そもそもDSKって何・・・序章
こんにちは。配信エンジニアのウメムラです。
元々テレビよりラジオが好きでしたが、周りに回って映像の仕事しています。でも今でもラジオは聴いています。一番好きな番組はBayFMの「9の音粋」このために最近は夜飲み歩くのを止めてます・・・
上流・下流工程とレイヤー
エフェクトの上流工程、そもそも上流工程とは?
最近、求人情報によく流れてくる「上流工程できる人募集」とか見ませんか?そうなると・・・
「上流だからすごいコードつかって何か作っているのだろう」とか
「上流だからこんなに給料がいいのだろう」とか
「子供にはエンジニアになってもらってこの上流工程の職についてもらえばくいっぱぐれないだろう」とか考えている人いると思います。たしかに間違いないです。今後はサーバー構築などの上流工程ができる人って色々なところで活躍されると思います。私も言語を書けるようになりたい。
でも実際は「物事の基礎を作る工程」みたいなものです。いわゆる定義を作る人です。サーバーとかウェブサイトなどはこの上流工程からすべてが始まっていきます。川でいう上流は細い川ですがどこかで分岐して海に流れつく幅広の下流には大きなサービスになっている・・・つまり頂点からつくるピラミッドの様です。
で映像の配信でのこの上流工程ってなんでしょう?
そもそも配信のエフェクトってなに?という話を数回に分けて行います。
配信でもいろいろなエフェクトがあります。
・PnP
・トランジション
・クロマキー
・合成
・補正
ざっとできるものでこれくらい。上位のものなるとここにアニメーションなども入ってくるでしょう。その中で見ている映像のなかで大本になるものが上流となります。わかりにくいですよね。次の項目でそこをほじくります。
レイヤーという考え方
ファッションに精通していてもしていなくても一度は聴いたことあると思います。
レイヤードファッション
知りませんか?こういうとかっこいいですよね。でも砕けた言い方しますと・・・
重ね着
重ね着です。最近寒くなってきて重ね着する人増えてきましたね。裸の上にインナー着て、シャツ着て、ジャケット着て、アウター着て・・・この重ねていくことをレイヤーと言います。レイヤーとは階層という意味で積み重なったものということです。
エンジニアでいう上流下流ってAdobeで映像を作っています、IllustratorやPhotoshopが得意ですという人にとってはこっちが分かりやすいかと思います。
映像って上に重ねていくことが多いのです。例えば
この写真には
レイヤー1:白壁
レイヤー2:イルミネーション
レイヤー3:椅子
レイヤー4:人
レイヤー5:マイク
レイヤー6:パソコン
と6階層に分かれて作っております。それが重なってこの写真になります。
つまり背景という画面全体を覆うものが一番後ろでそこから小さいものを載せていく形です。例外を除きますが・・・
DSKはどこに
DSKとは
ダウンストーリームキーといって大概のスイッチャーの機能には備わっています。もちろん弊社のスイッチャーにも組み込まれています。
何が言いたいかというと上流工程のものはスイッチで切っていけますが下流工程はずっと出しっぱなしになります。下から3つ目のトランジションまでは映像の切り替えしに影響を及ぼしますがDSKは出した出っ放しの状態を作れます。重ねた映像の最上段クラスに位置します。だからレイヤーの最上段のイメージなのです。
使用用途
この機能はロゴとウォーターマークなどをずっと出しておきたいときによく使います。
この項目はちょっと空きますが、この使用方法とアップストリームキーとの違いを紹介していこうかと思います。
余談ですが・・・
明日・11/15よりInter BEEなので色々見てこようかと思います。
ので明後日からの3日間はおそらくInter BEEの話になるかなと思います。幕張メッセ近所でご飯食べるなら・・・皆さんはおそらく海浜幕張へ行くでしょうが、私は幕張豊砂という駅が出来たので・・・あの会員制の店になるかなと・・・目当てはクラムチャウダーです。こう寒いとホットドッグと冷たいドリンクバーよりクラムチャウダーとピザですね!
(noteにInter BEEのイベントあれば参加したのに・・・)
StudioKではDSKを試したいという方でもお待ちしております。ウェビナーでロゴをDSKで出しておくとかなかなかないのでいい引きを作れるかも!