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デジタルアルバム

みなさんこんにちは。野村です。
今回はまた野村の脳内でぼんやり考えていることを書いていこうと思います。
本当の思いつきなので、これが実現するのかわかりませんが、今はまだ妄想の段階にあることを書いてみようと思います。

写真館的デジタルアルバム


みなさんデジタルアルバムとい聞いて何をイメージするでしょうか?
僕もそれなりに写真館業界が長くなってきたので、業界外の人がどうイメージするのかわかりません。ですので、写真館業界的なデジタルアルバムのイメージを説明すると、デジタル処理(フォトショップなどで修正されて、ページがデザインされたもの)されたアルバムのことです。そして、その反対の昔ながらのアルバムのことを、アナログアルバムといいます。

おそらく一般的には???だと思います。
それってどこがデジタルなの?データとかじゃくて紙にプリントしてアルバムを作るなら、それはアナログじゃないの?と思われると思います。

それはその通りで、つまり写真ががプリントしてある昔ながらのアルバムの紙も、デジタルと言われるデザインされた写真がプリントしてある紙も、全く同じ物を使ってたりするのです。

ここは理解できなくても先に進みます(笑)

つまり、どちらも厳密にいうとアナログアルバムだと思います。
それ自体は別にどちらでもよくて、問題は本当の意味のデジタルアルバムってなんだろう?と考えたところから始まりました。


新しいかたちのデジタルアルバム


では改めて普通に考えた時のデジタルアルバムとはどんなものをイメージするでしょうか?
それってネット上で見られるオンラインのアルバムのことではありませんか?

そこからもう少し掘り下げます。
僕は常々、写真館で撮る記念写真の価値が下がってきているのではないかと思っていました。
僕も子供がいるからわかるのですが、写真館の撮影が、ただの記念写真という物から、体験に変わったことにより、撮影するその日その瞬間だけではなく、写真館をどこにするか調べて、当日までワクワクドキドキして、撮影後もその余韻を楽しむ。そのストーリーまで含めて、写真館の価値になってきたと思います。
そうなると必然的に、写真館で撮った写真だけ残しても物足りなくなるんですよね。
当日、支度中に少し嫌がったシーンは?スタジオに向かう緊張した表情は?終わった後の安堵の表情は?これら全て含めて、ワンセットの思い出になるのではないかと思います。

ただ、残念ながら写真館のフォトグラファーがご自宅まで付きっきりで撮影するのは難しいですし、そもそも家族以外の人間がプライベートスペースに入ってくるのを子供はとても警戒します。
そういうことなので、その瞬間を切り取れるのは結局のところ写真館のフォトグラファーではなく、「家族」以外いないのです。
つまりまとめると、今の時代残していきたいのは写真館で撮った写真だけではなく、その過程や、その後の、まとめたストーリーである。
なので結論、家族が撮ったプライベートフォトと、写真館の記念写真が、混ざってひとつになった物が欲しいのです。


どういう形にする?


ではそれをどういう形にするのがいいのか考えます。
ちなみに、ここからが完全に仮説な上に、多分足りてないです。
足りてないというのは、多分この僕の考えでは商品化できないです。
ただ、いいとこまではきてる感覚はありますし、こういうアルバムが必要になるという感覚は正しいと思っています。

さてこのデジタルアルバムを形にする為に必要な条件があります。
家族の方が写真を撮って、それをひとまとめにするということです。
ただ、その家族が撮る部分は人それぞれ入れたい写真の枚数が違うと思います。
そこで一つのクラウド上に本当のデジタルアルバムスペースを用意して、そこに写真を増やしていく「デジタルの増やせるアルバム」という形をとるのがいいのではないかと思っています。
そしてデザイン加工されたアルバムページデザインを増やしていく。
細かいやり方は決まったいませんが、ゆくゆくは増やせるデジタルアルバムを商品化できたら、僕なら買いたいので、考えていきたいと思います。


野村牧人

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