創造とは建築学である Mix Masteringもかもね♪
現在放映中のドラマを嫁とみてまして高校2年の進学校に通う娘の影響もありいろんなことを考えさせられました。
そのなかで表記のお題がありました。国語の授業の 「要約」本1冊を100文字くらいでまとめなさい。あらすじでなく作者の言いたいこととかも含めてみたいなかんじでした。
MIXもMASTERINGもある意味建築学にのっとってやらないとまともなものにはなりにくいです。
立方体を縦横高さを3等分してそこに当てはまるようにPANなりFEDERを調整。んなことは曲が止まってる時の考察にすぎません。わたしもMIXIで10年以上前にあるコミュニティで話したことですが、もっと昔から欧米のMIXの本に載ってるとおもいます。
良いミックスとは上記立方体に楽器を配置すると勘違いするかたもおおいとおもいますがこれは単に初心者にミックスの基礎構造を図解しただけのことです。
楽器は奏法によって役割が変わります 建築学と違うのは音楽は、そこに時間経過による曲進行があります。そこにそれに同期した感情表現があります。
楽器の役割。例えばギタ-。SOLOはメロディ、 コードアルペジオは ハーモ二- 、コードカッティングはリズムとなります。かなりおおざっぱですがギタ-だけでも奏法により3つの役割があります。(コードソロとかカッティングソロとかもありますが、あくまでざっくりです。)
役割ごとにPANも音量も変わります。
何が言いたいか勘のいいひとはもうわかってると思いますが、今、そのタイミングでの、その楽器のアレンジ上の意味、例えば、おなじリズムの役割でもメインのリズムなのかハイハットのサブなのか スネアのサブなんか それがどの帯域なのか、絡む楽器との関係、ほかに同時になってるパートとの関係を見極めて判断、またそれはエンジニアのエゴでなくアレンジャ-がその音を楽譜に書いた意味 作曲者の曲進行に対しての意図も考える必要があります。
MIXとは単にかっこいい音?にして終わりじゃないです。上記アレンジを再構築し曲を作者の意図に沿った作品に仕上げる作業と思います。
最近MASTERINGしてて???????????とおもうMIXはたいがい上記を無視したものです。とくに日本語の歌で歌詞が何いってるのか言葉として不明なものは正直どんなにかっこいい音色でもNGと思います。
上記建築学にのっとり???wかつ最終的にその曲(自分が作業したものを聴いて)泣ける?が私の最終判断基準です。泣ける?はかなり主観的ですが万人にたいして100点のエンジニアリングはありません。料理もそうかもですが。ただ持論として自分も感動させれない音でリスナ-さんが感動してお金払ってまでその曲を聴いていただけるとは思いません。
またそれを判断するのに一番大事な機材?は正しいモニタ-環境です。
自戒をふくめて書きました。悪しからず。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?