポジションはどれも的確だったと思う。強いて言えば一番疑問というか、一番緩い指名は1位指名の浅村だったと思う。今大会はセカンド市場はとても豊富で、浅村という選手自体がそこまで他と差をつけられる選手ではなかった。気を遣わず山本由伸や岡本or村上にいってればAクラス入りもあったのではないだろうか…?
また、捕手は捨てる算段でいたと語っていたが、凝り固まった思考を持つのは割と危険ではあるので、割と柔軟な考えを今後は持っていて欲しい。運よく木枯は流れてきたが、次回大会はそうとは限らないので…。
今大会は今までにない特殊な選手指名層でもあったと思うので、少しずつ経験を積んでいけば上の順位に食い込めるセンスは随所から感じたので頑張って欲しい。ルーキーで桐敷の性能に気付ける者はあまり居ないので、そこは自信を持ってもらいたい。

白小秋氏
本人的には自信を3位予想にするほど自信があった中で申し訳ないが、山本由伸クジを当てていなければ今よりも相当苦しい勝ち星になっていたと思う。
チーム作りと指名の関係に対して言及すると、3位で中田翔を指名して結果的に6位という打順に置いていることはあまりにも勿体ない指名だと思う。これが二塁手遊撃手捕手といった打撃力が苦しくなりがちのポジションの選手ならまだしも、ファーストという打撃型が沢山居るポジションの選手を3位で指名しながら下位打線に置いてしまうような指名はしてはならなかった。
1位山本由伸、2位浦賀という選手を指名したならば、山本由伸を軸にして、2~5番手の先発投手の指名遅くしてその分中継ぎをキッチリ固める。7位でジャリエルを指名したのでこの点は良かったと思う。
そして、浦賀で打点を稼ぐ為に、1~3番の上位打線に出塁能力に長けた選手を上位で指名する。今大会2番と3番に置いた、佐藤輝の上振れ下振れが激しく出塁機会は安定せず、3番木下も走塁能力が怪しく、果たしてチャンスBである浦賀にどれだけ得点圏打席を与えられていたのかは気になった。
これを念頭に入れるだけでも違った結果は得られたと思う。まだまだ伸びる余地はあるので頑張って欲しい。

はごいた氏
たぶん山本由伸クジを当てていて安定した思考回路で1位指名を出来ていれば表彰台には上がれていたとは思う。個人的には九里が怪しいピックだったかなあと。お爺ちゃんとしてG1に戻ってきてくれる日を今後も待ち望みたい。

サイキ氏
本人が単打が少なかったと嘆いてたことが全てで、札幌ドームという立地で、パワー型の選手が多く並んでいたことが逆風だったのだろう。小平以外にミート寄りの選手を多く獲得していれば結果は違っただろう。
プレーオフ戦前に、本人が「今回はサクセス選手をゆっくり指名したいのでG2でいい」と発言していたのが、内心大丈夫か…?とは思っていた。
やはりどんな時も気を抜かずに手を尽くす者に幻想パワプロの神様を微笑んでくれるものでもあるのだなと思わされた

ユノ氏

ファーストにあきにゃんがいたりとか、
センターみたらさまびとがいるし、
ウェーバーの1番後ろに達一がいたりとか、
幻想パワプロをやっていれば、
誰しもが聞いたことがあるようなお爺ちゃんがいると思うんですけど…

選手の名前は間違えず確認してから指名しましょう。

第8回でのあきにゃん氏を見た田村指名でもそうだったが、今大会はサイキ氏を見たブラックを指名。
他人の邪魔を目的として指名をするのは、第10回さまびと氏ほどの冷静な分析力をした上での行動が出来る者しか許されるものではないと思います。

どらいだ氏
投打バランスは整ってはいたと思うが、個人的にはやや御宝や鈴姫が下振れを引く回数が多く不運だったことが悔やまれる。あえて原因を言うなら中継ぎのピックとセカンドのブロンコ起用がポイントだったかなと。
それでも3位には残っているのは流石なので、プレーオフを是非とも勝ち抜いて欲しい。

ゆずこ氏
本来であれば優勝してもおかしくはない戦力だったのだが、1位の戦力というか戦略立てがバケモノ過ぎた。冷静に平良を単独で持って行ったところに始まり、終始冷静にいい選手をピックしていったので、この順位に行けたのも当然である。個人的には尾崎のピックがお見事だったなと。G1に帰ってこれるか、お待ちしております。

ミニゴジ氏
正直私は、戦前は全然評価していなかったのだが結果が全て。何よりも全て戦略立てられていたものだったことを知って、これは脱帽ものである。これぞお爺ちゃんクオリティ。戦略立てを知ったお爺ちゃんならば、G1もアッサリ優勝をかっさらっていくのではないのかと今から震えが止まらない。


最後に。


G1予想
G2予想

今大会の順位予想の結果である。
大外れ…というほどではないのだが、今大会はG1G2共に3位以内に予想しなかった軍が優勝した。前回で軍粗品を完全に払しょくしたつもりだったのだが、これは若干反省せざるを得ない。


次回こそ太鼓判を押して順位予想をしたいところだ

ってなわけで参加して下さった皆様ありがとうございました!
またの機会にお会いしましょう!


(そういえばnote書くにあたって前回大会の順位とか見てたんだけど、第9回のG1サイキ軍と達一軍、第8回のG2達一軍とミニゴジ軍、ポイントは同じなのに順位付けはちゃんとしてたんだよね… 何を基に決めてたんだろうか)


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