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「いい人」の落とし穴

どーも、まさきです。

みなさん、いい人って聞くとどんな人物、印象を思い浮かべますでしょうか?

いつもニコニコしていて怒ったりしなさそう、とか
喋り方が優しく、話をよく聞いてくれる人、とか
人に迷惑をかけない人、とか

こんな感じでしょうか?ほかにもいろんな人物、印象があると思いますが、こういう印象を持っている人物は果たして心から「いい人」なのでしょうか?
もしかしたらそれはなんらかの理由であなたに「いい人」と思ってもらいたいがために演じているなんてことはないでしょうか?


大村正樹

僕はこれといった取り柄も才能もなかったのでとにかく出会う人に「いい人」という風に思ってもらいたくて今まで過ごしていました。
好きでもない相手に「いい人」と思ってもらいたくて、聞きたくもない話を聞いていたり
望んでいない飲み会に「いい人」と思ってもらいたくて、ダルいと思いながら参加しお酒を飲み
相手に対して言いたいことがあったとしても、「いい人」と思ってもらいたくて、言わずに相手に合わして笑っていたり
それも心の奥底では反対のことを思っていても、「いい人」と思ってもらうために良いこと、楽しいことなんだという感情で蓋をしていました。
とにかく自分が考える「いい人像」を常に演じていました。


いい人を演じ続けた結果

人に合わせることで「いい人」という人物像を作り上げて、本当の自分とは何かを見失ってしまったのです。最初の内は大丈夫なのですが、無理をして合わせているのでだんだんと辛くなり楽しいはずのことですら嫌になってしまうのです。好きだって思っていたこともその時一緒にいた人に影響されたもので、その人と会わなくなってしまったらそれは好きなことではなくなってしまう。自分に合わせてくれる人は最初のうちは気があう奴と思いますが、会っていくうちになんの刺激もないつまらない奴となり、そして「いい人」では「都合のいい人」となってしまうのです。


都合のいい人を抜け出すために

まずは自分という人間を知ることが一番大事です。本当はどんなことが好きで何に対して熱くなれるのか、そして何をされたり言われたりしたら怒れるのか。自分なりに好き、嫌いということをはっきりさせることです。いわゆる「信念」というものですかね。それを根本に持っていれば目の前で起きたこと、言われたことの判断をその「信念」にしたがってするだけで無理をする必要もなくなるのです。その判断を繰り返していくうちに、都合のいい人から抜け出すことができます。最初のうちはその場の雰囲気など悪くなって気まづくなることもあるかもしれませんが、そういう雰囲気を出してくる人というのは自分のことを都合のいい人に思っている可能性が高いです。自分に素直に行動していれば、周りは自分のことを理解してくれてより良い人間関係を築くことができるでしょう。


本当のいい人とはどんな人なのか

自分に素直になるというのは自分勝手、わがままで良いということではありません。それでは周りの人が合わせる結果になり離れていってしまいます。
自分の信念に基づき、相手を思いやることができるかどうかだと思います。
そして受動的ではなく能動的に行動することで自分らしさを保つことができ、周りからも気になる存在としていることができるでしょう。
「いい人」というのは自分で決めることではなく、周りの人が自分と関係を持ち、自分という人を理解した段階で決めることなのです。ですから、自分らしいとは何かと考え行動していることが一番ということなんだと思います。


色々と自分の経験、考えを元に書いてきましたが、行動に移せていない部分もあるのが現状であります。頭ではわかっているけれどもなかなか、、、
学生時代から染み付いた思考、行動というのは自分ひとりで変えていこうというのは難しいところはありますが、自分らしい人生を歩むために日々がんばらくてはと思っています。
「いい人」を演じてしまっている人の参考になればと思います。。。

それでは、また!

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