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『天鐘のヒストリア』を応援頂いている皆様へ《主題歌に関する重要なお知らせ》

皆さんこんにちは、超プロデューサーのヌビアです。

本日は久しぶりに『天鐘のヒストリア』に関するお知らせです、ポジティブかつ重要なお知らせなので、是非最後までお付き合いください(※なおこの内容は、先日僕がこちらで話したものを整理したものになります)。


はじめに

まず超絶ザックリと『天鐘のヒストリア』について再度説明しますね。
皆さんと一緒にゼロから作る物語」と題し、物語のプロット・ストーリー・主題歌・キャラクターデザイン……など世界観の外側から固めていき、

「この物語を漫画・アニメ・ゲーム……どの媒体で出すのか?」を皆さんの意見で決めていくという、まったく新しいストーリーコンテンツです。


現在、主人公CV:廣瀬大介さんによる1stティザー映像が公開中。2ndティザー映像/主題歌/キャスティング/キャラデザインなどの作業が進行しています。


ただこれは言い換えてしまえば視聴者に責任を丸投げしているとも言えますし、本当にコイツは(コイツの会社は)作りきることができるのか?と疑われてしまうかもしれません。


ですのでこのnoteのページを使って、製作風景を出来る限りすべて公開しているほか「ちゃんとコンテンツを作りきり完成させることができる」という証明を兼ねて、

声優朗読舞台『パラシトスシンドローム』を同時並行で制作しています。こちらは11月21日/22日に公演が決定しています。


お知らせの内容


そして今回のお知らせの内容なのですが、あまり不安にもさせたくないので先に結論を言ってしまいましょう。



俺はイカレたお金の使い方がしたい!!


僕の会社には現在、本業である楽曲制作や演奏業務、舞台制作の仕事などで収入が入っています。そしてそこで稼いだお金の9割近くを、製作中のストーリーコンテンツに突っ込んでいる状態です。

これがあの、フリー●ン様でも使うことのできない《稼いでも稼いでも残高が増えないという魔法》……!!


既に今年の終わりごろまでに1000万円近くなるかもしれない出費額。

出来る限り曲を書きまくり、チェロを弾きまくりして働きまくっているのですが、とはいえ残念ながらアタクシ富豪ではなく


湯水のようにお金が湧いてくるわけでもないので、今の制作段階でお金をどこに使うのが一番いいのかをひとまず考えたのです。

お金をどこに使うかを考えるということは、僕は何のためにこのプロジェクトをやるのかをさらに突き詰めることでもあります。それをここ1~2ヶ月ほど考えていたらこんな結論になったのです……



僕は皆さんに「こいつのプロジェクトは面白えな!」と思って欲しい。


そんな時きっとどこかにいい意味で「こいつはイカレている!」と思わせるポイントが出てくるはずなんです。言い方を変えれば、イカレていると思えるほどこだわっているポイントをどこで見せられるかだと思うんです。


当然僕はこの物語を作る上で、ストーリー・キャラデザ・音楽・映像……何一つ取っても絶対に妥協したくありません。それはプロジェクト始動時も今も変わりません。



なぜならこれは自分の命をかけたプロジェクトだから。

一度諦めた夢を、再び追い始める自分自身の物語でもあるから。




だけどこだわりを超えて、イカレているところまで突き詰められるものは何だろうと考えた結果……音楽だなあと思ったんです。

どこまで行っても僕はミュージシャンであり、音楽が原点。ならばどうせお金を使うなら、音楽に前代未聞のこだわり方をしたら面白くないだろうか?

アニメーションやダンスなどにこだわるのはトレンドだけど、ここはあえて音楽にこだわってみるのはどうか?


音楽に最大限イカレていくなら、きっとみんなに面白がってもらえるんじゃないか。ここまで吹っ切れるやつがいるなら、きっとこの物語を作り切ってくれるんじゃないかと、そう思ってもらえるのではないか。

……だから僕は思いました。




前代未聞のこだわり方をした
主題歌を作りたい!!


とはいえどうやったらそんなこだわり方ができるだろう?今やフルオーケストラを取り入れた主題歌やBGMも、ものすごくお金はかかりますがよく見るようになってきました。


それを超える何か、この作品の厨二病的な世界観にぴったりマッチするような、それでいてイカレたこだわり方……


こだわり…………あっ…………



テッテテテッテッテーーテッテーーン(ドラ●もん)





パ イ プ オ ル ガ ン



パイプオルガンの生音を収録したい

パイプオルガンをゲームやアニメの音楽で生音で収録する、これ実はかなり前代未聞じゃないかと思うんです。


え、意外とあるんじゃないの?と思うでしょ……ないんですよ。いや探せばあるのかもしれない、でもフルオーケストラなんかに比べれば圧倒的に少ないだろうし、片手に収まる範囲なのではと思います(※少なくとも僕がググった範囲では存在しなかった)


