森本担になる覚悟をきめたよブログ
team SixTONESの一員となって約1年。テレビ、YouTube、ラジオ等、様々な媒体を通してSixTONESを追った。その最中、段々と森本慎太郎くんに惹かれていってることに自分自身、気付いてはいたけれど、頑なに「慎ちゃんがお気に入りの箱推し」スタンスを崩さなかった。いや崩せなかった。
私にとってアイドルとは偶像そのもの。雲の上の人。手の届かない存在。こと自担に対しては、教祖/神様のように崇めてしまう節がある(こういうの、自担は全く嬉しくないだろうなぁ)
ファンを「友達」と称し、常にフラットに接してくれる慎太郎くんを、果たして自担と同じ括りで応援してしまって良いものか。「担当」と名乗ることへの、何か、自分が納得できる理由ときっかけを欲していた。
これは、そんな躊躇いの中で見つけた答えに至るまでの記録。自己満足。承認欲求。
最後まで読んでくれたらとっても喜びます^ ^
邂逅
最初に「おや?」と思ったのは "on eST" ライブの円盤鑑賞中。当時はFC加入のきっかけとなった松村北斗を追うのに必死で、他の5人をまるで見れていなかった。そもそも誰がどのパートを歌ってるかわからない、名前すら曖昧な中で、否応なく切り替わるソロカット。
彗星のごとく現れた森本慎太郎は、YouTubeとはまるでオーラが違っていた。洗練された動き、パフォーマンスに集中する眼差しはクールで、かっこよくて、ペンライトの海の真ん中でキラキラと輝いていた。
「この人ってこんなにかっこいいんだ…」と、いわゆる軽いギャップ萌えに陥ったのを覚えている。
演技
「推しグループのメンバーが出演するらしい」と軽い気持ちで見始めたナンバMG5。そこで度肝を抜かれた。序盤は出番こそ少なかったが、たった一言のセリフでもとてつもなく滑舌が良い。
お芝居において、セリフの聴き取りやすさ/耳心地の良さは重要なスキルだ。映像作品に進出してきた声優さん達を見ていると、尚のこと実感する(私が声フェチだという自覚はあります)
もちろん雰囲気や表情管理、目の温度感だって技量に関わる大切な要素だ。そして私は、それら全てが伴っている役者が好きだ。エンタメ好きならではの偉そうな視点と高望み。彼はまさに理想の "それ" だった。
こんなにもわざとらしくなく、ドラマの世界観に馴染むお芝居をするんだ。この人は、自身の人格と近しくない役柄を演じた時きっと化ける。この確信にも近い勘が、ちょうど1年後に証明されるとは思ってもみなかった。
歌声
気になりだした存在 : 森本慎太郎くんを意識的に見つめるようになった。あれ?この人歌も上手くない??? キャラメル…みたいにドロドロに甘い、というよりはジャニーズ王道の歌声最上級版って感じ、と当時は思った。
調べたら、わずか12歳で主演を務めた映画が存在し、更には主題歌まで歌っているらしい。広々としたステージの上、大勢のジャニーズJr.を従えたセンターに、天使がいた。天使は、歌声も天使だった。そりゃ今も歌上手い。(余談だが、合唱団が紅白出場した年と私が隅のほ〜で歌った年が一緒だったらすごくね!?ロビーですれ違ってたりして!!などと思い至り調べたものの全く被っていなかった。残念。)
たまたまYouTubeで流れてきた "Feel da CITY" ハイライト動画を見た。初めて見る『WHIP THAT』(1:29〜)
アップになる慎太郎くん。と同時に鼓膜を貫いた「フォーーーーー‼️‼️‼️‼️‼️」歌でも煽りでもないこの声が、一瞬で場を掌握した。なんだ、今のは。まるで心臓を掴まれてグイッッッッと引き寄せられるような、そんな声も出せるなんて聞いてないよ。
思い返せば "on eST" ライブで「このパート素敵だな」「良い声だな」と耳に残った歌声がいくつもあって、確認したらほぼ全て慎太郎くんのパートだった。私は気付かぬうちに、沼に片足を突っ込んでいたのである。
ダンス
慎太郎くんは本当に、心から楽しそうにパフォーマンスをする。全身で音を拾い、時に笑顔で、時にクールに、生命力迸る、けれど「余裕」や「抜け感」を感じさせるダンス。自身の筋力・体幹を熟知していないとできない動きを毎度のごとくしてくるもんだから、こちらも滾ってしまうだろうが。
