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僕の惑星を捨てたい


2024.12.18に拍宙夢は2周年を迎えます。
そして2024.12.21の2周年ライブにて、
拍宙夢は地球侵略終了とします。

約2年間、拍宙夢の-0℃として演じてきました。

元々、もう二度と立つ事はないと思っていたステージ
個性をという言葉に惹かれてもう一度この世界に入りました。
-0℃さん最初はほとんど喋らなかった記憶、かもしれない。
今でもあまり変わらないかな、

きっとメンバーなら聞いたことがある
「アイドルがやりたいわけじゃない」この言葉だけで
意味を言葉にはしてなかったので
やる気のないようには見えたかもしれません。
元々アイドルが存在している事を知らなかった程に
今までアイドルという道を通って来なかった人間なので、
よく目にする昔からアイドルに憧れていて、アイドルになりたくて、
の言葉とは真逆だったと思います。
歌うことも踊ることも好きでも嫌いでもなかった。


なんでアイドルになったのか、
自分でもまだはっきりとした理由が分かりません。
ただ、自分は今までお洋服が好きで囲まれて生きてきたので
個性もすべてお洋服に注いで表現していました。
それが音楽に代わったという感覚に近い気がします。
アイドルじゃなきゃいけなかったのか、
そう言われるとそうでもなかったのかもしれない。
ただ、その時たまたま声をかけていただいたのが
このアイドルという世界だった。きっとそれだけ、です。



どういう音楽を作っていきたいか、
考えた時に思ったことがあります。

拍宙夢という既に''あった''個性を。

だから自分は拍宙夢としての-0℃の個性を作り上げました。
よく間違われるのですが、
-0℃さんが拍宙夢を作ったわけではありません。
ですが、そう思う人間がいるということは拍宙夢の個性というものを演じきれたのではないか、そう思っています。

これはまだ誰にも言葉にしていないですが、「個性を大切に」
という言葉に1番囚われていたと思います。
なにをつくるにしても-0℃さんに意見を求められること、
もちろん違うことはそうじゃないと言葉にしてきたので
わがままには見えたかもしれません。
実際わがままだったとも思います。


ある運営さんに伝えられた言葉と伝えた言葉があります。
伝えられたのは、「もっとぜろさんが尖っていたら、」
伝えたのは、「-0℃が拍宙夢から最初に卒業したい」と
そう自分ではっきり口にしました。
この言葉の意味は本人以外理解できないかもしれませんが、
その時の反応として、ぜろさんのいない拍宙夢は違うと、
そこだった。拍宙夢はぜろが、拍宙夢はぜろちゃんが、
その言葉です。自分にとってそれらはすべてノイズでした。
だから、ずっと
地球が早く終わりますように、と。


ですが、自分が最後まで残ってしまいました。
アイドルというものが向いていないとずっと思って続けてきて
プロデューサーというものも名指しだった。
その名前がついてきたことできっと最後までいるんだと
そう思いました。
ただ、それは同時に終わりを決めれるということ。
誰かに理解されたいわけでもない言葉なので
ここまでも嫌なきもちになった人間がいるかもしれません。

自分は正直、ほっとしています。
これで世界がやっと終わるんだ。そう思っています。

宇宙兵器はそれと似たような感情で、
もちろん拍宙夢の個性と3人を想って描きました。


もしかしたら嫌々やってたように思えるかもしれません。
そう言いたかったわけではないですが、
事実の気持ちであること。
全ての人間に理解を求めるわけではないので
仕方がないそれだけです。
少しでも理解してくれるひとがいてくれたら、
それは自分が拍宙夢のプロデューサーとして、拍宙夢の-0℃として
演じた理由になります。


ここまで長々と続けてしまいましたが、
2024.12.21. 地球侵略終了
世界が終わるその日を、-0℃として出会えたきみと
いっしょに迎えれたらすべてを終わらせれると思えます。

-0℃さんの描く歌詞は幸せがありませんが、
拍宙夢の音楽すべてを地球に残していけるように。

きっと-0℃さんといつも目を合わせてくれていた唯一の救いだった大切な人間には理解してほしい、理解してくれる、そう思いたくてこの2年間の物語をここに残します。


わがままな拍宙夢の-0℃として、
残りの日々をいっしょに生きたいです。


最後まで、水色の憂鬱をあなたに。

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