そしておそらくパイプオルガンがゲームやアニメ関係で使われる時は、打ち込み音源(PCで鳴らす音)で作っているか、もしくは収録ではなく生演奏イベントで使われるか。



一体なぜか……?音楽に詳しくない人向けに簡単に言えば、それはこの楽器が建物ごと鳴らす楽器だからです。


一般的に収録は、残響の成分がないスタジオなどの環境で行われます。分かりやすく言えば、山とか教会とか体育館とかホールとか、いわゆる音が響く環境で行わないんですね。

例えばじゃがバターを料理する時に酢漬けのじゃがいもをわざわざ使わないですよね?それと同じです。一旦味付けのされていないない材料から味をつけていくはずです。


実は反響成分についても同じで、最初は一切反響成分のない音を録音しておいて、後からエコーを足すんですね。



……ところがパイプオルガンはそうはいかない。

だってパイプオルガンはスタジオに持ってこれないから!!
空間が響いているから!!!
建物ごと楽器だから!!!!


ありがたいことに今の時代は、打ち込み音源でも結構クオリティの高いパイプオルガンを使うことができます。要するに収録するのは難易度が高すぎる&手間がかかりすぎる=コスパが悪すぎるわけです。


……これ生演奏で収録したらやばくないか?サウンドのクオリティーだけではありません、これはもはや「浪漫/ロマン」。次元●介もそうだったでしょ、最後はロマンなんだよ。


もちろんパイプオルガンだけ生収録というのはバランスが悪いと思うので、主題歌に使われるであろう予定の楽器

  • ギター

  • ベース

  • ドラム

  • ストリングスオーケストラ

  • 混声合唱


……ぜ~~~んぶ生収録しちゃえばどうだ?(ヤケクソ)



もう一度言いますけど、これ資金が10億も100億もあるような会社のやってることじゃないですよ?ついこの前まで個人事業主だった会社の社長が「イカレてるやろ!」ってやってることですよ?


そしてこの話が出た飲みの席で、賛同してくださったサウンドエンジニアの方・作曲家の方が何名か集まりました。なんならその作曲家の方の1人は、僕の作曲の師匠です。


……みんなイカレてるよ!!!どうして誰も首を横に振らないんだ!!!


さいごに

僕は自分のお金の使い方をずっとこの半年間考え続けてきました、お金の大切さは何より分かっているつもりです。

だからこそ、応援してくれるみんなが笑っちゃうような、思わずワクワクしちゃうようなお金の使い方がしたいのです。なんならこれを見た周りの人が「そんなクレイジーなら俺も参加してえ」と言いにきて欲しい。



そう、何よりも僕自身がワクワクできるような
お金の使い方がしたいのです。


そうだよ最初から逃げ道なんてない、不退転の覚悟でここに立っているんじゃないか。キャスティングもイラストも妥協なくこだわりたい。でも普通のこだわりで作ったら、世界一のコンテンツなんて作れるわけないだろう?



お前はただ「頑張ったね」って言われたいのか?
「すごいじゃん」て言われたいのか?


……違う。


俺は「これだけは世界中のどんなコンテンツにも負けない」って胸張って言えるようなコンテンツを作りたいんじゃないのか。今ある大企業ができないことだからこそ「ゼロから作る物語」を掲げてその道を歩んでいるんじゃないのか。


お前にしかできない、お前の立場だからしかできない、一番クレイジーなこだわり方でお前の思い描くストーリーを現実にしろ。


ということで何百万かかるか分からないような、『天鐘のヒストリア』主題歌の制作プロジェクトがスタートしました。



これに伴い、少しだけ僕の動き方が変わります。


  1. かねてより制作中だとお伝えしていた2ndティザー映像については、引き続き制作を進めますが、リリースのタイミングが数ヶ月遅れる見通しです。

  2. 現時点で総勢20キャラほどいる残りのキャラクターのキャスティングについては、主要キャラのみを優先的に決めていきつつ、主題歌の音楽・映像・必要なイラスト素材へ重点的に制作予算を割いていきたいと思います。


ここで業界でも類を見ないほど圧倒的にこだわった主題歌をリリースすることによって自分の熱を世界に伝え、それをきっかけにして残りのキャスティングをスムーズに決めていきたいとも考えています。



……果てしないです、何度でも言いますがイカレているとわかっています。

ですがどうせ「ゼロから作る物語」を掲げるなら、みんなに面白いと言わせたいなら。誰もやっていないことをやってみんなをワクワクさせたい。



この振り切り方は、きっと自分にしかできないこだわりだと思っています。

そしてこの決断ができたのは、毎月このnoteを支援してくれているメンバーシップ会員の皆さんのおかげです。

毎月入ってくる収入は何十万もあるわけではありません。しかしこれがあることによって「僕は毎月みんなから応援の気持ちを受け取っている」と日々実感することができます。それが僕の背中を押してくれるのです。


……だから改めて本当にありがとう。

そしてこれを読んで支援したいと思ってくれた頭のイカレた人がいたら、仲間になって欲しい。応援してほしい。



みんなから支援してもらったお金は、実は1円も使わずに貯めてあります。このお金を「こんな風に使ったよ!」と胸を張って報告するために。

これからも僕は、超プロデューサーとして走り続けます。


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