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一年をシメてみる

シメるをカタカナで書くと、実に昭和のヤンキー感がある。


今年の漢字

いやいや、一文字とかマジむりです決められませんごめんなさい。
と、いうことで今年は「Re;boot」の年。

前半

今年は金髪で始まった。
くしくも「今日から俺は」のドラマが流行っていたので、それに便乗したかのようにも見えた笑

独立前の勤め人時代にカミナリ模様に金色に染めたモヒカンだったのだが、それ以来実に12年ぶりの金髪。(写真の時代でやんす。いまからおよそ25Kgは軽かった時代でやんす)

そもそも18歳くらいで全開の金髪にしたとき、あまりの似合いっぷりに家族、というかばーちゃんがひどく喜んだのを覚えている。
※うちのばーちゃんはひどくファンキーな人で、革ジャンを正装と思っている人。私が3歳のときに花札を教えてくれ、小学1年生でファミコンを買ってくれたときはスーパーマリオと麻雀の2本のソフトを買ってくれた人だ。
60代の後半でラルクの歌をMステで聞いて「この人は歌うめーなぁ、私はこの人の歌好きじゃわ〜」とか言ってた。そんな人だから、金髪もピアスも全部認めてくれた。唯一、入墨だけは入れるなと否定されたので、私の体には手術痕以外の模様はついていない。(脂肪線は除く)
祖母であり、母親代わりに私を育て、私の今を形成してくれた人だ。

今後も定期的に金とか色付きにしてみようか、とか思ってはいるが講師をやるときは求職者向けの講習が多いため、あんまりキンキンの頭の人だと説得力に欠けるべな、という思いがあってそこは外すようにしている。
どうも私の見た目だと、金髪はやはりいかついらしい。とりあえず来月の末からまた一月ほどセンセするのでやるとすれば3月くらいだろうか。

問題は「パパ、また金髪にしようと思うんよ。かっこよかったじゃろ?」と子供に言ったら「えぇー、黒のほうがいい〜」と言われたこと。
コレは悩む。ま、3月になって考えようか。

中盤

今年の中頃あたりはなんだかバタバタしていた。
どちらかというと種まきをしていた期間だったのだろう。なんというか淡々と仕事も含めた日々を消化していたように感じる。
というか、正直、あんまり覚えていない笑

そもそも特別なことでもない限りあまり覚えていられない性格の私だから、それはもう仕方ないと言わざるを得ない。

後半

後半は割といろんな出来事があった。

専門学校Bemaxさんとのコラボ事業を始めたり、個人規模のStyle A+にしてはちょっと大きめの取引がいくつか発生したり、新規の取引が生まれる過程で、Style A+の次の方向性を見出すことができたり。。。

そうそう、紹介から記事を書くお仕事をStyle A+として初めて請け負うことができた。(実はゴーストライターで個人的にやったやつは過去にあったりする 笑)

来年はStyle A+どう考えても今年より忙しい年になることが見えていたので、奮発して仕事のPCも5年ぶりに新調した。
ちょっと高かったけど、iMacを導入したのでノートで外で作業する環境と統一することができた。もっとも未だ環境構築とMacの操作に慣れている真っ最中なので作業速度は落ち気味だが笑
デスクトップとノートは、同じOSで統一すべきだな、と心のそこから思った。そのあたりを含めた「デスクトップ作業環境がMacになってかわったこと」はまたそのうち書こうと思う。

このブログも、もうひとつのタワシブログもどちらもそうなのだが、乱筆乱文で誰かに読まれるためよりも自分で書きたいから書いている類のブログだ。ゆえに仕事でちゃんと意味を持って、誰かに向けて書く記事はとても気が引き締まった。もっとも書くだけでなく取材からだったので、結局のところいつもの仕事とさして違いはなかったのだが笑

1年通して

正直、今年の1年は10月〜12月31日現在に至るこの3ヶ月感にすべてが詰まっていたといっても過言ではないだろう。
久々に震えるほど仕事したし、3日徹夜したのも久々だ。
39度から熱が出た状態から毛布巻いて明け方まで仕事したのもおそらくは10年ぶりくらい。終わったときには36度ジャストまで熱が下がってたからスーパー荒療治と呼ぶことにした。

久々に「忙しかった」と言っていいレベルだと思う。
ほんとに忙しい人達に比べるとまだまだなんだろうけど、ま、たまには自分を甘やかしてみようじゃないか 笑

正直、ここ1〜2年はなんとなく安定していて、なんというか伸びしろ的なものを見失っていたのだと思う。

そもそも私は岡山県の産業振興財団主催のプレインキュベーションセミナーという創業塾に通っているときに独立した。
そのときに、コーチングスキルを持った講師の方から「なりたい姿」を問われる授業があったのだが、私は「理想の自分になりたい」と言っていた。

当時の私にとって理想の自分は
かっこよくて、きらめいていて、ギリギリ手が届きそうだけど決してその背中に届かない、そんな後ろ姿だった。

何年か前から、この姿は見えてなかったように思う。

「追い抜いたから見えなかった」なんてことはもちろんなくて。
公私ともに忙しかったから、そんなこと考える余裕なんてなかった」と言えるほど忙しかったわけでもなくて。
ただただ日々を過ごすのだけでイッパイイッパイだったのだろう。

28歳のあの日見つけた理想の自分は、決して追い抜いたんではなくて見失っていたのだろうと思う。
もしかしたら知らない間に愛染隊長に鏡花水月をつかわれていたのかもしれない。(BLEACHの人ね。悪い人だけどブリーチ節が光っていて震えるほどカッコいい。)

忘れていた後ろ姿は最近見つけた!気がする。

思い出した、というほうが正しいのかもしれないけれど、多分28歳のときの私が見た後ろ姿とは違うから、やっぱり見つけたでいいのだろう。

未来の自分

当時のとおりに言うならば「未来のオレ」は決して追いつけないくらい先を、信じられないくらいの速さで進むから今度は見失わないように追いかけよう。

さぁ、追いかけっこをもう一回始めようか。

2019.12.31
Kouji.anada


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