勉強以外に夢中な高校生活から脱却して上智大学に逆転合格

部活に恋愛に全力を注いだ中高6年間


名古屋の中高一貫校に通っていた私は、高校3年生の8月まで部活で忙しく,部活を引退するまでほとんど勉強をしてこなかった。
勉強は定期考査前に詰め込むくらいで、塾に通っていなかったので普段は部活に学校行事に恋愛に全力を注いでいた。そんな感じで中高6年間過ごしていたらあっという間に高校3年生になっていた。
高3の5月に受けた全統記述模試の成績は、『国語40、数学55、英語60強、物理50、化学55、世界史45』と散々な結果だった。
高3の8月に引退した私は、時間こそできたが,何から手をつけていいかわからなく,勉強に対するモチベーションが全く上がらなかった。


憧れの上智大学


そんな私だが,中学生の時から憧れを抱いていた大学があった。
「上智大学 総合人間学部 看護学科」
上智大学の看護学科は他の大学の看護学科と異なり,他学部の学生と一緒に授業を受けたり,看護以外の授業も履修できる。
上智大学はすべての学部が1つのキャンパスに集中していると知っていたので、大学生活をエンジョイしたい!と思っていた私にとってはとても憧れの環境であった。
高2の夏に上智大学のオープンキャンパスに行って以来、その憧れは増す一方だった。
でも、部活も忙しく勉強をしていなかったので、その憧れは遠い存在のままだった。


逆転合格するまでの5カ月間


上智大学の受験日まで残り約5ヶ月、全然時間が足りない。
行き詰まった私は周りの受験仲間や、上智大学看護学科に合格した先輩方に話を聞きまくり、受験に成功している人達の共通点を見つけた。
「勉強内容を見直し,自分にとって1番効率のいい勉強方法を見つけること」
これを掴み,自分の得意分野・苦手分野を再確認したのち,苦手分野に特化した,私にとって効率のいい勉強方法を見つけることができた。
時間がない中,受験当日まで毎日細やかな計画を立て,実践していった結果、偏差値がうなぎのぼりでアップすることに。
高3の5月の全統模試ではE判定だったのに、冬に受けた最後の模試ではB判定にまで成績を上げることができた。
ここまで伸びたのは毎日深夜3時に寝て6時に起きて1日17時間勉強したからだと思う。部活をやっていた分、他の受験生より体力があったからこの生活を続けられたのかもしれない。
最後に受けた模試のおかげで、自信をもって上智大学の受験日を迎えられることにある。
合格通知書を見た瞬間は格別だった。この5カ月のすべての苦労が報われた瞬間だった。


憧れの上智大学生になった今


上智大学生になった今、サークルにバイトに勉強に必死だ。
一人暮らしだから家事をしたり、看護学科の勉強をしたりで上京生活のハードさに少し動揺している。
でも、そのハードさ以上に東京の色んな所で遊べるし、何よりサークルやバイトが楽しくてしかたない。看護学科以外にもサークルや他学科にも友達ができて幸せな大学生活を送れている。
こんな生活を送れるなんて合格通知書を見るまで想像できなかった。
今思うことは一つ
受験期に頑張って上智大学に入れてよかった!

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