見出し画像

子どもに知育リトミックがいいって知っていますか?

みなさんこんにちは。野村です
いきなりですけど、みなさんは知育リトミックは知っていますか?
というか、そもそもリトミックを知っていますか?笑
まだ誰でも知っている訳ではないと思います。
昨日まさに毎月開催するイベントだったのですが、今回もワークショップスペースのni-coriさんとコラボさせていただきまして、ni-coriさん会場で今回のタイトルにもなっている知育リトミックを開催していただきました。
更に今回は息子(3歳)を連れて一緒に参加してきました。
今回は実際自分で体験してみた感想を踏まえつつ、記事にしてみたいと思います。


知育リトミックとは?

ではまず、知育リトミックが何なのかを説明する前に、普通のリトミックを説明していきます。
リトミックとは、楽しく音楽と触れ合いながら、基本的な音楽能力を伸ばすとともに、身体的、感覚的、知的に、子ども達が個々にもっている「潜在的な基礎能力」の発達を促す教育。ざっくりいうとこんな感じだと思います。
では知育リトミックはというと、勿論普通のリトミックと同じように、歌と音楽に合わせて、歌ったり、踊ったりということはするのですが、もっと広く「子どもがもつ9つの知能」を伸ばすことを考えて作られています。
具体的に9つの知能とは
・体(体を自由にコントロールする力)
・人(人と関わる力)
・自分(自分を理解する力)
・音楽(リズムや音を感じる力)
・感覚(5感をフルに使って様々なことを感じる力)
・自然(自然と人工物の種類を識別する力)
・言葉(話し言葉や書き言葉を効果的に使いこなす力)
・数(ロジカルに物事を考える力)
・絵(視覚的に空間的なパターンを認識する力)
といったものになっています。これだけ見ると少しややこしそうですが、つまり歌って踊るだけじゃなくて、もっと広く知育について取り組んでるといったところだと思います。
それは僕自身が体験して、まさしくそうだと思った部分でもあります。


講師は平野先生

画像1

今回その知育リトミックの講師をしてくださったのは、知育リトミッククラス輪音(わおん)の平野友子先生です。
平野先生は幼稚園、小学校、中学校、高等学校などの教員免許をお持ちで、中学校と小学校の教員を経て、知育リトミック講師をされている、子どものスペシャリストです。
定期的にni-coriさんで知育リトミックをされていますが、ni-coriさんからのご紹介で、先月はポージィで、今月はni-coriさんで、2ヶ月連続でワークショップを開いていただきました。
平野先生の言葉で印象的だったのが、最初の親御さんへの説明で、子ども達が離れてちゃんとリトミックに参加していなくても、怒ったり注意したりしないで下さい。慣れてない子ども達も、そのうち待ってれば戻ってきます。的なことを言われてた気がします。親というのは、ついつい「そっちいっちゃダメ」とか、「戻ってきて」とか言っちゃいますけど、子ども達のタイミングに合わせればいいという説明を受けて、親御さんの方がホッとしたかと思います。
ああ、この会は肩の力を抜いて、純粋に楽しめばいいんだと思った瞬間でした。

先生のブログはこちら


実際に体験してみて

実際に体験してみて、面白かった遊び?をご紹介します。

①まずは親子でのスキンシップ
子どもの名前を入れた替え歌を歌いながら、子どもを抱っこしてスキンシップ。最初は緊張してた子ども達が、段々安心して、ニコニコ笑顔になっていったり、お喋り始めたりしていました。子ども達にも楽しい雰囲気が伝わっていったのかもしれません。


②森の音楽会
先生が森の音楽会の絵本を読み聞かせながら、歌を歌って、子ども達に楽器のクイズを出して、楽器の真似をさせていきます。絵本を読む、音楽を聞く、歌を歌う、クイズに答える、楽器の真似をする、といったように、子ども達に同時に刺激を与えていくのを見て、これはすごい!と思いました。


③楽しんで勉強する
国旗を一つと、世界地図を広げて、それが何の国かクイズを出します。まず3歳児に世界地図とか国旗とか興味ないんじゃないかな?と思ってたのですけど、意外とこれが食いつく!子どもにとっては堅っ苦しい事なんて考えてなくて、ただの柄当てクイズなので、よく考えてみれば当然ですが、なるほどと思いました。そしてその国の出身の音楽家の名前を説明したり。そのタイミングでは覚えられなくても、きっと子ども達の記憶には、その名前は刻まれたと思います。


④赤とんぼの歌を歌いながら、ストローを使って赤とんぼを工作して、それを吹いて飛ばす。

これも工作、歌う、吹く(運動)と、色々なことを同時に行っててすごいと思いました。


⑤音楽に合わせながら色々やる
これは本当にすごいです。これをやっている先生もすごいし、それについていく子どももすごいです。正直大人でも難しいです。というか大人の方が難しいかも?
まず先生がキーボードを引きます。その音に合わせて、ウサギの真似、リスの真似、クマの真似をします。その後に、紙で作った落ち葉と、ドングリと、空のペットボトルを用意します。また音楽に合わせて、葉っぱを拾ってばらまく音、ドングリを拾ってペットボトルに入れる音があります。更にペットボトルに入れたマラカス(のようなもの)を振るのですが、音楽が普通の音階だとお腹の前、キーが高いと頭の上、キーが低いとしゃがんで下の方で、マラカスを振ります。
今説明したことを最初はバラバラに、最後は一度に音楽に合わせてやっていきます。
できますか?僕は無理です笑


⑥大きな栗の木の下で(Englishバージョン)
普通の大きな栗の木の下では、なんとなくわかりますよね?英語バージョンだとどうなるかというと、手が上に上がっていきます。わかりますでしょうか。
日本語バージョンは頭の上から、手が下方向に降りていくがわかりますでしょうか。英語だと逆なんです。それによって、難易度がぐっと上がります。
これも歌を聞いて、手遊びをしながら、英語にも触れるという遊びです。

画像2

画像4

画像4

部屋中に葉っぱやドングリを撒き散らす笑。普段注意されることでも、ここではOK!子ども達も夢中!


これらを見てわかるように、知育リトミックは歌って踊るだけではない、大人には複雑な、子どもには楽しく学べる遊びを沢山やってくれます。
勉強であり遊びでもある知育リトミックを体験してみたい方は、平野先生までお問い合わせください。
またポージィイベントでも平野先生が登場することもあると思うのでお楽しみに!

野村牧人


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?