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新年

2023年を迎えた。

新年というものはいつも、どこか清々しくて、それでいて寂しい。過去との訣別や意義付け、抱負や目標という未来の「単純化」に、戸惑いながら言葉を探す時間が意味がありつつも時に虚しい。その虚しさが嫌いではなかったりもするから、より解かり難い。

必要以上に整理せず、複雑は複雑として受け取る胆力を養いながらも、それが厭世的な姿勢を容認するような在り方には陥らず、一つの筋や物語、意味や目的をある輪郭で朧気にも見続けるような、そのような姿勢を身に着けていきたい。

悲観に陥らず、前向きに、ひたむきに、丁寧に、一つ一つに取り組みたい。

今年も宜しくお願いします。

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