2024年6月9日 PartⅠ
実態が謎に包まれている実技試験。
何から勉強すれば良いか分からなかった時、諸先輩方のnoteに大変助けられたので、私も僭越ながらnoteに投稿させて頂きます。
結果は200/129点で合格でした。
PARTⅠは中々の出来でしたが、PARTⅡは正に悲惨でしたので、PARTⅠで貯金が出来たことが合格に繋がったと思います。
設例は各自ご確認ください。
あくまで私個人の回答で、正解とは限りませんのでご容赦下さい。
理想的な答えというより、大まかな面接の流れを知って頂ければという思いで作成しました。
面接官:👱♂️
ワイ:🐼
心の声:( )
🐼「失礼致します。パンダマンと申します。よろしくお願い致します。」
👱♂️「どうぞお座り下さい。」
👱♂️「まず、設例を読んでいただけたと思いますが、顧客の相談内容および問題点を要点だけで良いので教えてください。」
🐼「相談内容は、タワマン購入に興味を持っている事、税制改正があった生前贈与について早めに始めるのがよいのではないかと感じている事、長男長女にNISAを活用して投資を経験して欲しいと思っている事、一時払終身保険を活用した相続対策を勧められている事。問題点は相続税が高額になるので税額軽減対策が必要な事、円滑な遺産分割などです。」
👱♂️「それでは、相談内容がいくつかありますので、こちらから質問いたします。タワマン税制の改正について、どういう改正が有りましたか?」
🐼「はい、タワマン税制として新たに区分所有補正率が導入されました。」
👱♂️ ほお..(面接官の表情がコイツ...出来るな...って言うふうに見えました🤣)
🐼(よし、ここで追撃だっ!!)
🐼「具体的には、築年数や総階数などの4要素に基づき評価乖離率を算出。評価乖離率の水準に応じて、相続税評価額に区分所有補正率を掛ける事で評価額を算出します。」
👆(本来聞かれた事を端的に答えるべきだと思いますが、初っ端で流れを掴むために聞かれても無い事を追撃しましたw
面接官がウンウンとうなづいてくれたのを覚えて居るのでこの場面はこれで良かったと思います。)
👱♂️「次に暦年課税と相続時精算課税の改正点について教えて下さい。」
🐼「暦年課税については、持ち戻しの期間が相続開始前3年から7年に延長されました。但し、4年目から7年目までは100万円の基礎控除があります。」
👱♂️「相続時精算課税制度は?」
🐼「新たに110万円の基礎控除が導入されました。110万円は持ち戻しの対象になりません。」
👱♂️「ではそこら辺を踏まえて、今後はどちらの制度がより、利用されると思いますか?」
🐼「110万円の基礎控除が持ち戻しが免除になる分、、相続時精算課税制度のご利用が増えるかと思います」
👱♂️「そうですね」
👱♂️「次に新NISA制度について教えて下さい。」
🐼「年間の投資枠が積立投資枠120万円、成長投資枠240万円、生涯の非課税枠が1800万円、内成長投資枠1200万円になりました。また、非課税期間が無期限になりました。
👱♂️「はい」
👱♂️「次に設例の様な非課税の特例が3つあると思うけど分かるかな?」
🐼「住宅取得資金贈与の非課税、教育資金の一括贈与の特例、結婚子育て資金の非課税の特例があります」
👱♂️「住宅取得資金贈与の非課税特例について教えて下さい」
🐼「父母や祖父母などから住宅取得資金を受けた場合、省エネ住宅については1000万円、それ以外は500万円まで非課税になる制度です」
👱♂️「教育資金の非課税の特例は?」
🐼「子や孫に教育資金を贈与する場合、1人につき最大1500万円まで非課税とすると制度です。」
👱♂️「法改正があったの分かる?」
🐼「法改正ですか.....」
(ん?2026年まで非課税期間が伸びたことか..?いや、それも改正のうちなのか..?)」
🐼:・・・
🐼「うーん...5億円以上相続財産があると、23歳未満でも残額が相続税課税対象になることですかね・・」
👱♂️「はい」
🐼:「(それで良かったのか🤣)」
👱♂️「次に結婚子育て方も非課税も法改正あるんだけど分かる?」
🐼「うーん...」
(今度こそ2025年まで非課税期間が伸びたことか?)
👱♂️「さっきと同じ様な事なんだけど」
🐼(さっきと同じ様な事...だと...😱)
🐼「すいません...出て来ません」
(非課税期限だけでも答えておけば良かったかな.、、)
👱♂️「分かりました」
👱♂️「生命保険を使うと何が有利になりますか?」
🐼「受取人の固有の財産となります。また500万円×法定相続人まで非課税になります。」
👨「そんなところですかね」
👱♂️「最後にFPの職業倫理について6つ教えて下さい。」
🐼:(伝家の宝刀、ココアの石や!)
🐼「顧客利益の優先、コンプライアンスの徹底、顧客への説明責任、FP自身の能力の啓発、インフォームドコンセント、守秘義務の遵守です。」
👱♂️「あなたはその中でどれを1番重視しますか」
🐼「インフォームドコンセントです」
👱♂️「理由を教えて下さい」
🐼「タワマン税制、新ニーサ、各種非課税の特例など様々な制度がありますので、場合によっては専門家と連携し、お客様やご家族のご理解を確認しながら必ず同意を得て進めていきたいと思います。」
👱♂️「分かりました。これで終わりになります」
🐼「ありがとうございました」
ピピピピ(ここでアラームがなる)
【PARTⅠ所感】
法改正の質問が本当に多かったと思います。タワマン税制は過去出題があった所なので勉強しておいて良かったです。
逆に言えば法改正をノーマークだとかなりキツかったのでは無いかと思います。
PART Ⅰですが、面接官とのやり取りが比較的スムーズに行きました。
控え室に戻った後、今日の晩御飯は何食べて帰ろう....なんて、ふざけた事を考えていたのを覚えています。
この後、地獄のPART2が待ち受けているとも知らずに。。💀