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【全曲レビュー】vol.4 青江好祐(ユースムースアヴェニュー)/チドリアン/ぽわん/アラウンドザ天竺/茶封筒

前回から引き続き、「ORES COMP」全37曲紹介 vol.4 をさせて頂きます。

こちらの全楽曲、アーティスト紹介をさせて頂きます。未発表曲も多数ございますので是非音源をDLして一緒にお楽しみください。(最後にDLページへのリンクがございます。)


17 「デンジャラスママ (home demo)」

青江好祐 (ユースムースアヴェニュー)

自宅録音のデモとして頂いたのですが、ライブ感たっぷりのハイクオリティなノスタルジックサウンドが満載です。バンドサウンドの中に、独特なワードやリフ等の遊び心が随所に散りばめられていて最後まで飽きさせない内容に高揚します。


18 「sweet smoke school Days ~暴走族の唄~」

チドリアン

吉祥寺発の3ピースバンド、1st epの中からご提供頂きました。バイクを盗んだりサイレンに追われたり…懐かしさ?と体験した事もないはずのその情景が自然と浮かび上がります。優しい暴走族のような、ギャップのある甘いメロディが素敵です。



19 「思い出になんてなるもんか」ぽわん

様々な音楽性でリスナーの心を掴むデストロイポップバンド。「思い出になんてなるもんか」というサビのワードが転調と重なってより強い意志を持って聴こえて来ます。儚い主張がバンドサウンドの隅々まで溶けこんでいて一体感が驚異的です。



20 「ヤバい、新聞屋さん。」

アラウンドザ天竺

こちらの楽曲はORESで生まれた1曲目だそうで、今回の収録私もとても嬉しく思います。ラウドロックをここまでオーバーグラウンドに持って来れるのは独自のセンスや決意の塊を感じます。誰もが体験した事のあるようなテーマをメロとシャウトに被せてあって聴きごたえが凄いです。



21 「ろりこうさん」茶封筒

ORESでレコーディングされた楽曲を今回ご提供して頂きました。イントロは軽快なリズムギターとドラムで始まったかと思えば、ミステリアスな歌声と詩の内容。この温度差が生む隙間に妙に引き込まれていきます。一貫性のある奇怪感を極められた耳にとても残る楽曲です。