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化学変化その2

今日の静岡は、ちょいと寒いです。

もう完全に冬!!!という感じです。

冬休み勉強合宿日程が始まりました。

近隣公立中学校よりも少し早い冬休みが始まる学校の中学生の学びがスタート。

化学変化の続き

前回、「体験」と「熱」についてお話しました。

今回は、「熱」、これを意図的につくる方法について。

「熱」は物質が分解しようとすることで起きます。

熱があると分解するのですが、分解が先でも熱は起きます。

その分解とは「自分の形」です。

ときどき「目標設定が大事」っていうのを聞きますね。

自分の形を分解させはじめるためにも「目標」を決めることが有効かもしれません。

どんな目標を決めるかというと「ありえない目標」を決めます。

よくあるのはスモールステップで現実的な目標を決めるという考えですが、
ここでは自分の形を分解するための目標設定ですので「ありえない目標」を掲げることです。

自分自身ではありえない目標」を掲げることは困難ですので、保護者や塾の先生が決めます。

「『全科目90点以上』これを君の目標にする」

そうすると、いままで全科目10点台だった子は「ありえないよ~~~」って思います。

普段10点台だった子は、20点くらいだったらと思うことでしょう。

でも「全科目90点以上」

お家のどこかにその目標を掲げるのもよいかもしれません。

ありえない目標を掲げて自分の形を変えてしまうことです。

目標設定で、変化後の自分の形を意識する第一歩を踏みます。

そして、そこで、ある言葉をかけます。

その言葉は、「君にはその力がある」

何度も何度も「君にはその力がある」

という言葉をかけていきます。

ありえない目標によって生じた「無理」という意識をこの言葉で消していく。

そして

もし次の小テストなどで、1点でも点があがったら。

もし、英語基本例文が一つでも覚えられたら。

「やればできるじゃないか」

です。

「やればできる」

という言葉は、まだ何もしていないときに使っても、なかなか通用しない言葉です。

少しでも一歩を踏み出して、変化が起きる状況になったとき使うことで、大きな効果を生み出す言葉になります。

その効果とは、熱の発生のきっかけとしての効果です。

熱が起きると分解が起きますが、分解を先に進めることもできます。

分解がはじまってから言葉かけすることで熱が発生し化学変化を起こすのです。

人は心の中の限界を超えることはできません。

だから、ありえない目標を掲げ、自分の形を壊す意識によって分解を起こさせ、言葉で熱を発生させるのです。

とっても長くて「何を言っているのかわからない」お話しになりました。

これからも「何を言っているのかわからない」を書いていこうと思います。

以上です。

石嶌之広


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