MCreatorの変数について解説してみる

この記事ではMCreatorの変数について、MCreator2023.4をベースに解説していきます。


1.変数とは?

MCreatorで複雑な動作(例:右クリックしたときに何かが起こる)を追加するにはプロシージャの追加が必須になります。
そんなプロシージャでは「変数」という便利なものを使うことができます!

変数にできること

  • 数値や文字列のような値を保存する。

  • 保存した値を取得する。または変更する。


2.変数を追加する

変数を追加するにはプロシージャの編集画面の右上の+をクリックします。
すると変数の設定画面がでてきます。

変数を追加するには2つの項目を設定する必要があります。

変数名

変数には必ず名前が必要になります。また、他の変数と同じ名前をつけることはできません。

変数の種類

変数に保存できる値の種類を決めます。「number」であれば数値、「string」であれば文字列といった感じです。


3.変数を使う

変数を使うにはプロシージャリストの「カスタム変数」にあるプロシージャを使います。

変数の値を設定・変更する

これは変数に新しい値を設定するときに使います。
左のリストから変数の名前を選択して、右の空欄に新しい値を設定します。
また、変数の種類によってプロシージャの色が異なります。

変数の値を取得する

これは変数の値を取得するときに使います。
こちらも、変数の種類によってプロシージャの色が異なります。

使用例を用意してみました。

  1. 数値型の変数「health」にエンティティの体力を設定する。

  2. 変数「health」に10を掛ける。

  3. エンティティの体力を変数「health」に設定する。

そして、イベントトリガー「プレイヤーがエンティティに右クリックする」を設定しています。
これにより、右クリックしたエンティティの体力が10倍になります。


これで変数についての解説は以上となります。プロシージャで出来ることが格段に増えるので、上手く扱ってやりましょう!

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