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-0℃の絶望


「宇宙兵器」

これは何度も夢見て願った世界が終わる日まで、
僕であるため の音楽です。

ノイズを聴くたびに少しずつ少しずつ、
望んできたことが壊れていきました。
逃げ出したくても目を逸らせない現実、
声に出して枯れるほど伝えても繋がらない想い、
ただ時間だけは平等に過ぎ去っていきます。

この世界になにを残せるのか、

叶わなかったことが加速して、
作り上げた個性が誰かを救うのかもしれない。

僕は光り続けないといけなかった

いつかの「人間は死んだら星になる」
という言葉が頭に流れる。

この先行方が分からなくても作り上げた僕たちの音が旋律に、
ひとつ、ひとつ、ひとつ、見つけて繋げれば星座になること。

僕たちが輝き続けていたら、きみの光も見つけられる。
それは僕がここで生きる理由になって、

この世界の宙はとても広いから
生と死の世界を超えても記憶に残るように。

眠っていたこの2年間の空白は音で、
宙から光が流れたら泣いているみたいだった。

僕たちの色が弱くなっても、いなくなっても、
最期まで歌い続ける。
永遠など、存在しないから。


星の未来は、星座になって、


すべては「僕であるため」に

この世界を終わらせる 兵器 となる。












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