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不思議なつながり②

みなさんこんにちは。野村です。
今回は随分前に書いた記事の続きに進展がありましたので、それを書いてみたいと思います。
その記事というのは、僕がキングコング西野さんのオンラインサロンに入っていて、そのメンバーさんがお店にやってきたという記事です。なぜ来店されたのかを臭わせるだけ臭わせて、続きを書いてなかったのには理由があったのですが、その事についても書いていきます。

前回の記事を読みたい方はこちら


プペル自販機

来店された方はアサヒ飲料の営業の方でした。お話を聞いてみると、えんとつ町のプペルのラッピングをされた自販機を置きませんか?というお話でした。
まず、えんとつ町のプペルを知らない方にご説明すると、キングコング西野さんが2016年に作られた絵本で、夢や希望の無いえんとつ町という架空の町での物語です。架空ではありますが、実はこれ現代社会と非常にリンクしてまして、夢や希望の持てない現代社会にむけたメッセージが込められた絵本となっています。

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絵本自体も大ヒットしていますが、その後、プペルは舞台化や、個展、など多方面に展開しており、今年の12月に映画化されるので、今年の冬、間違いなく話題になるかと思います。

映画えんとつ町のプペルのHPはこちら

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更にこの自販機は、ただラッピングされているだけではないのですが、それを説明する為に、自販機の仕組みを先にお伝えします。
通常自販機というのは、売上の25%くらいが、自販機を置いているとこに入ります。今ならポージィですね。
ですので、ポージィが提供しているのは、その場所と、自販機の電気代となります。
そしてプペル自販機は売上の25%の中から、数%を西野さんの活動に支援として寄付しますというものになります。
そうなると、なぜ西野さんの活動に寄付を?という疑問が出てくるかと思いますが、それはオンラインサロンに入ればわかると思うのですが、西野さんの活動は社会を元気づけたり、困っている人を助けたり、といったもので、間接的にこの自販機の寄付のお金が、人助けだったり、人々に夢を見せたりといったことに使われると確信しているからです。


どこに置くかが問題


ただここで一つ問題が。
じゃあ自販機を置く側のメリットは?となります。今ならアサヒ飲料さんです。
勿論自販機も、それを設置するのもタダじゃないのに、タダで置いてくれるからには、アサヒ飲料さんとしては商品が売れる場所にしか置く意味がないんです。
つまりアサヒ飲料さん的に、自販機を置きたい場所は、お店のお客様と通行人どちらにも商品を買ってもらえる場所が理想となります。
しかしポージィの自販機置き場は、お店の入り口の目の前で、どう考えても通行人が買いに来ることはありません。
つまり、買う可能性があるのは、ポージィのお客様と、ポージィスタッフだけということになります。
それでは正直アサヒ飲料さん的には、厳しいところはあると思うのですが、あーでもないこーでもないと場所を相談した上で、やはり今置ける場所はここしかないだろうということで、店の入り口ということになりました。
アサヒ飲料さん本当にありがとうございます。

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あれやこれやと置き場所を探す2人

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でもやっぱり入り口がいんじゃないか・・・

じゃあ進めましょうといったところで、一旦話がストップに。
実は前回の記事の段階でここまで進んでいました。なぜストップしていたかというと、アサヒ飲料のサロンメンバーさんがあくまで個人的に動いていた今回のラッピング自販機の案件だったのですが(西野さんは版権とかに厳しくなく、サロンメンバーさんの面白そうなことには大目に見てくれます)、いよいよアサヒ飲料さんと、株式会社NISHINO(西野さんの会社)が、正式に事業提携するということで、一旦ストップがかかっていたのです。


いざ再開!

無事に事業提携したということで、先日ご連絡がありまして、ストップしていたラッピング自販機を再開しましょうという話になりました。
正直今の自販機の置き場所は個人的にはラッピングを生かしきれないので、微妙だと思っているのですが、来年の店舗のリニューアルを見越して、一緒に写真を撮りたくなるような、長く愛される自販機になればいいなと思ってお話をさせていただきました。
そこで大事なのがデザインなのですが、提案いただいたのが6パターンありました。どれも捨てがたかったのですが、やはり長く愛されるということになると、飽きのこないオーソドックスなデザインがいいだろうということで、1番プペルっぽいわかりやすいデザインを選ばせていただきました。

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また、12月に映画公開がありますが、プペルというのは絵本ですので、ブームではありません。はらぺこあおむしをブームと言わないように、ずっと何年も何十年も愛される作品になると思いますので、ずっと気に入られて、次々にチャレンジする西野さんのバックアップを微力ながらさせてもらえるのが、とてもワクワクしています。
おそらく完成は11月になると思うので、お楽しみにお待ちください。

野村牧人

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