700字文体シャッフル特別編の人選について
このnoteの背景について
第一回 - 700字文体シャッフル特別編と称し、特別企画「Mr.SuamaXからの挑戦状!」という企画がいよいよスタートしました。
特別企画 - Mr.SuamaXからの挑戦状!
http://twilight-off.wikidot.com/700ji-ex-1
「王」もとい「主催」とは名ばかりに私は当てる側に回ることになるため参加者と作品の対応関係を事前に知って愉悦を得ることはできませんし、なんなら企画ページの編集権限すらありません。傀儡。
今回の企画で私が運営として携わってきたのは、企画のGoサインを出すことと参加メンバーの選定くらいでした。ただ、その「参加メンバーの選定」の部分については幾らかフォローが必要だろうということでこのnoteを書いています。今このnoteを書いている私はどのような文面でハブが更新されてどのようにTwitter上で宣伝ツイートされることになるかも知らないのですが、恐らく企画の趣旨的に散々煽り倒すことになるというのが予想されるので変に火が大きくならないように前もって手を打っておこうという訳ですね。
人選理由について
「人選理由」とは言っても、それぞれの人間について「こういう理由で採用しました」と言ってしまうのは何かと角が立ちそうということで傾向の話に留めようと思います。
まず、本企画の人選を決めるにあたり、本企画の方向性を決める必要がありました。詳しい経緯は省きますが、「文体入門編」という位置づけになることになったのは大体このタイミングです。
そういう事情もあるので、それなりに10点を取る難易度は高くしつつそれでも文体を推理する感覚を味わえるようなバランスの人選にすることになりました。なので、決める際には大体以下の基準に則った選出をすることになりました。なお、バランス調整の観点から全ての参加者が以下の基準に合致しているわけではないことに留意してください。
サンプル数がそれなりにある
既存のTaleや過去の文体企画参加作など、それなりに文体を推理できるだけの文章が揃っているというのをまず念頭に置きました。とはいっても、Tale10作とかそんなラインではなくあくまでここ1年以内のTale(または財団外部の文章作品)+過去の文体参加作があれば良い程度の基準ですが。
700字になってから参加経験がある
文体は結構時間と共に変化するものではあるので、文体参加経験があるといっても1年以上前だったりすると結構書き方が変わってきている可能性があるという観点から。(あと、何らかの理由で文体から距離を置いている方という可能性も考慮しています)
極端に作風が広くない
作風があまりに広い著者がいてしまうとそれだけで全ての推理が崩壊してしまうので、入門編には不向きという観点から。特に過去の700字で柔らかい文体と硬い文体の両方を使用している方などは結構絞るのが難しそう。
特定のサーバー・年代に偏らない
言ってしまうと旅館です。何も考えずに常連メンバーを組んでしまうとかなり旅館に偏ったメンバーになってしまうので、意図的に旅館メンバーを減らしました。と言ってもそれなりに多いですけどね。
対立を作る
どういうことかというと、文体が柔らかい人がそれだけで文体を特定されないように他に柔らかい人を入れるということですね。他にも文頭空白とか、三点リーダーとか、エトセトラ。勿論複合すればある程度絞ることはできるんですが、まぁ10人という都合上仕方ない部分はありますよね。
補助メンバーについて
10人選定した上でその10人のうちの誰かに断られた時のために、その補助枠としてのメンバーも決める必要がありました。誰が欠けてもいいように上の条件を満たすような補助メンバーも制定しました。
他にも細々とした理由はありますが、大体上記の理由がメンバー選定の理由になります。長々と書きましたが、「過去の文体作品が面白くなかったからメンバーに選定しなかった」という訳ではないということだけでも伝われば幸いです。
では、良い文体当てを!
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