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発酵オリエンタルヴィーガンカリー

オリエンタルヴィーガン=動物性タンパク質、ニンニク、玉ねぎ、ニラ、ラッキョウ、ネギ、野蒜、香りや、刺激の強い食物、化学調味料等を使わない、仏教精進料理の基本となる料理法

自分はフレキシタリアンですが、
フレキシタリアン=造語、時には(頂き物や、寄り合いの席などではごく少量頂く事は有り難く命を頂いてる)
日本ではどこのお店もヴィーガンには大変難しい外食産業が多い様に思っている。
台湾では、美食と、全素が分かれている外食も多い。
タイ王国に至っては、五葷を抜く事は、敬拝すらされる文化もある。
ヨーロッパではヴィーガンも増え環境や、食に大きな議論もされている。

かたや、日本はというと、このヴィーガンの考えや、食に対する意識はかなり低い特にオリエンタルヴィーガンに至ってはほぼ皆無に近い。
(個人見解なのでごめんなさい。)

かの有名な福井県の永平寺では仏教精進料理実践を今も尚続いている。

何故、五葷を取り入れないのかは、約2500年前の釈迦牟尼世尊=お釈迦様が進め無かったからだと言われている。
刺激や、香りの強い物、(とうがらしはどうなんだという所は言及してはないが、)動物性は判断を鈍らせたり、怒りを増幅させたり、疫病等の流行病を誘発していたのではないかと思われる。
ここ数年、自分はオリエンタルヴィーガン食を取り入れて変化を感じ改めて食の有り難みを肌で感じている。
例えば体の疲れの回復が早い。
思考の偏り、胃腸の調子や、便通等、ありとあらゆる所に良き作用をもたらせているのは
経験談としてここに記しておこう。

近年ではマクロビや、菜食者、等少しずつではあるが、日本の小さなコミュニティで少しずつ見受けられる様になって来たのは嬉しい事。
しかし、偏りがすごい事に気づく。
例えば、ヴィーガンじゃないとコミュニティに居れない、非難や、排除、陰でコソコソ等、
対立にあたいする言動や、行動
いじめにも近い雰囲気等をたまに感じる時がある。
他にも最近では、コ○ナワ○チンの接種者を巡って打ってる方を非難したり、排除する不穏な空気を感じている。
果たしてこの考え方は平和になるのかと、不思議な価値観が垣間見える。
当の本人達は悪気がないのはわかるのだけど、
言ってる事とやってる事がチグハグに見えてくる事が少し残念だと感じている。
世の中は色んな人達で構成されていて
良い人達もいれば偏った人達や、肉食性の強い人達もいれば菜食に趣を置いてる方もいる。

世界を見渡せば
もっと幅広い価値観や、生き方、環境でコミュニティを良くも悪くも形成している事に気づく事が海外などに出た時に沢山の刺激になって目に映る。

かの有名なインドの聖人ガンディー翁の言葉に
こんな言葉が有る。
とある日本のお坊さんが、(ここでは名前は伏せておく。)
西天開教=インドから生まれた仏教を中国を経て、日本にやってきたものをまたインドへ還すという予言が経文の中に書かれている
を目指してインドを行脚された時に、
ガンディー翁は糸紡ぎを手で駒を回し糸を紡いでおられたときに、日本のお坊さんが、こんなに沢山の糸を紡ぐなら機械を使われてはと尋ねてみた、そしたらガンディー翁はこれは糸を単に紡いでいるのでは無く精神修行をしていると答えたそうな。
機械を使い、早く紡ぐ事を目的としない思想は大変素晴らしかったと記す伝記が日本には確かに存在している。

こういったやりとりから相手の立場に立ち物事を慎重に考え、尊重している考え方は
今一度、現世で生きる人には大事な考え方だと
思う。

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