そんな慎太郎くんの魅力がギュッと凝縮された欲張りハッピーセットこそが、YouTubeの『PARTY PEOPLE』ソロshorts。サビ前と後の自由な動き、カメラさんを困らせようとするイタズラ心、からの指差しニヤッ、絶妙な緩急、服を靡かせる巧みな魅せ方。
これをメロと呼ばずしてどう表現したものか(頭を抱える絵文字)
他には『JAPONICA STYLE』『Amazing!!!!!!』『ABARERO』のダンプラがお気に入り♪
『PINEAPPLE』カバーも、『こっから』のフリーダンスも、『NAVIGATER』のバック転も良かったわよね………っておい待て待て、アクロバットもできるんか〜い。
わからない
森本慎太郎がわからない、と思った。
天真爛漫で顔に出やすく、思ったことをズバズバ言う。だけど演技ができるということは、自分が何を表現しているかわかっている、つまり客観視ができるということ。グループの末っ子特有の自由奔放さがあるのにすごく控えめなのは、そういうところからきているのではないだろうか。弟だけど、お兄ちゃん。大胆だが警戒心が強い。そこら辺に落ちてる物を躊躇なく口に入れるくせして、苦手な食べ物が多い(しかも理由が独特)。キラキラ輝く大きな瞳にふと差し込む翳り。パワフルな骨太さんなのに、どこか空虚感を湛えた表情もするアンバランスさ。
表裏一体すぎてむしろ全てが表な彼を理解できない。周りにはいない人種すぎて、あまりに私とは性格も気質も、育ってきた環境も違いすぎて。もりもとーくさえ最初は困惑した。こんなにも共感できなくて、わかれなくて、「担当」を名乗って良いものか。
それでも。わからない、だから知りたい(←探偵ロマンス)という欲望は尽きなくて。ただひたすらに「わからない」と「好き」を更新し続け、着々と近付いてくる「決断」の足音に耳をそば立てていた。
だが、情熱はある
慎太郎くんがドラマのW主演の片割れとして選ばれた。
徹底的な研究と、覚悟と、途方もない努力を教えてくれた。
苦しみ悩む慎太郎くんをメンバー5人、もといスト5が優しく包み込んでいた。
主題歌が跳ね、MVの再生数がデビュー曲を上回った。
私にできることは全てした、つもりだ。スト担の一部界隈で開催されたお祭りにも参加した。
ドラマは初回から最終回まで大好評のまま幕を閉じた。制作側の情熱とは別に、ご本人である山里亮太さんの多大なるご協力と影響力がなければ成し得なかった結果だろう。
元来そういう方である。と同時に、リスペクトをもって自分と真逆の存在にまっすぐぶつかってきた慎太郎くんの人柄が、彼をより突き動かしたのではと勝手に想像する。どう足掻いてもSixTONESのヲタクなのだ、これくらいの自惚れは許して欲しい。でも決して過大評価じゃないと思っているよ。
とはいえ時代が時代、ブレイクには程遠い。どれだけ爪痕を残しても慎太郎くんは、SixTONESは、まだまだ "こっから" なのだと、最高レーベルと共に伝えてくれた。
長い長い旅路のターニングポイントに再び立ち逢う時、私はなにものでありたいか。神様として信仰するでも友達としてでもなく、ファンとして誰と1番向き合いたいだろうか。
ドラマを最後まで見届け、決意した。私の森本担としての人生も "こっから" 始めよう。未来の約束なんてお互いできないけれど、いつか訪れる終わりの瞬間まで目を逸らさずにいよう。
また1つステージを上げた慎太郎くんは、次にどんな景色を見せてくれるかな(ドリボだね。ドリボ、全落ちしたね。)
最後に
改めて26歳のお誕生日おめでとうございます。
慎太郎くんをはじめ、他5人の魅力も日々勉強中のド新規ヲタクですが、これからあなたの担当として、あなたを私の "特別" にさせてください。あなたの全てを理解できるなんて思っちゃいないから、せめて「わかろう」とさせてください。末長くよろしくね。
最後の最後に。
恋愛ドラマの当て馬役を、20代のうちに絶対絶対やってください。よろしくお願いします。
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