習い事、お稽古事の心得
「稽古とは 一より習い十を知り 十よりかへる もとのその一」 by千利休(茶人)
稽古というのは、初めて一を習う時と、十まで習い元の一に戻って再び一を習う時とでは、人の心は全く変わっているものです。十まで習ったから「これで良い」と思った人の進歩はそれで止まってしまい、その真意をつかむことはできない、との教えです。
お習字をしていた頃に教えていただいた言葉です。本当にその通りだと思います。
何かを自分のものにしたい時、いくら言葉で説明されたことを頭で理解できたと思っても、本