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シナリオプランニングをやっていると、 「シナリオプランニングを身につければ、未来のことをうまく考えられるようになるんですよね?」 という質問を受けることがあります。 そうではない、ということを(もちろん理由も添えて)回答しても、そんな答えをもらった方はどうも釈然としない感じをしています。 スピーチを上達させるためには?そういう疑問を持つ人たちに、どう説明をしたら良いのかを頭の片隅におき続けて、日々、いろいろと考えていたとき、たまたまYouTubeでConor Neil
今日から7月。 2019年も後半が始まる。7月から新しい環境に移ったり、新しい役割を担うことになった人もいるだろう。 そういう変化がなかったとしても、2019年の後半の始まり、あるいは新しい月の始まりという区切りをうまく活用をして、生活や仕事にメリハリをつけている人も多いはず。 このように、私たちは ・1ヶ月 ・1四半期 ・1年 という、1日の単位よりは大きな単位の区切りをどこかで意識している。 そしてその区切りを使って、目標を達成しようといろいろ取り組んだり、何
今日はクライアント先での用事はなかったものの、オンラインでの打合せ数件。 来週も出張が入ったりと予定が詰まっているし、その先に始まるいくつかのことの準備も進めていかないといけない中で、クライアントワークだけではなく、自社の事業も、もうひとつの法人の事業も進めていきたい。 こうなってくると、仕事の優先順位の考え方が特に重要になってくる。 そういうときに使える有名な枠組みに「時間管理のマトリクス」がある。 「時間管理のマトリクス」と言われてもパッと思い浮かばなくても、重要
組織でシナリオプランニングのプロジェクトに取り組んだあと、参加者から出てくる感想として多いのが「社長が危機感を持て、と言っていた理由がよくわかった」というもの。 それもそのはず、現場を中心に動いている社員と社長とでは、自社を見る視座が違う。 もちろん、現場にいる自分としては、何よりもその範囲での成果を上げなければいけないので、いくら社長が持っているような長期的な視座がすばらしいからといって、自分の視座を捨て去るわけにもいかない。 そのように「自分の視座(短期)」か「社長
シナリオプランニングに関する文献を読んでいると「不確実性」という言葉を目にすることが多い。 それもそのはず、シナリオプランニングは「不確実性」に対処するための手法だからだ。 しかし、そのような手法を知り、身につけたから安心というわけにはいかない。 単に道具としての手法を身につけて安心するのではなく、その道具を使う、私たち自身の頭の使い方も変えていかなければいけない。 中でも、これだけ世の中が不確実になってきている今、「学ぶ」ことの意味が変わっていることに目を向けること
今日Twitterを眺めていたら『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』の吉田さんのこんなツイートが流れてきた。 これはICT関連のリサーチをやっていたシンクタンク時代に何度も見聞きしたものだ。たぶん、自分が最初にこの手のものを聞いたのは「ASPなんかじゃなくて、SaaSがいいんだよ!」だった気がする…。 同じようなことをこの記事でも目にした。 わかりやすいのは冒頭のこの部分。 日本企業の間でAI(人工知能)の理解が一向に進んでいない。中身はいわゆるIT(情報技
社会人になった頃、実力もないのに自信だけはあって、我ながら本当にイヤなヤツだったなと思う。 生意気で、横柄な態度で新人研修を受けていたような気がする。 いまの仕事を始めて、たまに研修の依頼がきても、自分がそうだったことを思い出したりして、新人研修の仕事だけは断り続けてきた。 今年もいくつか来た新人研修の話しは断っていたけれど、ひとつ、長年お世話になっている方からの依頼で、しかもシナリオプランニングの考え方も盛り込んでほしいという話しをいただき、初めて新人研修を担当した。
今日は移動して、いろいろなテーマでの打合せ3件。 その中には今月から始まるプロジェクトの打合せも。特にプロジェクト中で実施するワークショップについて、いろいろな可能性を丁寧に話した(それこそ昨日書いたwhat ifを念頭に置きながら)。 ただ、どれだけいろいろな想定をしたとしても、ワークショップでは想定していないことが起きる。 今でこそ悟ったように、こんなことを言っているけど、この仕事を始めた頃は、毎度毎度、ワークショップ前は気が気でない感じでそわそわしていた。 実際