子供の英語・英会話教育 ~安く長く活用するには~ その1
近年は子供の習い事に英語が入っている事がよくありますね。学校でも英語が必修化されているのである意味当然なのでしょう。
ところでその英会話ですが、子供の頃は近くの英会話教室に通っていたけれど、小学校高学年や中学頃から他の教科も難しくなってきて結局辞めてしまった・・・なんてことはないですか?塾のほうが他の教科も見てもらえるし、と塾を優先して英会話はやめてしまうご家庭も少なくないようです。勿論優先順位は各家庭で違いますし、出来ないものは出来ない、仕方ないのですが。
元英会話講師としてお伝えできるのは、子供の場合、年齢やお子さんの素質にもよりますが、大抵の子は一度やめちゃうとレベルは一気に下がります。早いうちであればあるほど顕著です。正直、もったいない。折角身についたレベルをそれまで払ってきた月謝とともに投げ捨てるようなものです。それでも読み書きはある程度学校でするのでそこまで落ち込むことは少ないですが(もとから英語が苦手な子は別ですが(汗))、特に会話のレベルダウンは激しいです。数年習ってたから、プライベートだったし、ぶっちゃけインターナショナルの幼稚園でした、関係ありません。日常生活で英語を使って話さなくなった時点でストンと落ちます。インター行ってたのに習わなくなって1年も経たずにほぼ全て忘れたなんてこともあります。
特に会話に関しては継続性が重要です。誰しもそうですが、使わなくなった技術は忘れるのです。それでもまだ中高生くらいまで習っていた子はあまり忘れません。脳も記憶能力もある程度成長しきってから身につけたものなので、割と長く定着しています。他方で10歳前後、子供が塾などに通い始める年齢までに英会話をしなくなった子は時には清々しいくらい綺麗サッパリ忘れてしまう子も少なくないです。
じゃあ中高生ぐらいから習い始めたほうが得じゃない?と思われる方もいると思いますが、ところが発音になるとこれが真逆で、一度日本語だけの発音に慣れた子は中々英語の発音が身につけられない子が多いんです。勿論例外的に遅く始めても発音もマスターする子もいますが、それはその子の語学力が高いからであって、正直才能といいますか、後天的に身に着けられる技術ではないので、どの子もそうなるという保証はありません。なので自分の子はそうでないと仮定して考えるほうがより確実かと思います。
つまり、結局は通常の子は継続しなければ語学力は身につかない、忘れる、という事です。継続は力なり。英会話に関してはこの言葉に尽きます。
でも前述したとおり正直続けられない、というご家庭は多いですよね。英会話だけの習い事、お高い学校がいっぱいあります。そこでこのシリーズは安く長く続けられる子供のための英会話学習について書いていきたいと思います。不定期発信になりますが、ご参考にしていただければと思います!
(ちなみにどこの回し者でもありません。私自身が子育てする中で色々試してみた方法を忘備録的に書き出すつもりですので、あしからず♪)
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