S.A.T.S "Shout at devils"
9月にスタジオオリーブでレコ発が決定している都内を中心に活動するスリーピースロックバンド"S.A.T.S"が7月13日に"NARROW GAGE RECORDS"よりドロップした1stミニアルバムをゲット!ひとりでも多くの方に興味を持ってもらえたらと生意気ですが勝手にレビューさせていただきました。
👿In my hands and it's the world war
吹き荒ぶ風のSEから幕を開け、ダークに曲が進み中盤のギターソロから後半へなだれ込む展開がすこぶるカッコ良いホラー風味のデトロイトロックスタイルナンバー。
👿Direction of light
チャーボーさんの直上型ダンスビートに70年代ジャパニーズロック的な歌い回しのつっつんさんのストレートアヘッドな歌と澁さんのジャリッとしたメロディックギターが絡むS.A.T.S流硬質和風モッドパンクナンバー。
👿Please don't go in the dark
キャッチーでありながら一筋縄ではいかないポゴナンバー。チャーボーさんの手数の多いドラムがアクセントになって曲をドラチックに盛り上げます。
👿Dirty jewels
ジャングリーなギターにEATERやSLFを彷彿とさせるつっつんさんのベース、そこに澁さんの歌が乗るとソウルになるというまさにS.A.T.Sかくあるべし!なロックナンバー。
👿繋げ届け開け
ヘヴィでブルージーでファンキーなオールドスクールスタイルのロック。S.A.T.Sが何処から来たのかを垣間見る事ができるナンバー。
前作を上回る喧しさと摩訶不思議で熱い5曲。散文詩的なメッセージ性のある歌詞にも注目。固定観念に縛られて身動き出来なくなる時がある自分のような人間の耳をそっとこじ開けてくれる刺激溢れる銀盤です。
こんな駄文で申し訳ないのですがひとりでも多くの方の耳に届きますように。
横浜天王町スタジオオリーブ
福原正純
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